インエクセスの故マイケル・ハッチェンス、その生涯が伝記映画化

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15年前の11月22日に豪シドニーのホテルの一室で死体となって発見されたマイケルは享年37歳だった。今回の映画化にあたり、マイケルの姉ティナ・ハッチェンスと現在は他界している母親が2000年に出版した著作『ジャスト・ア・マン:ザ・リアル・マイケル・ハッチェンス』を基に、フィルムメイカーのロバート・ガリンスキーが製作を担当するという。

◆マイケル・ハッチェンス画像

『トゥー・ワールズ・コライディング』と仮タイトルが付けられた同作の製作に関して、ロバートはマイケル・ハッチェンスの遺族や残されたバンドメンバーに敬意を表した作品にしたいと語っている。「12年前にこの映画化プロジェクトを思い付いたのさ。でも当時は訴訟や遺族にまつわる問題があって製作は難しかったんだ」「でも最近トレバー・レイ・フィールドに会ったんだ。トレバーはティナ・ハッチェンスの友人で、僕にティナの本をくれたのさ」「先月僕達はティナと著作権なんかの交渉をして、話がまとまったんだ。僕はミュージシャンの伝記映画は、セックスやドラッグ、ロックンロールといったテーマだけじゃなくて、本人のパーソナリティに迫ったものにしたいと思っているよ。マイケルの映画は『Ray/レイ』や『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』のような温かくて興味深い伝記作品になると思うよ」

本作のキャスティングや監督探しなどは、年明けにも開始される見込みだという。
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