吉川友、「ダーリンとマドンナ」シングル化決定。<きっかフェス ~Episode 3~>前夜祭で発表

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中盤は、きっか曰く「ライバルでもある」というさわやか五郎がオーディエンスのブーイングに迎えられて登場し、会場のファンに書いてもらったアンケートを元にしたトークコーナーを実施。「(現在、出演している)かっぱ寿司のCMの裏話を教えてください。」という質問に、きっかは、ポスターや撮影をしてお寿司を口元まで運ぶものの、実は食べられなかった、というエピソードを披露。今回の<きっかフェス>に関連して「大阪や名古屋で行ってみたい所は?」という問いには「あまりよく分からないんですよ。でもカクカクのジョウは行きたいですね。」と、さらっと回答。会場の誰もが「そんなランドマークが大阪か名古屋かに誕生したのか?」と、自身の大阪、名古屋情報の疎さを恥じようとした瞬間、「あー、(各々の)城。」と、言い直すきっか。さらに、「大阪の日はみんなで行きます? ユニバーサル・スタジオ・ジャパン。この数で行けば団体割引も効くと思うので。」と、思ったことをそのまま口に出し始めるなど絶好調。“アイドル界のトークモンスター”の名にふさわしい面白(&テキトー)トークを展開して、オーディエンスを楽しませた。

続く「もしも吉川友が◯◯のCMに出演したら」のコーナーでは、まず『シャンプーのCM』に挑戦。きっかは、「ここから始まるんだ!」のサビに合わせて服を脱ぐ仕草から、高校球児が校庭に備え付けられた水道の蛇口をひねって、流れ出た水に頭を突っ込んでいるかのようにゴシゴシと頭を洗い、長い髪をなびかせて、「何見てんのよ!」と、一言。また、出身地・茨城のといえばの『納豆のCM』では、<なっとなっとなんと平城京。ぱっくぱくぱくぱっくぱくー。まーぜまぜまぜー混ぜご飯。茨城県産『きっか納豆』、3個で3000円。>というオリジナルCMソングを即興で歌ってみせて、会場は爆笑につぐ爆笑に包まれた。

“もし、きっかが彼女だったら言ってほしい台詞”をステージ上のきっかに実践してもらう「もしも、きっかが彼女だったら」コーナーでは、「初デートの待ち合わせ。いきなり『だーれだ?』って後ろから目隠しをしてくる、お茶目なきっか。『もー、きっかでしょ!』と俺が言うと、『もう、プライベートなんだから友って呼んでよ。』って甘えられたい。」という妄想が爆発した、おなじみ常連ファンからの台詞(?)に、きっかも含めて会場が大爆笑。そのほか、「いつまでも好きだと思ったら大間違いだからね!」「遅れてきてごめんなさい。ねぇ、怒ってる? なにしたら許してくれる?」「あなたに会うために、生まれてきました。」から、「真野ちゃんときっか、どっち選ぶの?」「馬になりなさい!」まで、会場のオーディエンスがきっかに言わせたい赤面フレーズがテンポよく飛び出す。きっかは恥ずかしさのあまり衣装のスカートを触りすぎて壊してしまうなど、興奮と笑いとハプニングが交錯した。

そんな吉川友だが、歌唱力はさすがの一言。前夜祭ではアップテンポな楽曲を中心にセットリストが組まれていたが、シングル「ここから始まるんだ!」のカップリングとしても収録されている、事務所の先輩・森高千里(オリジナルは南沙織)のヒット曲「17才」や、もうひとつのカップリング「風のようなメロディー」、そしてこれまでリリースされた楽曲も含めて、安定した歌声を心地よく聴かせてくれた。また、既存の曲についても、DJ KiMJUNがDJプレイを駆使して、馴染みあるトラックに新しい音をミックス。ライブ用に大胆に作り替えたものではなく、あくまでオリジナル雰囲気を大切にしたものとなっていたので、音が素直に耳へと入ってきたことだろう。

「次の曲は、なんと<きっかフェス>初披露。新曲もやっちゃうんだよ。頑張れ吉川友。」

1枚限定、ピンクの<きっかフェス ~Episode 3~>Tシャツに着替えて登場したアンコールでは、新曲「ダーリンとマドンナ」を初めてライブ披露。かなりアグレッシブな振りがつけられたこの曲は、9月26日にシングルリリースされることが決定している。さらに、このシングルリリースを記念して、10月には新たな<きっかフェス>開催も、この日、明らかにされた。

「いやー! どうですか。この曲はですねテレビ東京系『戦国コレクション』のエンディングテーマとして流れているんですけど、衣装がまた可愛い。もうね、うぬぼれうぬぼれ、惚れちゃった。ほんとにみんなが絶賛するくらいの可愛い衣装ですし、もうすぐPV撮影もあるし。そしてなんとここで嬉しいお知らせがあるんだった。この「ダーリンとマドンナ」が、なんと9月28日に発売することが決定しましたー! そしてそしてそして、この発売を記念したきっかフェスが、10月に、東京と、大阪で、開催すること決定したよ、YEAH!」

「今日は前夜祭ってことですもんね。みなさん、あの、BARKSさんの記事読みましたか? 今日が前夜祭で、明日が本編。ということは、前夜祭終わるでしょ? このままみんなでビヤガーデン行って、オールして、明日に臨む。え、みなさんついてきてくれますよね? 今日は寝させませんよ? いやー、楽しみだわ!」

翌29日の東京公演に向けて、今夜はオールだビヤガーデンだと最後までファンを煽り続ける吉川友。足を運んだファンからすれば、ステージとの距離も近く、また予想以上に歌もトークもたっぷりと披露されたイベントだったことだろう。第1弾<きっかフェス>の頃から言われてきた“ライブの吉川友”をあらためて裏付ける充実度だったとも言えるはずだ。

<きっかフェス ~Episode 3~>は、7月29日に日本橋三井ホールにて東京公演が開催されたのち、8月2日と3日には、大阪と名古屋でも開催される(大阪・名古屋公演は、ユニバーサル・ミュージックストアで販売されているチケット付きCDで参加可能。販売終了は、7月29日の23:59まで)。

「今日の感想ですか? ま、とにかく、今日出てきた時に、煙かなんかで、後ろのお客さん見えなかったんですよね。そんな感じです。お化けがでてくる最初。わかります? スモークが。すっごく怖かったのを覚えています。そのお化けが出てくるシーンみたいな雰囲気。でも「ダーリンとマドンナ」も無事……あれダンスはライブバージョンなので、PVではもっと激しいです。衣装が可愛くて。期待していてください。」── 吉川友(<きっかフェス ~Episode 3~>前夜祭終了後のコメント)

text and photo by ytsuji a.k.a.編集部(つ)
◆吉川友 ユニバーサルミュージックオフィシャルサイト
◆BARKSかわいこちゃんねる
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