ローランドから、1080/60p対応、さまざまな映像を高画質でミックスできるマルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-800HD」

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ローランドは、地上デジタルTV放送の倍の画質の“1080/60p”ハイビジョン・ビデオ映像と、パソコン映像を自由にミックスして映像コンテンツを制作できる、マルチフォーマット・ビデオ・スイッチャー「V-800HD」を5月下旬より発売する。

「V-800HD」は、あらゆる映像制作/演出の現場、そして大型ディスプレイなどの映像設備において、プロの要望を満たす製品。プロ仕様のハイビジョン・ビデオ信号をはじめ、パソコンの映像や、民生用ビデオ機器で採用されるHDMI信号にも対応しているため、多様化する映像製作・演出をサポートする。

最大の特徴は、ハイビジョン・ビデオ、パソコン映像、アナログ・ビデオなど、多彩なフォーマットへの対応。TV放送のクオリティを超える“1080/60p”ビデオ映像から、解像度1920×1200ピクセルまでのパソコン映像に加え、従来のアナログ・ビデオ映像まで合計8種類の映像入力を、「ワイプ」や「P in P(ピクチャ・イン・ピクチャ)」などの効果を加えて切替/合成可能。入力された映像に縦横比の違いがあっても調節が可能だ。

スイッチャーで欠かせないのが入出力端子の充実度。V-800HDは、各種映像信号を扱うため、多彩な入出力端子を装備。プロ用映像機器を接続できるSDI端子、パソコン映像を入力できるRGB端子とDVI-I端子に加え、従来のビデオ信号を入力するコンポジット端子をそれぞれ4基搭載。さらに、民生用ビデオ機器で多く搭載されているHDMIにも、変換コネクターで対応する。

画質面での注目は、新開発の「高画質4:4:4/10bit 映像処理エンジン」だ。「4:4:4/10bit 映像処理エンジン」の搭載により、映像切替/合成の高画質化を実現。クオリティを問われる映像制作/演出の現場に最適な仕様となっている。特に、パソコンの文字などのエッジがシャープに表現できるため、近年増加している大型LEDディスプレイとの相性は抜群だ。

そして、同社ビデオ関連製品で培われてきたイージーオペレーションも健在だ。ローランド独自の、使い勝手を考えたシンプルな操作パネルを搭載。“マルチビューワー”機能で入出力映像を確認しながらの確実な操作により、イージーオペレーションを実現する。また、メモリー機能を使えば、複雑な設定もワンタッチで呼び出すことが可能となっている。

◆V-800HD
価格:997,500円
発売日:2012年5月下旬

◆V-800HD 製品詳細ページ
◆ローランド
◆BARKS 楽器チャンネル
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