[クロスビート取材こぼれ話] ザ・ホラーズ

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Hostess Club Weekender記念すべき第1回のトリを務めたホラーズ。本誌のとの取材は出演時間の少し前、フロントマンのファリス・バドワンと、会場である恵比寿ガーデンホールの楽屋で行なわれた。

◆ホラーズ画像

まずは挨拶のために名乗って握手を交わす。目の前に立たれると思わず見上げてしまうくらい背が高い。シャイなのかあまりこちらを見てくれないのだが、うつむきながらも「ファリスだよ。今日は取材に来てくれてありがとう」と言ってくれたので、インタビューに気分が乗ってないわけではなさそうだ。

しかしここからファリスは不思議さを加速。インタビューを受けながら手元の紙に黒いペンでイラストを描き始める。顔の部分のない女性の裸体のようだが、向かい合って座っているこちらからは逆さまなので何の絵なのかは判然としない。そしてテーブルの端にあった使用済みのケータリングの皿を取ると(一応我々【編集部中嶋+通訳さん】)に気を使っているのか、さりげなさを装いちょっとずつ皿を自分の手元に引き寄せていた)、割り箸の後ろを筆代わりにし、皿に残っていたソースを絵の具にしてイラストを塗り始めた。もちろんこの間、3人は会話のキャッチボールを続いていたのだが、このファリスの一連の行動に中嶋は「“アーティスト”に変わった人が多いって本当なんだなあ」と思ったものである。

ファリスがソースで塗り絵をしながらも答えてくれたこの時のインタビューは、現在発売中のクロスビート2012年5月号に掲載。他メンバーにも描いてもらったサインをプレゼント中なので、ファンの方はぜひチェックを!(写真はファリスの次にサインを描いてくれているスパイダー)
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