ブリトニー・スピアーズ争奪戦が加熱
まだジャイヴ・レコード(現ソニー・ミュージックのRCA部門)との契約がアルバム1枚分残っているブリトニー・スピアーズだが、すでにいくつかのレコード会社が彼女に熱烈なラヴコールを送っている。その筆頭が元デフ・ジャムのトップで、現在ソニーのエピック・レコード会長を務め、人気オーディション番組『X・ファクター』では審査員席にブリトニーの横に並ぶLA・リードだ。一方、彼の強力対抗馬は元ジャイヴ・レコード/RCAのCEOで、現アイランド・デフ・ジャム・モータウンとユニバーサル・リパブリックの会長であるバリー・ワイス。ジャイヴ時代にブリトニーを育て上げた張本人だ。
30歳になるブリトニーはこれまで7枚のアルバムを発表。全世界で通算1億枚のセールスをあげているスター・シンガーとあり、2人に限らず自分たちの名簿に加えたいアーティストの1人だ。交渉の鍵はどれだけブリトニーと親しいかだろう。LA・リードはブリトニーと審査員席で並ぶようになってから、特に親交を深めている様子。また、『X・ファクター』自体、ソニーが出資していることも強みだ。一方のワイスは15年もブリトニーと仕事を共にしてきた間柄。ブリトニーの婚約者や父親と共に、彼女にとっての後見者的立場を務めてきている。
しかしながら、ある筋によれば結局、金銭が左右するだろうという。契約を勝ち取るには、アルバム毎に少なくとも300万ドル(2億4千万円)から500万ドル(4億円)を支払わなくてはならないそうだ。もちろん、ブリトニーの歌手としての新しいキャリアを築かねばならないのは言うまでもない。
◆ニュース提供:ビルボード
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