マドンナのMDNAツアー、またもやオーストラリアを素通りか

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マドンナにとって20年ぶりとなるオーストラリア公演プランが、またも実現しなかった。ツアー・オーガナイザーのライブ・ネイションが17日に明らかにしたところでは、“MDNAツアー”は12月の南アメリカ・ラウンドで終了を迎え、来年初頭に予定されていたオーストラリア公演はキャンセルされる形となった。

突然の中止にオーストラリア・サイドも困惑している。2013年初めにオーストラリアを入れるだろうと2012年2月に発表されて以来、日程は確定していなかった。現地メディアによると、シドニーやメルボルンなど主要都市のスタジアムはすでに予約が入っていたという。中止の理由は発表されていないが、もし実現していたなら1993年12月4日のシドニー公演以来となるところだった。

2月の時点では、ツアーの25~30%はこれまで訪れていない場所でコンサートを行なう予定で、久しく実施していなかったオーストラリアもそのひとつとされていた。一方、ツアー自体は現在、ヨーロッパ公演の真っ最中で、物議をかもし出したパリ公演のあと、16日ハイド・パークでのロンドン公演を無事終了。このほど発表された“Billboard ホット・ツアーズ”ランキングでもNo.1を獲得している。5月のスタートから11公演を終了した段階で、総観客数は41万7448人。チケット総売上金額は4950万ドル(約40億円)に達した。ヨーロッパ・ツアーは8月21日のフランス・ニース公演で終了。そのあと北米ツアー、南米ツアーと続き、12月22日のアルゼンチン公演で完了する。

◆ニュース提供:ビルボード
◆BARKSビルボード・デイリーニュース・チャンネル
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