アデル、フジテレビ系連続ドラマ『息もできない夏』の劇中歌に

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アデルのアルバム『21』に収録されている「セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン」「サムワン・ライク・ユー」の2曲が、フジテレビ系連続ドラマ『息もできない夏』(出演:武井咲・江口洋介/7月10日(火)よる9時スタート)の劇中歌として起用されることが発表された。「セット・ファイア・トゥ・ザ・レイン」はオープニングにも起用される。アデルにとって世界初の連続テレビ・ドラマのタイアップとなるものだ。

◆【公式】『息もできない夏』30秒スポット映像

世界各国から多くのラブラヴ・コールが届く中、アデルが選んだこの日本のドラマは、武井咲演じる、ある日突然「無戸籍」という自らの過酷な運命を知らされた18歳の少女と、江口洋介演じる、心に傷を負う42歳の男が出会い、親子ほど年の離れた「許されない愛」を育むという社会派ラブストーリーだ。アデルの楽曲も全て自らの失恋体験に基づくラブソングばかりということで、内容的にも相性抜群の組み合わせとなりそう。

「日本のみなさん、こんにちは。アデルです。日本でもたくさんの人が私のアルバムを聴いてくれていて、とても嬉しいわ。日本ではまだライヴをしたことがないので、実現出来る日が待ちきれない。すごく楽しみにしています。その時には日本での時間を堪能するつもりよ。それまでみんな応援よろしくね!」──アデル


「世界のスーパースターであるアデルさんが、今回、世界初タイアップとして我々のドラマのラブコールを引き受けて下さることが分かった時、信じられない思いでただ驚くばかりでした。今回のドラマの企画段階で、大変な試練の連続でも前へ前へともがき進んでいく強い主人公の姿を描いていたとき、頭の中で、胸を締め付けるような切なさと激しさを奏でる名曲「Set Fire To The Rain」が鳴り続けていました。この曲で今回のドラマを是非彩りたいと思い、ダメもとでの依頼をしたところ快諾を頂き、夢のような話だと思っています。また、世界から見離されたような少女と過去に囚われた男が、心を通わせ、やがて離れられなくなっていく恋模様を、切なすぎるラブソングの「Someone Like You」で盛り上げたいという、もう一つの願いも叶えることができ、ただただ感動しています。アデルさん渾身の名曲2曲が、本作に豪華な華を添えて頂けること、今からとても興奮しています。」──編成企画・太田 大(フジテレビ編成部)

ドラマ『息もできない夏』
ある日突然「無戸籍」という自らの過酷な運命を知らされた少女と、贖罪(しょくざい)を背負いながら生きる男。世界から見離され息を潜めるように暮らす、孤独な2人が出会うとき、運命の歯車が静かに動き始める…。武井咲×江口洋介で贈る、愛に傷つき、愛に裏切られ、それでも愛を求める、さまよえる魂たちの、この夏最も切ない衝撃の物語。
DVをはじめ、さまざまな理由から前夫との離婚協議が長引き、やっとの思いで離婚をしてから現在の夫との間で子供が生まれても、もし子供の誕生が前夫との離婚後300日以内の場合、遺伝子上は現在の夫との子供でも前夫の戸籍に入れなくてはならないという民法第772条。現代社会との大きな乖離(かいり)があるものの、110年もの間改正されてこなかったこの法律により、母親が出生届を出さず、戸籍を持たない人間として育つ「無戸籍児」が、事実としてこの国には存在している。『息もできない夏』では、一見特別なように見えるが、誰の身に起こってもおかしくない、この社会事象を軸に、自らの出生の秘密と壮絶な運命に立ち向かう女性の戦い、そして彼女を支えることで過去に背負った罪に少しずつ向き合い、生きる意味を見出していく男性の成長を骨太に描き出す。親子ほども歳の離れた2人の、尊いけど誰からも応援されないつらい恋愛、そして涙と葛藤(かっとう)の親子関係を通して、それでも生きることの素晴らしさ、恋することの素晴らしさ、そして家族の素晴らしさを訴えかける、息苦しいほど残酷なものの、どこか温かく愛(いと)おしいラブ&ファミリー・ストーリー。
初回放送日時:7月10日(火)午後9時~10時09分(15分拡大)
キャスト:武井 咲、江口 洋介、木村佳乃、中村 蒼、要 潤、浅田美代子、北大路欣也 他
編成企画:太田 大(『名前をなくした女神』、『ジョーカー~許されざる捜査官』など)
プロデュース:川西 琢(『電車男』など)
脚本:渡辺千穂(『名前をなくした女神』、『泣かないと決めた日』など)
演出:河野圭太(『フリーター、家を買う』、『マルモのおきて』など)
制作:フジテレビ
制作・著作:共同テレビ

アデル『21』
BGJ-10107 2,490円(税込)
※ボーナストラック4曲、歌詞対訳、ライナーノーツ付

◆アデル・オフィシャルサイト
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