ザ・モンキーズが全米ツアー、デイヴィーを偲ぶマルチメディア・ショーも
1960年代のポップ・ロック・グループ、ザ・モンキーズが、メンバーのデイヴィー・ジョーンズをこの2月に心臓発作で亡くして以来初のツアーを行うと発表した。12回にわたる秋のUSツアーには、ミッキー・ドレンツ、ピーター・トークに加え、オリジナル・メンバーのマイケル・ネスミスが1997年のヨーロッパツアー以来、久しぶりに復帰することになる。またローリングストーン誌によると、ツアーのセットリストはザ・モンキーズのキャリアを網羅するもので、彼らのTV番組シリーズや、映画『ヘッド』の楽曲、スタジオ・アルバムのあまり馴染みのない曲などが含まれるという。
「決してグループを離れていたわけではないよ。モンキーズは心の中で生き続ける青春の一部だし、アーティストとして作品の一部でもあるからね」とネスミス。加えて「昔からの友人と集まるのは刺激になるし、楽しいし、新しい活力にもなるんだ。一緒にいい仕事をした仲間だから、いいタイミングでいい場所でまたプレイできないかといつも考えていたよ」と語っている。
ツアーは11月8日にカリフォルニア州エスコンディードでキックオフ。ロサンゼルス、シカゴなどをめぐり12月2日のニューヨーク公演で完結する予定だ。
なお、彼らはデイヴィー・ジョーンズを偲んで、珍しい写真やビデオを使ったマルチメディア・ショーを行なうという。「ショーを通じてデイヴィーのすべてを見せるよ。彼を失ってとても寂しいけど、彼は我々の心に生きている。俺たち残されたメンバーで、デイヴィーの曲も歌っているんだ。全力でやるよ」とネスミスは語っている。
◆ニュース提供:ビルボード
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