ゴールデンボンバーも登場、映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』プレミアイベントで主演の喜矢武豊がゴルゴ13コス披露

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ゴールデンボンバーの喜矢武豊が初主演を務めることでも話題の映画『死ガ二人ヲワカツマデ…』のプレミアムイベントが8月19日(日)に渋谷公会堂で開催され、喜矢武を始めとする豪華出演者陣が集結した。

◆『死ガ二人ヲワカツマデ…』プレミアイベント画像

まず会場を沸かせたのは、“第一章 色ノナイ青”にて孤高の殺し屋メイファ役で主演を務めるゴールデンボンバーの喜矢武豊。油性マッジクでもみあげなどのメイクを施し、白いスーツに身を包んだ殺し屋・ゴルゴ13風のビジュアルで登場すると「俺の後ろに立つんじゃねえ!!!」と連発。それからも随所でボケる喜矢武に対し、共演者の野水伊織、第二章主演の豊永利行がすかさずツッコミを入れ、コンビネーションはバッチリな様子。

「こんなに色んな人に見てもらえて幸せです。今日の為に生きてきました! 今回の映画では実際に人を殺すのは葛藤がありました(※嘘です)。監督が殺す人を用意してくれたんですが(※嘘です)精神的にキツかったです」―― 喜矢武豊(ゴールデンボンバー)

「普段は声優としてやらせていただいていますが、最初は緊張して、(自身が演じる)海というキャラクターのあっけらかんとした感じを出すのに苦労しました。海は愛着の持てる可愛いキャラです。」―― 野水伊織

「初主演です。普段は舞台を中心に活動しているので、映画はフレーム内に収めることなど細かい部分が舞台とは違って勉強になりました。医者の役だったので、白衣をどうなじませるか苦労しましたね。喜矢武さんとの共演シーンでは、現場では僕が喜矢武さんを笑わせていました。喜矢武さんは後ろ姿で笑いをこらえてます(笑)」―― 豊永利行

「松村監督の作品では初めての出演です。普段は舞台に出ていて映画は初出演でしたが、監督が僕の出ている舞台が好きで、オファーをいただきました。関智一さんの兄役ということで、関さんは僕の中ではスネ夫のイメージだったんですが、スネ夫の兄ってどんな感じなのか監督に聞いたら『普段はそういう感じの人じゃないので大丈夫です』と言われました(笑)」―― 川原正嗣

「僕はアクションはまったくの素人で…(周りから『嘘つけ!ウルトラマンだろ!』とツッコミの声が)。銃のシーンもありましたが、刀でのアクションシーンもやれて良かったです」―― 高野八誠

「開始一分で死にました! 郷本です!! まさかの郷本役です! カメラテストでアスファルトでコケまして、ジーンズが破れました。そしたら監督から『いい芝居するね!』って言われて。あれは実は本気でコケてます!(笑)」―― 郷本直也

「舞台ではちょいちょい殺される役をやったことはあるんですけど、映像では初めてで、潔く死にたいな、と思って楽しんで撮影に挑みました。声優では悪役をやったことがあるけど、役者としての悪役は初めてだったんで…立ち位置的には、スネオを意識してやりましたね。川原さんと悪の兄弟役だったんで、川原さんがジャイアンで、僕がスネオみたいな(笑)」――関智一

さらに、ゴールデンボンバー、葵、matthewsによる主題歌お披露目ライヴも開催され、会場は大盛況。葵が入場するやいなや黄色い声援が飛び交い、サビの部分では客席に葵が飛び込み走り回ると観客のヴォルテージは最高潮に。続くmatthewsのステージでも大きな手拍子が巻き起こり、「My place」の全編英詞の力強い歌声に会場全体が魅了された。
「松村監督の作品は音楽担当を含め今回で三回目です。アクションは難しかったですが勉強になりました。アクションで怪我はなかったんですが、アスファルトの上で喜矢武様に蹴られるシーンでは、アスファルトが冷たくてお腹が冷えて辛かったです(笑)」―― 葵

そして、ゴールデンボンバーのステージでは、喜矢武が舞台挨拶で登場したのと同じゴルゴ13の衣装で現れ、「ゴルゴ!!」の大歓声のなか第一章の主題歌「泣かないで」をエアーではなく実際にギターでプレイ。続く第二章主題歌「春が来る前に」は、「普段のライヴでは歌わない『真面目』な楽曲なので『あ、ボンバーふざけないんだ?』と思うでしょうけれど、ご清聴ください」と観客にメッセージを送り、普段のパフォーマンスを封印してしっとりと歌い上げた。

「主題歌に使っていただいて。書き下ろしは断ったんですが(笑)、ノリノリな曲でCDも出ていますので、よろしくお願いします!!(※主題歌は第一章が「泣かないで」、第二章が「春が来る前に」です)」―― 鬼龍院翔(ゴールデンボンバー)

「すごくいい映画です。まだ観てないです(笑)!! 僕はメンバーとして喜矢武様に接しているのですが、ファンの方は『喜矢武様イケメンだわ!』と思って速やかに忘れてもらいたいです(笑)」―― 歌広場淳(ゴールデンボンバー)

「『死ガ二人ヲワカツマデ…』いい映画だなと思います。十年後も二十年後も受け継いでいかれる映画な気がします。この映画を大事に育てていきたいです。まだ観てないですが(笑)」―― 樽美酒研二(ゴールデンボンバー)

「この作品は四日で脚本を書いて二週間で撮影しました。震災があって心温まる作品が多い中で、一章二章通してはハッピーエンドなんですが、ハードなのがやりたかった。勢いってやつですね。ゴールデンボンバーにはしつこく電話して喜矢武君に出演してもらいました」―― 松村清秀監督

そんな本作『死ガ二人ヲワカツマデ…』は、9月1日(土)よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開予定となっているので、この日のイベントを盛り上げた豪華キャストの共演をぜひスクリーンで体感していただきたい。

作品情報
『死ガ二人ヲワカツマデ・・・第一章 色ノナイ青』
『死ガ二人ヲワカツマデ・・・第二章 南瓜花 -nananka-』
9月1日(土)ヒューマントラストシネマ渋谷ほかにて全国順次公開
製作・配給:日活
(C)2012日活
◆『死ガ二人ヲワカツマデ・・・』 オフィシャルサイト
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