ローランドから8チャンネル・ポータブル・レコーダー&ミキサー「R-88」登場、番組収録の音声をひとりで高音質録音・ミキシング可能

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ローランドは、ポータブル・レコーダー「R-88」を2013年1月下旬より発売する。

「R-88」は、8チャンネル入力の高音質レコーダーにミキサー機能を統合、さらに、USBでつないでパソコンでの収録やライブ配信まで可能なポータブル・レコーダー。近年の番組収録、編集環境の変化に対応し、プロのニーズに応える製品だ。

近年、番組ロケ収録においては、出演者数の増加やサラウンド音声の需要で多くのマイク入力が必要となり、多チャンネル化しているのに加え、制作予算の削減などによりスタッフの少人数化も進んでいる。また、スタジオ収録では、パソコンへのダイレクト収録やライブ配信が増加するなど、編集環境も大きく変化している。

こうしたシーンに新たに登場する「R-88」は、8チャンネル入力のレコーダー機能とミキサー機能を備え、多チャンネル音声のミキシングや収録をワンマンオペレーションで実現するモデルだ。さらに、電池駆動に対応し、本体2.7kgと軽量で持ち運びも便利。番組の取材、映画やドラマ、コンサート、環境音の収録、番組のライブ配信の編集現場など、さまざまなプロのニーズに応える製品となっている。

マイクからライン音声まで幅広く対応する入力部(INPUT)と、ビデオカメラやデジタル一眼レフカメラにも対応する出力部(OUTPUT)で、抜群の現場対応力を実現。PCとの接続は、USBケーブル一本のみで完結するのもポイント。SDHCカードへの録音は、32GBまで対応する。そのほか、おもな特徴は以下のとおり。

・8ch入力+2chミックスのレコーディング
・8ch デジタル・ミキサー内蔵
・10in / 8out オーディオ・インターフェース機能搭載
・8in / 8out XLR 端子装備
・24bit/96kHz(8+2=10ch)、24bit/192kHz(4ch)でSDHC/SDカードに録音
・USBメモリーへのバックアップも可能
・タイムコード入出力端子装備
・フット・スイッチによるREC/PLAYコントロールに対応
・タッチパネル・ディスプレーによる直感操作を実現

◆8チャンネル・レコーダー&ミキサー R-88
価格:220,500円
発売日:2013年1月下旬

◆R-88 製品詳細ページ
◆プレスリリース
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◆BARKS 楽器チャンネル
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