Universal Audio、UADのソフトウェアバージョン6.2登場、新プラグイン「UA 1176 Classic Limiter Collection」追加
フックアップは、Universal Audio社のUAD-2シリーズについて、新プラグイン「UA 1176 Classic Limiter Collection」を含むソフトウェア新バージョン6.2のリリース開始を発表した。
ビンテージなアウトボードをシミュレートしたエフェクトプラグインを、コンピューター本体にほとんど負荷を与えずに使用できるソフトウェアとハードウェアからなるシステム「UAD」のソフトウェアバージョンが6.2になり2011年4月よりリリースが開始された。
今回新たなプラグインが追加されたほか、APOLLOのドライバーの追加やさまざまな改良点も含まれている。なお、今バージョンより、UAD-1のサポートとMac OSX 10.5 Leopardのサポートが終了。UAD-1ユーザーにはTrade-In(下取り)プログラムが用意される(2012年6月末日まで、詳細は下記リンク参照)。
新バージョン6.2ソフトウェアの主な特長は以下のとおり。
・新プラグイン追加 - 「UA 1176 Classic Limiter Collection」(リミッター)
・APOLLOでのRealVerb Proプラグインの不具合を解決
・Studer A800 プラグインにステファン・スミスのプリセットを追加
・UAD-1のサポートを終了
・Mac OSX 10.5 Leopardのサポートを終了
・その他いくつかのプラグインを改善
中でも注目は、やはり、新プラグインのUA 1176 Classic Limiter Collectionだろう。
Universal Audio社の代名詞的な存在である「UA 1176」は、FETを使用した世界初のリミッター。オリジナルバージョンの登場以来、40年の長きに渡って世界中のスタジオで使われてきた。FET回路とカスタムトランスフォーマーを採用することで、超高速アタックと独自のサウンドを実現しており、ビル・パットナムSr.が遺した機種の中でも、定番中の定番といえるものだ。Universal Audio社でも1176LNとして生産が続けられているほか、さまざまなメーカーから「クローン」と呼べるモデルが多数リリースされていることでも、それは証明できるだろう。もちろんUADプラグインの中でも最も使用されてきたもので、ほぼ10年の歴史を誇る定番プラグインとなっている。最近のUAD-2では“1176LN”と“1176SE”が標準装備されており、UADシステムではなくてはならないプラグインの一つとなっている。
そして今回、UAD-2に特化することで、オリジナルハードウェアに搭載された入出力トランスの特性も再現。さらにその他の設計し直しにより今まで以上の詳細な音づくりが可能になった。現行のプラグイン、「1176LN」と「1176SE」に加え今回追加されたものは、通称「ブルーストライプ」と呼ばれる「1176 Rev A」、「ブラックフェイス」と呼ばれる「1176 Rev E」、そして「アニバーサリーエディション」である「1176AE」の3種類だ。いずれもUAD-2専用。UA社のWebショップで、$299でライセンスの購入が可能だ(1176LNプラグイン所有者は$149でアップグレード購入可能)。
UA 1176 Classic Limiter Collection の主な特長は以下のとおり。
・設計を一から見直した1176リミッターののエミュレーションプラグイン
・3種類の有名な3バージョン(Rev A、Rev E、そしてAE)を搭載
・オリジナルハードウェアのすべての信号経路(トランスフォーマー、FET/倍ポーラートランジスターによる増幅回路)を再現することにより入出力に於ける“カラフル”なディスとーションを実現・オリジナルハードウェア同様の、20μsから800μsという超高速アタックタイム
・Ratioボタンが押されていない状態やAttackを“Off”にすることで、よく使用される“トーンボックス”モードを再現、1176のサウンドキャラクターを活かせる
・Ratioボタンはあらゆる組み合わせが可能
・アンディー・ジョーンズ、アンドリュー・シェップス、カール・グランヴィル 、デヴィッド・アイザック、エド・チャーニー、ヒューゴ・ニコルソン、ジャ クワイア・キング 、ジョー・チッカレリ 、ヴァンス・パウエルといった著名エンジニア作成のプリセットを搭載
◆UAD-2 製品ラインナップページ
◆UAD-1 Tarde-In (下取り) キャンペーン
◆フックアップ
◆BARKS 楽器チャンネル
ビンテージなアウトボードをシミュレートしたエフェクトプラグインを、コンピューター本体にほとんど負荷を与えずに使用できるソフトウェアとハードウェアからなるシステム「UAD」のソフトウェアバージョンが6.2になり2011年4月よりリリースが開始された。
今回新たなプラグインが追加されたほか、APOLLOのドライバーの追加やさまざまな改良点も含まれている。なお、今バージョンより、UAD-1のサポートとMac OSX 10.5 Leopardのサポートが終了。UAD-1ユーザーにはTrade-In(下取り)プログラムが用意される(2012年6月末日まで、詳細は下記リンク参照)。
新バージョン6.2ソフトウェアの主な特長は以下のとおり。
・新プラグイン追加 - 「UA 1176 Classic Limiter Collection」(リミッター)
・APOLLOでのRealVerb Proプラグインの不具合を解決
・Studer A800 プラグインにステファン・スミスのプリセットを追加
・UAD-1のサポートを終了
・Mac OSX 10.5 Leopardのサポートを終了
・その他いくつかのプラグインを改善
中でも注目は、やはり、新プラグインのUA 1176 Classic Limiter Collectionだろう。
Universal Audio社の代名詞的な存在である「UA 1176」は、FETを使用した世界初のリミッター。オリジナルバージョンの登場以来、40年の長きに渡って世界中のスタジオで使われてきた。FET回路とカスタムトランスフォーマーを採用することで、超高速アタックと独自のサウンドを実現しており、ビル・パットナムSr.が遺した機種の中でも、定番中の定番といえるものだ。Universal Audio社でも1176LNとして生産が続けられているほか、さまざまなメーカーから「クローン」と呼べるモデルが多数リリースされていることでも、それは証明できるだろう。もちろんUADプラグインの中でも最も使用されてきたもので、ほぼ10年の歴史を誇る定番プラグインとなっている。最近のUAD-2では“1176LN”と“1176SE”が標準装備されており、UADシステムではなくてはならないプラグインの一つとなっている。
そして今回、UAD-2に特化することで、オリジナルハードウェアに搭載された入出力トランスの特性も再現。さらにその他の設計し直しにより今まで以上の詳細な音づくりが可能になった。現行のプラグイン、「1176LN」と「1176SE」に加え今回追加されたものは、通称「ブルーストライプ」と呼ばれる「1176 Rev A」、「ブラックフェイス」と呼ばれる「1176 Rev E」、そして「アニバーサリーエディション」である「1176AE」の3種類だ。いずれもUAD-2専用。UA社のWebショップで、$299でライセンスの購入が可能だ(1176LNプラグイン所有者は$149でアップグレード購入可能)。
UA 1176 Classic Limiter Collection の主な特長は以下のとおり。
・設計を一から見直した1176リミッターののエミュレーションプラグイン
・3種類の有名な3バージョン(Rev A、Rev E、そしてAE)を搭載
・オリジナルハードウェアのすべての信号経路(トランスフォーマー、FET/倍ポーラートランジスターによる増幅回路)を再現することにより入出力に於ける“カラフル”なディスとーションを実現・オリジナルハードウェア同様の、20μsから800μsという超高速アタックタイム
・Ratioボタンが押されていない状態やAttackを“Off”にすることで、よく使用される“トーンボックス”モードを再現、1176のサウンドキャラクターを活かせる
・Ratioボタンはあらゆる組み合わせが可能
・アンディー・ジョーンズ、アンドリュー・シェップス、カール・グランヴィル 、デヴィッド・アイザック、エド・チャーニー、ヒューゴ・ニコルソン、ジャ クワイア・キング 、ジョー・チッカレリ 、ヴァンス・パウエルといった著名エンジニア作成のプリセットを搭載
◆UAD-2 製品ラインナップページ
◆UAD-1 Tarde-In (下取り) キャンペーン
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