インエクセス、新しいシンガー:シアラン・グリビンが参加
シアラン・グリビンはインエクセスのアンドリュー・フェリスに2年前シドニーで共通の友人のパーティ席上で出会った。彼は「バルコニーに座ってその曲を書いた人と一緒に“ミスティファイ”を歌うことになった。すごくシュールだったよ」と語る。
今やそのグリビンがインエクセスの新しいフロントマンになったのだ。
アイルランド生まれの彼は現在ファリスと共にオーストラリアで「タイニー・サマー」(現在バンドのサイトでデモをストリーミング中)を含む新曲に取り組んでいる。グリビンをフィーチャーしたインエクセスは11/3より南米、ヨーロッパ、オーストラリアで6回のショーを行い、そのあとすぐに新作の制作のためにスタジオに入る予定だ。
「もちろん(インエクセスの)ファンだったよ」とグリビンは言う。「“キック”を昨日のことのように覚えている。彼らをMTVで見て、そのあとジュールス・ホランドのBBCショーで見たんだ。子供ながらぶっ飛んだよ。インエクセスはソングライターとして僕の音楽教育に多大な役割を果たしたし、僕が憧れてきたものだった。だから、今バンドにはいるなんてすごく驚異的だよ」
ファリスによると、2005年のTV番組『ロック・スター:インエクセス』でインエクセスの最後のシンガー、J.D.フォーチュンの加入を経てグリビンが登場したのは「すごくオーガニックだった。プレッシャーも何もなかったしね。彼との交友を楽しんでいたし、その声や彼の歌を聞いて楽しんでいたんだ。あとになってこのコラボレーションはアーティスティック面で、ことにソングライティングの面で(インエクセスのために)ほんとにいいものになるはずだって思ったんだ。今のところ、それは当たっていたよ」
グリビンはレヤというグループのメンバーであり、ジョー・エコーという名のソロ・アーティストとしても活躍しており、マドンナのコンピレーション・アルバムのタイトル曲でもある「セレブレーション」を共作してグラミー賞にノミネートされたこともあるのだ。また、スノウ・パトロールのアルバム『アイズ・オープン』でバック・ボーカルを務めたり、『ハートレス』や『ワイルド・ターゲット』、『キリング・ボノ』などのサントラにも参加したりしている。
「ここ4年間は僕にとって素晴らしい展開だったね。だけど、疑いもなくいちばん素晴らしいのは(インエクセスと)これから始めようとしていることだよ。ついにここに来たって気がしてるんだ」
◆ニュース提供:ビルボード
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