ローランド、身近なビデオカメラでハイビジョンの映像スタジオを実現するマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-40HD」
ローランドは、映像切替機(以下、ビデオ・スイッチャー)「V-40HD」を2012年12月下旬より発売する。
「V-40HD」は、HDMI端子で接続可能なビデオ・スイッチャーだ。近年、民生用ビデオカメラはハイビジョンに対応し、高画質化や低価格化が進行、さらに画質を損なうことなくデジタル接続できる「HDMI端子」が標準で搭載されている。「V-40HD」は、このHDMI端子に対応、民生用のビデオカメラやテレビ、パソコンなどを組み合わせることで、学校の放送室からテレビ・スタジオ、コンサートにおける大画面映像演出のシステムまで、高画質かつローコストに構築できるというわけだ。
入力端子は、民生用ハイビジョン・ビデオカメラに搭載されている「HDMI」、パソコンの映像出力「RGB」、従来のビデオ機器に搭載されていた「コンポジット」の3種類を4系統の各チャンネルに搭載。これら合計12本の映像を自由に切り替え可能だ。出力も「HDMI」「RGB」「コンポジット」を3系統、合計6出力を装備し、さまざまな機器に対する。
HDMI端子により、民生用のハイビジョン対応機器をデジタル接続で利用可能。高画質化の進む民生機器でシステムを構成することで、テレビ・スタジオや学校放送室などを高いコストパフォーマンスで実現する。さらにHDMI端子は著作権保護技術のHDCPに対応。ブルーレイ・ディスクやゲーム機、タブレットPCからの著作権保護された映像素材でも切り替え/合成可能だ(これらの素材を「V-40HD」で切り替えた出力には、HDCPを利用して、不正コピー防止のための暗号化が施される)。
さまざまな映像機器を接続し、混在して使用できる「マルチフォーマット」への対応は端子形状だけではない。地上デジタル放送に代表される16:9ワイド映像と、アナログビデオの4:3映像、PC映像といった異なる種類の映像を調整し、切替/合成可能だ。入力できる映像は、最大でフルハイビジョン(1080/60p、WUXGA)と、地上デジタルTV放送を超えるクオリティの映像に対応する。ワンタッチで入力選択ができるほか、映像のズームと位置調整や、ロゴ合成、PinP、ワイプなど本格的なエフェクトの使用も可能。出力フォーマットは、SD/HD/RGBのボタンを押すだけで選べるようになっている。
また、音声の入力端子も装備、HDMI端子から出力可能となっているのも特徴だ。従来のビデオ・スイッチャーでは、映像と音声を1本のHDMI信号で処理する場合、別システムが必要だったが、「V-40HD」は、1台で可能(オーディオ・エンベデッド機能)。学校の放送室など、映像と音声の両方を使うシステムのコストダウンに貢献する。さらに、オーディオ・ディレイ搭載なので、映像と音声のズレも調整可能なのも見逃せない。静音化のため、冷却ファンのない設計となっているのもポイント。たとえば、クラシック音楽のコンサートなど、静けさが求められる現場でも安心して使用できる。
使い勝手の面では、現在の操作状況は内部メモリーに記憶させることが可能。メモリーは合計25の設定パターンを登録できる。MIDIケーブルで接続すれば、オーディオミキサーとの連動や複数台のV-40HDの一括操作できるのに加え、RS-232CでPCなどの制御機器との連携も可能。本体設定はUSBメモリへ書き出し、読み込み可能。よく使う設定のバックアップができるようになっている。
◆マルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー V-40HD
価格:388,500円
発売日:2012年12月下旬
◆V-40HD 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ローランド
◆ローランド チャンネル
◆BARKS 楽器チャンネル
「V-40HD」は、HDMI端子で接続可能なビデオ・スイッチャーだ。近年、民生用ビデオカメラはハイビジョンに対応し、高画質化や低価格化が進行、さらに画質を損なうことなくデジタル接続できる「HDMI端子」が標準で搭載されている。「V-40HD」は、このHDMI端子に対応、民生用のビデオカメラやテレビ、パソコンなどを組み合わせることで、学校の放送室からテレビ・スタジオ、コンサートにおける大画面映像演出のシステムまで、高画質かつローコストに構築できるというわけだ。
入力端子は、民生用ハイビジョン・ビデオカメラに搭載されている「HDMI」、パソコンの映像出力「RGB」、従来のビデオ機器に搭載されていた「コンポジット」の3種類を4系統の各チャンネルに搭載。これら合計12本の映像を自由に切り替え可能だ。出力も「HDMI」「RGB」「コンポジット」を3系統、合計6出力を装備し、さまざまな機器に対する。
HDMI端子により、民生用のハイビジョン対応機器をデジタル接続で利用可能。高画質化の進む民生機器でシステムを構成することで、テレビ・スタジオや学校放送室などを高いコストパフォーマンスで実現する。さらにHDMI端子は著作権保護技術のHDCPに対応。ブルーレイ・ディスクやゲーム機、タブレットPCからの著作権保護された映像素材でも切り替え/合成可能だ(これらの素材を「V-40HD」で切り替えた出力には、HDCPを利用して、不正コピー防止のための暗号化が施される)。
さまざまな映像機器を接続し、混在して使用できる「マルチフォーマット」への対応は端子形状だけではない。地上デジタル放送に代表される16:9ワイド映像と、アナログビデオの4:3映像、PC映像といった異なる種類の映像を調整し、切替/合成可能だ。入力できる映像は、最大でフルハイビジョン(1080/60p、WUXGA)と、地上デジタルTV放送を超えるクオリティの映像に対応する。ワンタッチで入力選択ができるほか、映像のズームと位置調整や、ロゴ合成、PinP、ワイプなど本格的なエフェクトの使用も可能。出力フォーマットは、SD/HD/RGBのボタンを押すだけで選べるようになっている。
また、音声の入力端子も装備、HDMI端子から出力可能となっているのも特徴だ。従来のビデオ・スイッチャーでは、映像と音声を1本のHDMI信号で処理する場合、別システムが必要だったが、「V-40HD」は、1台で可能(オーディオ・エンベデッド機能)。学校の放送室など、映像と音声の両方を使うシステムのコストダウンに貢献する。さらに、オーディオ・ディレイ搭載なので、映像と音声のズレも調整可能なのも見逃せない。静音化のため、冷却ファンのない設計となっているのもポイント。たとえば、クラシック音楽のコンサートなど、静けさが求められる現場でも安心して使用できる。
使い勝手の面では、現在の操作状況は内部メモリーに記憶させることが可能。メモリーは合計25の設定パターンを登録できる。MIDIケーブルで接続すれば、オーディオミキサーとの連動や複数台のV-40HDの一括操作できるのに加え、RS-232CでPCなどの制御機器との連携も可能。本体設定はUSBメモリへ書き出し、読み込み可能。よく使う設定のバックアップができるようになっている。
◆マルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー V-40HD
価格:388,500円
発売日:2012年12月下旬
◆V-40HD 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ローランド
◆ローランド チャンネル
◆BARKS 楽器チャンネル
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