NEXOから独創的なモジュラーコンセプト採用のラインアレイスピーカー「STMシリーズ」登場、NXAMP用オプションも

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▲上からメインモジュール「STM M46」、ベースモジュール「STM B112」、サブベースモジュール「STM S118」。
ヤマハは、業務用スピーカーシステムの製造・販売を行う100%子会社であるNEXO(ネキソ)社(フランス)の新製品として、NEXO「STMシリーズ」を2013年1月に、パワードTDコントローラー「NXAMP」のオプション製品群を2013年2月に発売する。

NEXO社は、1979年にフランスのパリに設立された業務用スピーカー製造・販売会社であり、高音質を要求される大型コンサート会場・ホール・劇場等で使用される高出力業務用スピーカーで高い評価を得ている。2005年6月にはヤマハと業務提携を開始し、2008年7月には子会社化、2009年1月には、ヤマハがNEXO社製品の輸入・販売元として、日本国内における販売を開始している。そのNEXOの新製品が「STMシリーズ」だ。

「STMシリーズ」は、ラインアレイタイプでありながらモジュラーコンセプト、「Scale Through Modularity」を採用した新基軸のスピーカーシステム。

フルレンジのメインモジュール「STM M46」、中低域を拡張するベースモジュール「STM B112」、超低域を拡張するサブベースモジュール「STM S118」、大規模システムのダウンフィルや小規模システムのメインとしてマルチ使用が可能なオムニモジュール「STM M28」(来春以降予定)という4種類のモジュールをラインアップ。これらを自由に組合せることで数百人規模から数万人規模までのシステムの構築が可能となる。

現場の規模を問わない卓越したスケーラビリティを実現し、サウンドクオリティはもちろん、システムの保管から輸送、設置、運用まで、サウンドビジネスに関わるあらゆる業務プロセスにおいて高品位かつ高効率なソリューションを提供する。


▲NXAMPのオプション群。左からNXAMP用Danteネットワークカード「NXDT104」、NXAMP用デジタルメーターユニット「NXDMU」、NXAMP用デジタルパッチユニット「NXDPU」。

また、「STMシリーズ」をはじめとするNEXOスピーカー全モデルに対応し、ヤマハとの共同開発による大出力4chパワーアンプの搭載により、システム全体を安全に駆動しながらスピーカーの能力を最大限引き出すパワードTDコントローラー「NXAMP」のオプション製品群も発売する。NXAMP用Danteネットワークカード「NXDT104」、NXAMP用デジタルメーターユニット「NXDMU」、NXAMP用デジタルパッチユニット「NXDPU」がラインナップされる。

◆NEXO STMシリーズ
・メインモジュール STM M46
・ベースモジュール STM B112
・サブベースモジュール STM S118
価格:いずれもオープン
発売日:2013年1月

◆NEXO NXAMP用オプション
・Danteネットワークカード NXDT104
 価格:199,500円
・デジタルメーターユニット NXDMU
 価格:オープン
・デジタルパッチユニット NXDPU
 価格:オープン
発売日:2013年2月

◆NEXO STMシリーズ 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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