50周年記念、マディ・ウォーターズ&ザ・ローリング・ストーンズ映像、その全貌が明らかに
ザ・ローリング・ストーンズとマディ・ウォーターズがステージを共にした奇蹟の夜を刻み込んだ、1981年11月22日シカゴでの共演パフォーマンス『ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ』日本盤が、7月4日に世界に先駆けて日本先行発売されることが決定した。
全マスターが日本レベルにも到着し、なによりその驚愕のクオリティが関係者の間で大きな話題を呼んでいる状況だ。入念なデジタル修復を経た31年前とは思えないクリアーな映像と、神業とも言えるボブ・クリアマウンテンによる音声リマスター、その相乗効果によるリアルな迫力と臨場感は、2012年ロック界最大級の衝撃との出来上がりらしい。
「ユー・ドント・ハヴ・トゥ・ゴー」でマディが披露する、魂を搾り出すようなスライド・ギター。「ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー」の演奏中に会場を訪れ、座席に着くストーンズの面々。そして彼らはマディに呼ばれ、歴史的な共演が実現する。実力派ミュージシャン達による、スリリングなプレイの応酬。約1時間半にわたって繰り広げられるドラマは、1本の映画のようですらある。
偉大なブルースマンを前にして緊張を隠し得ないミック・ジャガーの表情や、既に一杯飲んできたとおぼしきキース・リチャーズの目つき、ロニー・ウッドやバディ・ガイのギターを弾く指先、ジュニア・ウェルズの笑顔まで、クリーンアップされた高画質映像はさまざまなディテールを映し出してくれる。
『ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ』は、DVD、DVD+2CD、そして特別限定のDVD+2CD+3LPデラックスボックスという3フォーマットで発売される。初回限定盤には、ライヴCDが付けられる予定だ。海外盤はストーンズ参加曲を中心にピックアップした全11曲のダイジェストの1CDが付属するが、日本盤ではこの日のステージを完全収録した全20曲(21トラック)の2枚組CDが付くというからありがたい限りだ。
DVDに収録されていない「アイム・ア・キング・ビー」「サムデイ・ベイビー」「カントリー・ジェイル」「インストゥルメンタル#2」を追加したコンプリート・ヴァージョンは全世界で日本のみの独占仕様となっており、全曲デジタル・リマスタリングによる高音質でフル・ライヴを堪能できるというものだ。千両役者たちが集うシカゴの熱い晩秋の一夜を、ノーカットで堪能することが出来るのは、なんと日本のファンのみなのである。
さらに2000セット限定のデラックスBOXにはDVD+2CDに加え、世界的な高品質を誇る東洋化成の手塚エンジニアによるカッティングが施された3枚組6面のLPも封入される。こちらは早めの予約が必要だ。
1981年12月18日、ストーンズの<北米ツアー>ハンプトン・コリセウム公演から「ブラック・リムジン」がボーナス収録されることもあわせて決定となった。音声のみが先日ダウンロード販売開始されたものだが、完全版映像の公式リリースにも期待したいところだが、まずは1曲でも封印が解かれたことを喜びたい。
単に歴史的な1シーンというもののみならず、ロックファン/ブルースファンの人生そのものに大きなインパクトを残すであろう一大ターニング・ポイントとなる作品の登場だ。
「ブルースやR&Rのコピーから出発し、数年で世界最高のR&Rバンドにまで駆け上がったザ・ローリング・ストーンズ、その持ち歌からバンド名がつけられたように、巨人マディ・ウォーターズはメンバーにとって最大の憧れであり目標。そんな両トップ、1981年の歴史的共演が遂に明らかに。この年、ミック&キースは38歳、一方1983年に長い眠りについたマディにとって生涯最後の公式なライブ録音といえるだろう。まさに神様が与えてくれた奇蹟のタイミング。シカゴの小さなブルース・クラブでのある夜のライブを、こんな素晴らしい音と映像で記録していてくれたことに、またマディ・ウォーターズのライブ作品というコンセプトで発表してくれたザ・ローリング・ストーンズに感謝するばかり。」──有賀幹夫(ローリング・ストーンズ・オフィシャル・フォトグラファー)
「1981年版エル・モカンボ」のような雰囲気の中で繰り広げられる、入れ代わり立ち代わりの大ブルース・セッション大会。子供のようにハシャギながら歌いまくるミックに、バディ・ガイとギター・バトルを繰り広げるキース。こんな凄いことになってたなんて、どうして誰も教えてくれなかったのだろう。」──寺田正典(元レコードコレクター編集長、本作の解説を担当)
『ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ・シカゴ 1981(仮)』日本盤
2012年7月4日 全国レコード店にて一斉発売
●初回限定盤DVD+2CD VQBD-10105¥4,980(税込)
●DVD VQBD-10106 ¥3,980(税込)
●2,000セット数量限定生産デラックスボックスDVD+2CD+3LP VQBD-10107 ¥13,500(税込)
【DVD収録曲】
1.スウィート・リトル・エンジェル / 2.フリップ・フロップ・アンド・フライ / 3.イントロダクショ ン / 4.ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー / 5.カントリー・ボーイ / 6.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー / 7.フーチー・クーチー・マン / 8.ロング・ディスタンス・コール / 9.マニッシュ・ボーイ / 10.ガット・マイ・モジョ・ワーキン / 11.ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー / 12.ワン・アイド・ウーマン / 13. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー(インストゥルメンタル) / 14.クラウズ・イン・マイ・ハート / 15.シャンペン・アンド・リーファー / 16.インストゥルメンタル 1(クレジット)
[ボーナス]1,ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン / 2,ブラック・リムジン(ザ・ローリング・ストーンズ/1981年12月18日のハンプトン公演より)
[DVD仕様]本編 約90分 ボーナス約9分/日本語字幕付/4:3/音声:ドルビー・デジタル ステレオ、ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド. DTSサラウンド・サウンド
【CD収録曲】*LPは同音源を3枚組/6面に収録
[DISC 1]1.ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン / 2.スウィート・リトル・エンジェル / 3.フリップ・フロップ・アンド・フライ / 4.イントロダクション / 5.ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー / 6.カントリー・ボーイ / 7.アイム・ア・キング・ビー / 8.サムデイ・ベイビー・ブルース / 9.カントリー・ジェイル / 10.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー / 11.フーチー・クーチー・マン
M1,2,3,6,7,9は日本盤のみに収録
[DISC 2]1.ロング・ディスタンス・コール / 2.マニッシュ・ボーイ / 3.ガット・マイ・モジョ・ワーキン / 4.ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー / 5.ワン・アイド・ウーマン / 6.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー(インストゥルメンタル) / 7.クラウズ・イン・マイ・ハート / 8.シャンペン・アンド・リーファー / 9.インストゥルメンタル・ジャム1 / 10.インストゥルメンタル・ジャム2
M9,10は日本盤のみに収録
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全マスターが日本レベルにも到着し、なによりその驚愕のクオリティが関係者の間で大きな話題を呼んでいる状況だ。入念なデジタル修復を経た31年前とは思えないクリアーな映像と、神業とも言えるボブ・クリアマウンテンによる音声リマスター、その相乗効果によるリアルな迫力と臨場感は、2012年ロック界最大級の衝撃との出来上がりらしい。
「ユー・ドント・ハヴ・トゥ・ゴー」でマディが披露する、魂を搾り出すようなスライド・ギター。「ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー」の演奏中に会場を訪れ、座席に着くストーンズの面々。そして彼らはマディに呼ばれ、歴史的な共演が実現する。実力派ミュージシャン達による、スリリングなプレイの応酬。約1時間半にわたって繰り広げられるドラマは、1本の映画のようですらある。
偉大なブルースマンを前にして緊張を隠し得ないミック・ジャガーの表情や、既に一杯飲んできたとおぼしきキース・リチャーズの目つき、ロニー・ウッドやバディ・ガイのギターを弾く指先、ジュニア・ウェルズの笑顔まで、クリーンアップされた高画質映像はさまざまなディテールを映し出してくれる。
『ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ』は、DVD、DVD+2CD、そして特別限定のDVD+2CD+3LPデラックスボックスという3フォーマットで発売される。初回限定盤には、ライヴCDが付けられる予定だ。海外盤はストーンズ参加曲を中心にピックアップした全11曲のダイジェストの1CDが付属するが、日本盤ではこの日のステージを完全収録した全20曲(21トラック)の2枚組CDが付くというからありがたい限りだ。
DVDに収録されていない「アイム・ア・キング・ビー」「サムデイ・ベイビー」「カントリー・ジェイル」「インストゥルメンタル#2」を追加したコンプリート・ヴァージョンは全世界で日本のみの独占仕様となっており、全曲デジタル・リマスタリングによる高音質でフル・ライヴを堪能できるというものだ。千両役者たちが集うシカゴの熱い晩秋の一夜を、ノーカットで堪能することが出来るのは、なんと日本のファンのみなのである。
さらに2000セット限定のデラックスBOXにはDVD+2CDに加え、世界的な高品質を誇る東洋化成の手塚エンジニアによるカッティングが施された3枚組6面のLPも封入される。こちらは早めの予約が必要だ。
1981年12月18日、ストーンズの<北米ツアー>ハンプトン・コリセウム公演から「ブラック・リムジン」がボーナス収録されることもあわせて決定となった。音声のみが先日ダウンロード販売開始されたものだが、完全版映像の公式リリースにも期待したいところだが、まずは1曲でも封印が解かれたことを喜びたい。
単に歴史的な1シーンというもののみならず、ロックファン/ブルースファンの人生そのものに大きなインパクトを残すであろう一大ターニング・ポイントとなる作品の登場だ。
「ブルースやR&Rのコピーから出発し、数年で世界最高のR&Rバンドにまで駆け上がったザ・ローリング・ストーンズ、その持ち歌からバンド名がつけられたように、巨人マディ・ウォーターズはメンバーにとって最大の憧れであり目標。そんな両トップ、1981年の歴史的共演が遂に明らかに。この年、ミック&キースは38歳、一方1983年に長い眠りについたマディにとって生涯最後の公式なライブ録音といえるだろう。まさに神様が与えてくれた奇蹟のタイミング。シカゴの小さなブルース・クラブでのある夜のライブを、こんな素晴らしい音と映像で記録していてくれたことに、またマディ・ウォーターズのライブ作品というコンセプトで発表してくれたザ・ローリング・ストーンズに感謝するばかり。」──有賀幹夫(ローリング・ストーンズ・オフィシャル・フォトグラファー)
「1981年版エル・モカンボ」のような雰囲気の中で繰り広げられる、入れ代わり立ち代わりの大ブルース・セッション大会。子供のようにハシャギながら歌いまくるミックに、バディ・ガイとギター・バトルを繰り広げるキース。こんな凄いことになってたなんて、どうして誰も教えてくれなかったのだろう。」──寺田正典(元レコードコレクター編集長、本作の解説を担当)
『ライヴ・アット・ザ・チェッカーボード・ラウンジ・シカゴ 1981(仮)』日本盤
2012年7月4日 全国レコード店にて一斉発売
●初回限定盤DVD+2CD VQBD-10105¥4,980(税込)
●DVD VQBD-10106 ¥3,980(税込)
●2,000セット数量限定生産デラックスボックスDVD+2CD+3LP VQBD-10107 ¥13,500(税込)
【DVD収録曲】
1.スウィート・リトル・エンジェル / 2.フリップ・フロップ・アンド・フライ / 3.イントロダクショ ン / 4.ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー / 5.カントリー・ボーイ / 6.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー / 7.フーチー・クーチー・マン / 8.ロング・ディスタンス・コール / 9.マニッシュ・ボーイ / 10.ガット・マイ・モジョ・ワーキン / 11.ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー / 12.ワン・アイド・ウーマン / 13. ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー(インストゥルメンタル) / 14.クラウズ・イン・マイ・ハート / 15.シャンペン・アンド・リーファー / 16.インストゥルメンタル 1(クレジット)
[ボーナス]1,ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン / 2,ブラック・リムジン(ザ・ローリング・ストーンズ/1981年12月18日のハンプトン公演より)
[DVD仕様]本編 約90分 ボーナス約9分/日本語字幕付/4:3/音声:ドルビー・デジタル ステレオ、ドルビー・デジタル 5.1chサラウンド. DTSサラウンド・サウンド
【CD収録曲】*LPは同音源を3枚組/6面に収録
[DISC 1]1.ユア・ゴナ・ミス・ミー・ホエン・アイム・ゴーン / 2.スウィート・リトル・エンジェル / 3.フリップ・フロップ・アンド・フライ / 4.イントロダクション / 5.ユー・ドント・ハフ・トゥ・ゴー / 6.カントリー・ボーイ / 7.アイム・ア・キング・ビー / 8.サムデイ・ベイビー・ブルース / 9.カントリー・ジェイル / 10.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー / 11.フーチー・クーチー・マン
M1,2,3,6,7,9は日本盤のみに収録
[DISC 2]1.ロング・ディスタンス・コール / 2.マニッシュ・ボーイ / 3.ガット・マイ・モジョ・ワーキン / 4.ネクスト・タイム・ユー・シー・ミー / 5.ワン・アイド・ウーマン / 6.ベイビー・プリーズ・ドント・ゴー(インストゥルメンタル) / 7.クラウズ・イン・マイ・ハート / 8.シャンペン・アンド・リーファー / 9.インストゥルメンタル・ジャム1 / 10.インストゥルメンタル・ジャム2
M9,10は日本盤のみに収録
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