Carl Martin、アナログマルチエフェクター「QUATTRO」、ビンテージスタイルのエコー「ECHO TONE」リリース
フックアップは、デンマークのエフェクトペダルメーカーCarl Martin(カール・マーチン)のProシリーズ「QUATTRO」と「ECHO TONE」を発売した。
デンマークのエフェクトペダルメーカーCarl Martin社より、高品位なエフェクトペダルシリーズとして好評のProシリーズから2機種が登場した。
1つめの「QUATTRO」は、Carl Martinが誇るペダルエフェクト4種類を合体させた“アナログ”マルチエフェクターで、Proシリーズエフェクト4台をエフェクトボードに組み上げたごとく動作する。さらにエフェクトループを搭載し、他のエフェクトペダルも一体化可能だ。
2つめの「ECHO TONE」は、ビンテージスタイルのエコーエフェクトペダルで、最大1200msecのディレイタイムを誇る。エフェクトループに外部エフェクトを接続することで、エコー音に任意のエフェクトを付加できるのも特徴だ。
各機種の概要とおもな仕様は以下のとおり。
●QUATRRO
デジタルマルチエフェクターやモデリングアンプ全盛の時代に、あえてアナログにこだわるCarl Martinが出した答えが、この「QUATTRO」。Carl MartinのProシリーズの中でも特に人気のある4つのエフェクトを1つの筐体に収めている。
まず最も人気のあるCOMPRESSOR/LIMITTERは、COMPRESSIONツマミとLEVELツマミのシンプルな仕様。ギターサウンドを引き締め、特にソロプレイで効果を発揮する。そして2チャンネル仕様のOVERDRIVEは、クランチサウンドとハイゲインサウンドをフットスイッチで簡単に切り替え可能。歪み具合の他にトーンコントロールでサウンド調節ができる。
続いて装備されたVINTAGE CHORUSはとても使い道の広いエフェクト。SPEEDとDEPTHノブの設定でゆっくりとしたうねりのあるサウンドから、速いレスリースピーカーのようなサウンドまで作ることができる。
最後に装備されたVINTAGE ECHOは、古いテープエコーを再現。今日のクリーン過ぎるデジタルディレイでは失われてしまった、音楽的でウォームなエコーが得られる。特にTONEコントロールを絞ったときに得られるビンテージなサウンドは特筆もの。TEMPOスイッチでタップテンポによりディレイタイムを設定でき、最大で1000msのディレイタイムを誇る。
さらにOVERDRIVEとVINTAGE CHORUSの間にエフェクトループを装備。歪みのバリエーションのために別のディストーションペダルをつないだり、モジュレーション系のペダルをつなぐのもよいだろう。
・へビーデューティなダイキャストボディ
・COMPRESSORセクション:コンプレッションの強さと出力レベルのみのシンプル設計
・OVERDRIVEセクション:クランチチャンネルとハイゲインチャンネルを用意、各歪み設定の他にマスタートーンとマスターレベルを装備
・VINTAGE CHORUSセクション:コーラスエフェクトの深さと速さを幅広く設定
・VINTAGE ECHOセクション:TAPスイッチで設定する最大1000msのディレイタイム、エコーエフェクトのレベルとトーン、そしてリピート設定(ディレイタイムは電源オフ時に記憶されない)
・INPUTジャック(インピーダンス1MΩ)
・OUTPUTジャック(インピーダンス100Ω)
・SENDジャック(インピーダンス200Ω)
・RETURNジャック(インピーダンス1MΩ)
・電源:100V AC/6W
・サイズ:410(W)×160(D)×70(H) mm
・重さ:2000g
※トゥルーバイパスではないが、アウトプットバッファー回路によって本体からアンプまでの距離がある場合でもノイズに強い仕様になっている。
●ECHO TONE
「ECHO TONE」は、最大1200msecのロングディレイタイムを実現したビンテージスタイルのエコーエフェクトペダル。Carl Martinの人気ディレイペダルのDELAYLAとDELAYLA XLを基に開発され、タップテンポによるディレイタイムの設定とマニュアルによるディレイの設定とを切り替えて使うことができる。たとえば、TEMPOスイッチを使ってタップテンポ入力することで、曲のテンポに合わせたスラップバックエコーによるバッキングを行い、切り替えてあらかじめ設定してあるディレイタイムで量感のあるソロを弾くといったことを可能にしている。
そしてユニークなエフェクトループを装備しているので、エコー音のみにコーラスやフランジャー、オーバードライブなどのスパイスを加えることができる。
・へビーデューティなダイキャストボディー
・TIMEコントロール:マニュアル設定時のディレイタイム設定
・ECHOコントロール:エコーエフェクトのミックス調整
・FEEDBACKコントロール:エコーエフェクトのリピート調整
・TONEコントロール:エコーエフェクトのトーン調整
・ECHOスイッチ:エフェクトのON/OFF
・SELECTスイッチ:タップテンポモードのON/OFF
・TEMPOスイッチ:タップによるディレイタイムを設定
・TRAILスイッチ(背面):ONの場合、バイパス時にエコーエフェクトが残る
・INPUTジャック(インピーダンス1MΩ)
・OUTPUTジャック(インピーダンス100Ω)
・ディレイタイム:20ms~1200ms
・INPUTジャック(インピーダンス1MΩ)
・OUTPUTジャック(インピーダンス100Ω)
・SENDジャック
・RETURNジャック
・電源:100V AC/2.1W
・サイズ:186(W)×120(D)×55(H) mm
・重さ:820 g
※トゥルーバイパスではないが、アウトプットバッファー回路によって本体からアンプまでの距離がある場合でもノイズに強い仕様になっている。
◆QUATTRO(クアトロ)
ダイレクト価格:49,800円
◆ECHO TONE(エコートーン)
ダイレクト価格:35,700円
発売日:2012年12月14日
◆Carl Martin 製品ラインナップページ
◆QUATTRO 製品詳細ページ
◆ECHO TONE 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
デンマークのエフェクトペダルメーカーCarl Martin社より、高品位なエフェクトペダルシリーズとして好評のProシリーズから2機種が登場した。
1つめの「QUATTRO」は、Carl Martinが誇るペダルエフェクト4種類を合体させた“アナログ”マルチエフェクターで、Proシリーズエフェクト4台をエフェクトボードに組み上げたごとく動作する。さらにエフェクトループを搭載し、他のエフェクトペダルも一体化可能だ。
2つめの「ECHO TONE」は、ビンテージスタイルのエコーエフェクトペダルで、最大1200msecのディレイタイムを誇る。エフェクトループに外部エフェクトを接続することで、エコー音に任意のエフェクトを付加できるのも特徴だ。
各機種の概要とおもな仕様は以下のとおり。
●QUATRRO
デジタルマルチエフェクターやモデリングアンプ全盛の時代に、あえてアナログにこだわるCarl Martinが出した答えが、この「QUATTRO」。Carl MartinのProシリーズの中でも特に人気のある4つのエフェクトを1つの筐体に収めている。
まず最も人気のあるCOMPRESSOR/LIMITTERは、COMPRESSIONツマミとLEVELツマミのシンプルな仕様。ギターサウンドを引き締め、特にソロプレイで効果を発揮する。そして2チャンネル仕様のOVERDRIVEは、クランチサウンドとハイゲインサウンドをフットスイッチで簡単に切り替え可能。歪み具合の他にトーンコントロールでサウンド調節ができる。
続いて装備されたVINTAGE CHORUSはとても使い道の広いエフェクト。SPEEDとDEPTHノブの設定でゆっくりとしたうねりのあるサウンドから、速いレスリースピーカーのようなサウンドまで作ることができる。
最後に装備されたVINTAGE ECHOは、古いテープエコーを再現。今日のクリーン過ぎるデジタルディレイでは失われてしまった、音楽的でウォームなエコーが得られる。特にTONEコントロールを絞ったときに得られるビンテージなサウンドは特筆もの。TEMPOスイッチでタップテンポによりディレイタイムを設定でき、最大で1000msのディレイタイムを誇る。
さらにOVERDRIVEとVINTAGE CHORUSの間にエフェクトループを装備。歪みのバリエーションのために別のディストーションペダルをつないだり、モジュレーション系のペダルをつなぐのもよいだろう。
・へビーデューティなダイキャストボディ
・COMPRESSORセクション:コンプレッションの強さと出力レベルのみのシンプル設計
・OVERDRIVEセクション:クランチチャンネルとハイゲインチャンネルを用意、各歪み設定の他にマスタートーンとマスターレベルを装備
・VINTAGE CHORUSセクション:コーラスエフェクトの深さと速さを幅広く設定
・VINTAGE ECHOセクション:TAPスイッチで設定する最大1000msのディレイタイム、エコーエフェクトのレベルとトーン、そしてリピート設定(ディレイタイムは電源オフ時に記憶されない)
・INPUTジャック(インピーダンス1MΩ)
・OUTPUTジャック(インピーダンス100Ω)
・SENDジャック(インピーダンス200Ω)
・RETURNジャック(インピーダンス1MΩ)
・電源:100V AC/6W
・サイズ:410(W)×160(D)×70(H) mm
・重さ:2000g
※トゥルーバイパスではないが、アウトプットバッファー回路によって本体からアンプまでの距離がある場合でもノイズに強い仕様になっている。
●ECHO TONE
「ECHO TONE」は、最大1200msecのロングディレイタイムを実現したビンテージスタイルのエコーエフェクトペダル。Carl Martinの人気ディレイペダルのDELAYLAとDELAYLA XLを基に開発され、タップテンポによるディレイタイムの設定とマニュアルによるディレイの設定とを切り替えて使うことができる。たとえば、TEMPOスイッチを使ってタップテンポ入力することで、曲のテンポに合わせたスラップバックエコーによるバッキングを行い、切り替えてあらかじめ設定してあるディレイタイムで量感のあるソロを弾くといったことを可能にしている。
そしてユニークなエフェクトループを装備しているので、エコー音のみにコーラスやフランジャー、オーバードライブなどのスパイスを加えることができる。
・へビーデューティなダイキャストボディー
・TIMEコントロール:マニュアル設定時のディレイタイム設定
・ECHOコントロール:エコーエフェクトのミックス調整
・FEEDBACKコントロール:エコーエフェクトのリピート調整
・TONEコントロール:エコーエフェクトのトーン調整
・ECHOスイッチ:エフェクトのON/OFF
・SELECTスイッチ:タップテンポモードのON/OFF
・TEMPOスイッチ:タップによるディレイタイムを設定
・TRAILスイッチ(背面):ONの場合、バイパス時にエコーエフェクトが残る
・INPUTジャック(インピーダンス1MΩ)
・OUTPUTジャック(インピーダンス100Ω)
・ディレイタイム:20ms~1200ms
・INPUTジャック(インピーダンス1MΩ)
・OUTPUTジャック(インピーダンス100Ω)
・SENDジャック
・RETURNジャック
・電源:100V AC/2.1W
・サイズ:186(W)×120(D)×55(H) mm
・重さ:820 g
※トゥルーバイパスではないが、アウトプットバッファー回路によって本体からアンプまでの距離がある場合でもノイズに強い仕様になっている。
◆QUATTRO(クアトロ)
ダイレクト価格:49,800円
◆ECHO TONE(エコートーン)
ダイレクト価格:35,700円
発売日:2012年12月14日
◆Carl Martin 製品ラインナップページ
◆QUATTRO 製品詳細ページ
◆ECHO TONE 製品詳細ページ
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
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