ヤマハからAirPlay・AV CONTROLLER・DLNA対応、ネットワーク新時代のAVレシーバー「RX-V473」&「RX-V573」
▲写真上「RX-V473」、写真下「RX-V573」
「RX-V473」「RX-V573」は、スマートフォン/タブレットやパソコンと連携して、iTunes(AirPlay対応)やiOS/Android端末内の音楽ライブラリーのストリーミング再生、AVレシーバーのワイヤレス操作などを実現するAVレシーバー。もちろん、Blu-ray Discやデジタル放送などのコンテンツを高画質・高音質で楽しめる。
ディスクリート構成パワーアンプをはじめとする高音質設計、ヤマハ独自の音場創生技術「シネマDSP」、4K映像/3D映像伝送やHDMIコントロール機能に対応した最新HDMI端子など、AVアンプとしての高い基本性能も追求。RX-V473は5.1ch対応、RX-V573はBlu-ray Discフォーマットで規定された最大7.1chのサラウンド再生に完全対応し、HDオーディオの高音質を理想的な環境で再現する7chパワーアンプ内蔵のフル7.1ch仕様機となっている。
両製品で共通のおもな特徴は以下のとおり。
・AirPlayやAppコントロールに対応した最新ネットワーク機能
・単品コンポならではの充実した接続性で多彩なコンテンツを満喫
・こだわりの高音質設計。<3Dモード>を含む最新シネマDSPも搭載
・YPAO、SCENEなど、高性能を快適に使いこなせる便利な機能群
・「ECOモード」やスタンバイインプットセレクトで消費電力をさらに低減
注目はやはり、AirPlayやAppコントロール対応の最新ネットワーク機能だろう。iPod touch/iPhone/iPadやパソコン内のiTunesライブラリーに保存された音楽コンテンツを高音質でストリーミング再生できるAirPlay、専用アプリケーション「AV CONTROLLER」で本機を操作できるAppコントロールなど、最新のネットワーク機能を装備。スマートフォンやタブレット端末をリモコンのように使って、AVアンプの基本操作はもちろん、スマートフォンやタブレット端末内の音楽コンテンツの再生も楽しめるようになっている。
さらに、パソコンなどにストックした音楽コンテンツ、インターネットラジオなどが聴けるネットワークオーディオ機能(DLNA1.5準拠)も搭載。MP3やAACはもちろん、FLACにも対応し、CDの音質を上回る96kHz/24bitのハイレゾ音源を音楽配信サイトなどからダウンロードして鑑賞することも可能だ。
単品コンポならではの接続性の例としては、次世代テレビ規格を先取りする4K映像伝送(パススルー)をはじめ、3D映像伝送やオーディオリターンチャンネル(ARC)、主要メーカー製テレビ/レコーダーとのリンク機能などに対応した4入力/1出力のHDMI端子の搭載がある。HDMIケーブル1本で簡単にテレビと接続可能。パネル前面のUSB端子にiPod/iPhone/iPad*4を接続すれば、デジタル伝送による高音質再生や充電(本体電源オフ時にも充電可能)、本機側リモコンからの操作も可能だ。さらに、手持ちのBlu-ray DiscレコーダーやCATVチューナー(セットトップボックス)、CDプレーヤーなどを接続できる豊富な音声入力端子も装備し、多彩なコンテンツを満喫できる。
定格出力115W/chのディスクリート構成パワーアンプやバーブラウン192kHz/24bit D/Aコンバーターなど、高音質設計も見逃せない。また、これまでプレゼンススピーカーが必要だったシネマDSP<3Dモード>を通常の5.1chスピーカー構成で実現するVPS(バーチャル・プレゼンス・スピーカー)機能を含む最新バージョンの音場創生技術「シネマDSP」も搭載。加えて、圧縮音声をより魅力的に聴かせるミュージックエンハンサーも装備し、スマートフォンや携帯音楽プレーヤー内の音楽コンテンツはもちろん、インターネットに接続して好みの映像コンテンツを視聴できるネットワーク対応テレビ(スマートテレビ)などの圧縮音声もいきいきとした音で楽しめる。
セッティングの容易さも特筆すべき点だ。付属のマイクを接続し、視聴位置に置いて調整モードをスタートするだけで、部屋に合わせた最適な音響特性が自動的に得られるYPAO(Yamaha Parametric Room Acoustic Optimizer)を搭載。映像と音声のズレを自動的に修正するリップシンク機能も装備し、難しい調整を行うことなく本機の高性能を活かした高音質・高画質のシアター鑑賞が楽しめる。加えて、よく使う映像ソースや音場プログラムなどの組み合わせをワンタッチで呼び出したり、映像ソースとして指定したテレビやレコーダーを連動して起動できるヤマハ独自の「SCENE(シーン)」ボタンも装備。フロントパネル中央の4個のSCENEボタンには、ネットワークオーディオ機能を割り当てるための「NET」ボタンが新たに加わっている。
このほか、消費電力の低減や、「ながら視聴」やBGMユースなど本機を長時間使用する際に威力を発揮する新開発「ECO(エコ)モード」、入力ソースやボリューム位置に合わせてダイナミックレンジを自動調整して小音量再生時にも明瞭なサウンドが楽しめるA-DRC技術、HDMI端子を持たない従来型の映像機器やゲーム機などが接続できるコンポーネントD4映像入力1系統、コンポーネント同軸映像入力2系統(うち1系統はD4との選択式)、コンポジット同軸映像入力4系統(うち前面1系統)の搭載など、多彩な機能を装備。サラウンド再生がお手持ちのヘッドホンで楽しめるサイレントシネマや、40局プリセット対応FM/AMチューナー、映像入力端子と音声入力端子の組み合わせが任意に設定できるフリーアサイン、クリアでパワフルな再生音を支えるデジタル/アナログ分離設計の大容量電源部、バナナプラグ対応のスクリュー式スピーカーターミナル(全チャンネル)といった特徴を備える。
また、RX-V573のみの特徴として、キッチンや寝室、広い部屋の別エリアなど、シアターシステムで再生しているのと同じメインチャンネル音声を離れた場所に設置したスピーカーでも聴けるZone(ゾーン)B再生への対応がある。これは、BGMをより広いエリアに流したり、キッチンで料理や洗い物をしている際にリビングルームに置いたテレビ音声をはっきり聴き取りたい場合などに便利な機能。Zone B再生の切り替えは付属リモコンで行える。
◆RX-V473
価格:52,500円
◆RX-V573
価格:63,000円
発売日:2012年5月下旬
◆RX-V473 製品詳細ページ
◆RX-V573 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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