アデル、No.1返り咲き、30年ぶり歴代6位の記録
予測通りアデルの『21』が全米アルバム・チャートNo.1に返り咲いた。最後に1位だったのは3/17付チャートなので、ほぼ3か月ぶりのカムバック。7万5000枚を売り上げており、2位のアラン・ジャクソンとは2000枚差だった。
首位獲得はこれで24週目。プリンス&ザ・レヴォリューションの『パープル・レイン』とビー・ジーズの『サタデー・ナイト・フィーバー』というふたつのサウンドトラック・アルバムに並ぶ記録となった。『パープル・レイン』が24週獲得したのは1984年だから、30年近く破られなかった快挙と言える。ちなみに、24週は歴代6位の記録。1位は62年のサウンドトラック『ウェスト・サイド・ストーリー』で54週、2位は83年のマイケル・ジャクソン『スリラー』で37週、3位はフリートウッド・マックの『噂』(77年)、サウンドトラック『南太平洋』(58年)、ハリー・ヴェラフォンテの『カリプソ』(56年)の31週となっている。
『21』は昨年3月の初登場1位でランク・イン以来、68週にわたるチャート・インでトップ10を下がったことがなく、最下位でも2011年12月の7位。もちろん、セールスも2012年で最も売れているアルバムとなり、352万枚を記録。通算934万枚、と1000万枚も見えてきた。なお、この記録は歴代24位。1位は91年メタリカの『メタリカ』で、1578万枚をアメリカ全土で売り上げている。
◆ニュース提供:ビルボード
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