ミック・ジャガー、恋人“ブラウン・シュガー”へ宛てた手紙がオークションに

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ミック・ジャガーが1969年夏、当時の恋人マーシャ・ハントに宛てた手紙がオークションに出品されることになった。シンガー/女優のハントはストーンズの曲「Brown Sugar」(1971年)のインスピレーションになったといわれる女性、ジャガーの長女Karisの母親でもある。

手紙は1969年の7、8月、ジャガーが映画『Ned Kelly』の撮影でオーストラリア滞在中に書かれたもの。10通あり、ジャガーは読書中の本やバンド・メイト、ブライアン・ジョーンズの死、ジョン・レノンとヨーコ・オノなどについて記述しているという。

オークションは12月12日に英国のSotheby'sで開かれ、7~10万ポンド(約880~1260万円)の値が予想されている。自称“一文無し”だというハントは光熱費の支払いや家の修理代を捻出するために手紙をオークションにかけることにしたそうだ。「(ジャガーが売却を快く思っているとは)思わないけど、手紙は彼の所有物じゃない」「これは彼自身が語るミックそのものよ…。英国の歴史、ロックの歴史、文化の歴史の一部だわ」と『Guardian』紙に話している。

パーティーで出会ったといわれるハントとジャガーは9~10ヶ月の期間、交際。1970年秋に長女Karisが誕生した。ハントと結婚することはなかったものの、ジャガーはずっとKarisと良好な関係を築いている。

Ako Suzuki, London
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