音質、操作性、信頼性のすべてにおいて大きく進化した次世代ミキサー、ヤマハ デジタルミキシングコンソール「CLシリーズ」
ヤマハは、プロフェッショナルオーディオ機器の新製品として、ヤマハ デジタルミキシングコンソール「CLシリーズ」および同シリーズに対応したI/Oラック「Rio3224-D」「Rio1608-D」を4月より順次発売する。
「CLシリーズ」は、音質・操作性・機能、そして信頼性のすべてにおいて大きく進化した次世代のライブコンサート用デジタルミキサー。
ヤマハ独自の「VCMテクノロジー」と「Rupert Neve Designs」のコラボレーションから生まれた高品位エフェクトや、先進の操作体系「Centralogic」をベースにブラッシュアップされた操作性、自由度の高いリモートコントロール機能、本格的なライブレコーディングへの対応など、現場の要求に高いレベルで応えるさまざまな特長を備えている。
「CLシリーズ」は、次世代のライブコンサート用デジタルミキサーとして大きく進化。ヤマハでは、現代のミキシングコンソールに求められる姿を新しい視点とテクノロジーで具現化したものとしている。四半世紀にわたって進化を重ねてきたヤマハデジタルミキサーの歴史と実績に加え、Rupert Neve Designs社によるサウンドプロセシング、Audinate社によるネットワークシステム、Steinberg社によるライブレコーディングソリューションにより、音・操作性・機能という3つの重要な要素のいずれにも妥協しない製品に仕上げている。
ラインナップは、基本性能は共通ながら入力数とフェーダー構成が異なる3タイプのデジタルミキシングコンソールと、入出力数が異なる2タイプのI/Oラックを用意。デジタルミキシングコンソールの「CL5」はモノラル72ch入力、「CL3」はモノラル64ch入力、「CL1」はモノラル48ch入力としており、いずれも8ステレオ入力と8つの「Centralogic」のフェーダーを備え、「CL3」「CL1」にはメーターブリッジ「MBCL」もオプションで用意する。また、I/Oラックには、アナログ32入力/16出力+8ch AES/EBU出力 の「Rio3224-D」と、アナログ16入力/8出力の「Rio1608-D」を用意する。
▲左からCL3、CL1、I/OラックのRio3224-DとRio1608-D。
これらの接続には、Audinate社が開発し世界的に活用されているネットワークオーディオプロトコル「Dante」を採用しており、低ジッター/低レイテンシーの高い基本性能を確保しながら、目的や規模に合わせて柔軟なシステムを構築できる。
操作性の面では、アナログミキサーに慣れたオペレーターでもストレスなく使えるユーザーインターフェースとして好評の「Centralogic」を核に、より一層磨き上げている。大きく傾いたパネル上部から手前にかけて流れるような本体フォルムは、ディスプレイとフェーダーの滑らかな連続性を実現。フェーダーそのものも、視認性や触感を高めた新デザインのものを採用する。また、新搭載の「User Defined Knobs」には任意の可変パラメーターをアサインでき、本番中のスピーディーなオペレーションをサポートする。
音質の土台となる入出力部についてパーツ選定から再検証するとともに、設計の各段階でサウンドエンジニアによる「音」としての評価もフィードバックし、ナチュラルかつ音楽的なサウンドを実現。加えて自由な音作りのために、内蔵エフェクトをラックマウント感覚で自由に使える「Virtual Rack」に、新たに「Premium Rack」を追加しており、ヤマハ独自のモデリング技術「VCMテクノロジー」と、伝統のアナログサウンドを現代に継承し続けるRupert Neve Designs社とのコラボレーションによって生まれた「Portico 5033/5044」をはじめとする6種類のEQ/コンプレッサーを用意。レコーディングスタジオの定番として名高いアナログアウトボードによる音作りを、ライヴの現場でも実現できる。
目的に合わせて活用できる充実のライヴレコーディングソリューションも注目だ。「CLシリーズ」は、近年のライヴの現場で重要になってきているライブレコーディングにおいても、充実したソリューションを備えていいる。USBメモリーを用いた手軽な2トラックレコーディングから、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と連携した最大64トラックのマルチトラックレコーディングまで幅広く対応する。また、Steinberg社が新たに開発したライブレコーディングに特化したDAWアプリケーション「Nuendo Live」を同梱しており、「CLシリーズ」から「Nuendo Live」のチャンネルネームやマーカー、トランスポートなどをコントロールできるなど、ミキサーとDAWが一体となったライブレコーディングが行える。
このほか、ライブ現場での作業や事前の準備作業の効率を高めるために、各種アプリケーションを用意。「CLシリーズ」のワイヤレスコントロールを可能にするiPad用アプリケーション「CL StageMix」をはじめとして、コンソールの各種セットアップをコンピューター上で行える「CL Editor」、ヤマハのデジタルミキサー間でデータ互換を実現する「Yamaha Console File Converter」(CLシリーズ/PM5D/M7CL/LS9に対応)を用意。これまで作ってきたミキシングデータを引き続き活用することも可能となっている。
<ヤマハ デジタルミキシングコンソール>
◆CL5
価格:オープン
発売日:2012年4月
◆CL3
価格:オープン
発売日:2012年7月
◆CL1
価格:オープン
発売日:2012年7月
<ヤマハ I/Oラック>
◆Rio3224-D
価格:オープン
発売日:2012年4月
◆Rio1608-D
価格:オープン
発売日:2012年7月
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
「CLシリーズ」は、音質・操作性・機能、そして信頼性のすべてにおいて大きく進化した次世代のライブコンサート用デジタルミキサー。
ヤマハ独自の「VCMテクノロジー」と「Rupert Neve Designs」のコラボレーションから生まれた高品位エフェクトや、先進の操作体系「Centralogic」をベースにブラッシュアップされた操作性、自由度の高いリモートコントロール機能、本格的なライブレコーディングへの対応など、現場の要求に高いレベルで応えるさまざまな特長を備えている。
「CLシリーズ」は、次世代のライブコンサート用デジタルミキサーとして大きく進化。ヤマハでは、現代のミキシングコンソールに求められる姿を新しい視点とテクノロジーで具現化したものとしている。四半世紀にわたって進化を重ねてきたヤマハデジタルミキサーの歴史と実績に加え、Rupert Neve Designs社によるサウンドプロセシング、Audinate社によるネットワークシステム、Steinberg社によるライブレコーディングソリューションにより、音・操作性・機能という3つの重要な要素のいずれにも妥協しない製品に仕上げている。
ラインナップは、基本性能は共通ながら入力数とフェーダー構成が異なる3タイプのデジタルミキシングコンソールと、入出力数が異なる2タイプのI/Oラックを用意。デジタルミキシングコンソールの「CL5」はモノラル72ch入力、「CL3」はモノラル64ch入力、「CL1」はモノラル48ch入力としており、いずれも8ステレオ入力と8つの「Centralogic」のフェーダーを備え、「CL3」「CL1」にはメーターブリッジ「MBCL」もオプションで用意する。また、I/Oラックには、アナログ32入力/16出力+8ch AES/EBU出力 の「Rio3224-D」と、アナログ16入力/8出力の「Rio1608-D」を用意する。
▲左からCL3、CL1、I/OラックのRio3224-DとRio1608-D。
これらの接続には、Audinate社が開発し世界的に活用されているネットワークオーディオプロトコル「Dante」を採用しており、低ジッター/低レイテンシーの高い基本性能を確保しながら、目的や規模に合わせて柔軟なシステムを構築できる。
操作性の面では、アナログミキサーに慣れたオペレーターでもストレスなく使えるユーザーインターフェースとして好評の「Centralogic」を核に、より一層磨き上げている。大きく傾いたパネル上部から手前にかけて流れるような本体フォルムは、ディスプレイとフェーダーの滑らかな連続性を実現。フェーダーそのものも、視認性や触感を高めた新デザインのものを採用する。また、新搭載の「User Defined Knobs」には任意の可変パラメーターをアサインでき、本番中のスピーディーなオペレーションをサポートする。
音質の土台となる入出力部についてパーツ選定から再検証するとともに、設計の各段階でサウンドエンジニアによる「音」としての評価もフィードバックし、ナチュラルかつ音楽的なサウンドを実現。加えて自由な音作りのために、内蔵エフェクトをラックマウント感覚で自由に使える「Virtual Rack」に、新たに「Premium Rack」を追加しており、ヤマハ独自のモデリング技術「VCMテクノロジー」と、伝統のアナログサウンドを現代に継承し続けるRupert Neve Designs社とのコラボレーションによって生まれた「Portico 5033/5044」をはじめとする6種類のEQ/コンプレッサーを用意。レコーディングスタジオの定番として名高いアナログアウトボードによる音作りを、ライヴの現場でも実現できる。
目的に合わせて活用できる充実のライヴレコーディングソリューションも注目だ。「CLシリーズ」は、近年のライヴの現場で重要になってきているライブレコーディングにおいても、充実したソリューションを備えていいる。USBメモリーを用いた手軽な2トラックレコーディングから、DAW(デジタル・オーディオ・ワークステーション)と連携した最大64トラックのマルチトラックレコーディングまで幅広く対応する。また、Steinberg社が新たに開発したライブレコーディングに特化したDAWアプリケーション「Nuendo Live」を同梱しており、「CLシリーズ」から「Nuendo Live」のチャンネルネームやマーカー、トランスポートなどをコントロールできるなど、ミキサーとDAWが一体となったライブレコーディングが行える。
このほか、ライブ現場での作業や事前の準備作業の効率を高めるために、各種アプリケーションを用意。「CLシリーズ」のワイヤレスコントロールを可能にするiPad用アプリケーション「CL StageMix」をはじめとして、コンソールの各種セットアップをコンピューター上で行える「CL Editor」、ヤマハのデジタルミキサー間でデータ互換を実現する「Yamaha Console File Converter」(CLシリーズ/PM5D/M7CL/LS9に対応)を用意。これまで作ってきたミキシングデータを引き続き活用することも可能となっている。
<ヤマハ デジタルミキシングコンソール>
◆CL5
価格:オープン
発売日:2012年4月
◆CL3
価格:オープン
発売日:2012年7月
◆CL1
価格:オープン
発売日:2012年7月
<ヤマハ I/Oラック>
◆Rio3224-D
価格:オープン
発売日:2012年4月
◆Rio1608-D
価格:オープン
発売日:2012年7月
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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