ヤマハから電子楽器の演奏を視覚的に表現する新しいパフォーマンスツール登場、iPad/iPhoneアプリ「Visual Performer」

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ヤマハは、iPad/iPod touch/iPhone 向けアプリケーションとして「Visual Performer」の提供を開始した。App Storeから無料でダウンロードすることができる。

「Visual Performer」は、キーボードや電子ドラムなどのMIDI対応楽器とつなげて使うことにより、演奏を視覚的に表現することができる新しいタイプのアプリケーション。

グラフィックアニメーションのパターンが、演奏する音の強弱や高さに応じて変化して映し出されるので、音だけでなく映像でもさまざまな表現が可能。ライブステージにおいて視覚的に演奏を盛り上げることができる。

演奏する音の強弱や高さに応じて、選択しておいたグラフィックアニメーションを変化させて映し出すことができるこのアプリ。演奏を音だけでなく、映像でも表現できるようになるため、臨場感あるライヴパフォーマンスやさまざまな表現が可能となる。

グラフィックアニメーションは3種類のパターンを内蔵。別売で7種類のパターンも用意する。2つのパターンを組み合わせることができるので、演奏シーンに応じて好みの映像を作り出すことも可能。また、設定しておいた時間で自動的にパターンを切り替えることができるチェーン機能も搭載する。さらに、iPad/iPod touch/ iPhoneに搭載されているカメラを使って撮った演奏シーンなどの映像をグラフィックアニメーションに重ねることも可能なのがおもしろいところだ。

MIDI対応のキーボードや電子ドラムなどであれば、別売のMIDIインターフェース「i-MX1」を使って接続し楽しむことができるのもポイント。シンセサイザーで演奏するフレーズに合わせて映像を作り出したり、電子ドラムによる素早く細かい打音のダイナミクスの波紋のグラフィックで表現したり、エレクトーンなど複数の鍵盤の演奏を別のグラフィックパターンに割り当てて分かりやすく魅力的に表現するなど、楽器の特長を生かしたさまざまな映像表現を楽しむことができる。なお、ヤマハシンセサイザー「MOTIF XF」とは、MIDIインターフェースを使わずにWi-Fi接続して演奏することが可能だ。

さらに、「Visual Performer」にはソフトウェアシンセサイザーが搭載されているのも注目だ。画面上に仮想鍵盤やXYパッドを表示させて演奏することもできるため、楽器を接続しなくても音と映像の演奏を楽しむことができるのだ。

アイデア次第でさまざまなパフォーマンスにも対応できる点も見逃せない。「Visual Performer」はAirPlayに対応しており、演奏した映像をApple TV経由で接続した他の画面にも表示することができる。ステージでのパフォーマンスに活用することもカンタンというわけだ。また、演奏で作り出された映像は、iPad/iPod touch/iPhoneに内蔵されているマイクに入力された音とともに保存可能。メールや動画投稿サイトなどを使って共有することもでき、アイデア次第でさまざまなパフォーマンスを行うことが可能なのだ。

音楽好きはもちろん、VJなど映像に興味がある人も要チェックのアプリ。無料なので気軽にチェックしてみよう。


<対応機種>
iPad全機種、iPhone 4S/4/3GS、iPod touch(第3世代、第4世代)、iOS 5.1以降対応。
快適に操作するためにiPad 2以降(第2世代以降)、iPhone 4以降、iPod touch 第4世代を推奨。

◆Visual Performer
価格:無料
※アプリケーション本体は無料。グラフィックアニメーションのパターンを3種類内蔵しており、別売で7種類のパターンも用意(1パターン:85円、7パターンセット:250円)

◆Visual Performer 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル

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