ヤマハのエレキギターPacificaシリーズに中~上級プレーヤー向け新モデル「PACIFICA311H/510V/611HFM」登場
ヤマハは、Pacificaシリーズの新モデルとして、PACIFICA311H/510V/611HFMを3月17日より発売した。
Pacificaシリーズは1990年にデビュー、以来20年以上にわたりヤマハエレキギターの中核を担ってきたシリーズ。近年ではPACIFICA112Vを中心とした普及価格帯のモデルがメインとなっているが、今回ラインアップに追加されるモデルは中級以上のプレーヤーに向けたものとなっている。各モデルの概要は以下のとおり。
●PACIFICA311H
フロントピックアップにP-90タイプのシングルコイルを、リアピックアップにはカバードハムバッキングを採用。1S1Hというシンプルで斬新なピックアップ配列ながら、存在感のあるフロントシングルとパワーとエッヂを兼ね備えたリアハムバッキングの組み合わせによりクリーンサウンドからヘヴィなディストーションサウンドまでを幅広くカバーし、Pacificaシリーズのオリジナルコンセプトでもあるヴァーサタイルな演奏スタイルに対応。Grover社製Lockingチューナー、Graph Tech社製 Black TUSQナット、べっ甲柄4プライピックガードなど、機能面・外観面においてもワンランク上の仕様となっている。
カラーは、ブラック(PAC311HBL)、ヴィンテージホワイト(PAC311HVW)、レッドメタリック(PAC311HRM)。
●PACIFICA510V
ピックアップにはSeymour Duncan社製のP-Railsを搭載。外観上はリアポジションにピックアップ一基のみという極めてユニークなデザインだが、P-Railsが持つ多様なサウンドバリエーションにより、多彩なサウンドキャラクター、音楽ジャンルへの要求に対応できるギターとなっている。なお、このPACIFICA510Vに搭載されるP-RailsはSeymour Duncan社とのコラボレーションにより開発されたトレムバッカー(ポールピースの間隔が広い)タイプで、現時点でギター完成品の工場出荷時に搭載される純正パーツとしてはヤマハエクスクルーシブ仕様となっている。
PACIFICA510VのブリッジにはWilkinson社製VS-50を採用、スムースなアーミングを実現しながらもGrover社製Lockingチューナー、Graph Tech社製 Black TUSQナットとのコンビネーションで安定したチューニングを約束。ネックは優れた演奏性と精密なピッチ感で高い評価を得ている現行Pacificaシリーズのネックシェイプを踏襲しつつ、ネック背面を高級感のあるグロスティンテッド仕上げとしている。
カラーは、キャンディアップルレッド(PAC510VCAR)、ブラック(PAC510VBL)、オールドヴァイオリンサンバースト(PAC510VOVS)。
●PACIFICA611HFM
PACIFICA311Hと同様、1S1Hのピックアップコンフィギュレーションを持つ上位モデル。ボディトップおよびヘッドに美しい杢目のフレイムメイプルを配し、新フィニッシュ2色を含むシースルーカラーで仕上げている。ピックアップはフロントにSeymour Duncan社製のSP90-1を、リアには同社製のカバードハムバッキングCustom 5を搭載。シングルコイルながら深みのあるワイドなサウンドが特徴のSP90-1と、適度にブライト感を抑えながら粘りのある独特なハムバッキングサウンドを創出するカバードCustom 5のコンビネーションは、従来のPacificaシリーズが持つポテンシャルを遥かに凌ぐ完成度を誇る。ネック周りはPACIFICA510Vと同様、高級感のある外観イメージと適度なグリップ感を併せ持つティンテッドネックにGrover社製Lockingチューナー、Graph Tech社製 Black TUSQナットを採用。サウンド・演奏性・外観デザインの全てにおいて上級プレーヤーを満足させる充実の仕上がりとなっている。
カラーは、トランスルーセントブラック(PAC611HFMTBL)、トランスルーセントパープル(PAC611HFMTPP)、ルートビアー(PAC611HFMRTB)。
●Pacificaロゴも新たに
なお、今回投入される新モデルでは、Pacificaのロゴにも変更がなされている。従来のスクリプト体ロゴからスマートな印象を与えるゴシック系ロゴ表記となり、同シリーズ誕生当時の開発拠点名であり、シリアスなギターブランドである事を市場に訴求する意志を込めた「Yamaha Guitar Development」を追記したデザインとなっている。この新ロゴは今回の3モデルよりスタートし、2012年初前後を目処に段階的に既存ラインナップにも展開される予定だ。
▲左がこれまでのロゴ、右が「Yamaha Guitar Development」が追記された新しいロゴ。
このほか、ヤマハはエレキベース弦H4060の生産完了をアナウンス。在庫がなくなり次第廃番となる。
◆PACIFICA311H
価格:49,350円
◆PACIFICA510V
価格:61,950円
◆PACIFICA611HFM
価格:74,550円
発売日:2012年3月17日
◆PACIFICA311H 製品詳細ページ
◆PACIFICA510V 製品詳細ページ
◆PACIFICA611HFM 製品詳細ページ
◆Pacificaシリーズ
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
Pacificaシリーズは1990年にデビュー、以来20年以上にわたりヤマハエレキギターの中核を担ってきたシリーズ。近年ではPACIFICA112Vを中心とした普及価格帯のモデルがメインとなっているが、今回ラインアップに追加されるモデルは中級以上のプレーヤーに向けたものとなっている。各モデルの概要は以下のとおり。
●PACIFICA311H
フロントピックアップにP-90タイプのシングルコイルを、リアピックアップにはカバードハムバッキングを採用。1S1Hというシンプルで斬新なピックアップ配列ながら、存在感のあるフロントシングルとパワーとエッヂを兼ね備えたリアハムバッキングの組み合わせによりクリーンサウンドからヘヴィなディストーションサウンドまでを幅広くカバーし、Pacificaシリーズのオリジナルコンセプトでもあるヴァーサタイルな演奏スタイルに対応。Grover社製Lockingチューナー、Graph Tech社製 Black TUSQナット、べっ甲柄4プライピックガードなど、機能面・外観面においてもワンランク上の仕様となっている。
カラーは、ブラック(PAC311HBL)、ヴィンテージホワイト(PAC311HVW)、レッドメタリック(PAC311HRM)。
●PACIFICA510V
ピックアップにはSeymour Duncan社製のP-Railsを搭載。外観上はリアポジションにピックアップ一基のみという極めてユニークなデザインだが、P-Railsが持つ多様なサウンドバリエーションにより、多彩なサウンドキャラクター、音楽ジャンルへの要求に対応できるギターとなっている。なお、このPACIFICA510Vに搭載されるP-RailsはSeymour Duncan社とのコラボレーションにより開発されたトレムバッカー(ポールピースの間隔が広い)タイプで、現時点でギター完成品の工場出荷時に搭載される純正パーツとしてはヤマハエクスクルーシブ仕様となっている。
PACIFICA510VのブリッジにはWilkinson社製VS-50を採用、スムースなアーミングを実現しながらもGrover社製Lockingチューナー、Graph Tech社製 Black TUSQナットとのコンビネーションで安定したチューニングを約束。ネックは優れた演奏性と精密なピッチ感で高い評価を得ている現行Pacificaシリーズのネックシェイプを踏襲しつつ、ネック背面を高級感のあるグロスティンテッド仕上げとしている。
カラーは、キャンディアップルレッド(PAC510VCAR)、ブラック(PAC510VBL)、オールドヴァイオリンサンバースト(PAC510VOVS)。
●PACIFICA611HFM
PACIFICA311Hと同様、1S1Hのピックアップコンフィギュレーションを持つ上位モデル。ボディトップおよびヘッドに美しい杢目のフレイムメイプルを配し、新フィニッシュ2色を含むシースルーカラーで仕上げている。ピックアップはフロントにSeymour Duncan社製のSP90-1を、リアには同社製のカバードハムバッキングCustom 5を搭載。シングルコイルながら深みのあるワイドなサウンドが特徴のSP90-1と、適度にブライト感を抑えながら粘りのある独特なハムバッキングサウンドを創出するカバードCustom 5のコンビネーションは、従来のPacificaシリーズが持つポテンシャルを遥かに凌ぐ完成度を誇る。ネック周りはPACIFICA510Vと同様、高級感のある外観イメージと適度なグリップ感を併せ持つティンテッドネックにGrover社製Lockingチューナー、Graph Tech社製 Black TUSQナットを採用。サウンド・演奏性・外観デザインの全てにおいて上級プレーヤーを満足させる充実の仕上がりとなっている。
カラーは、トランスルーセントブラック(PAC611HFMTBL)、トランスルーセントパープル(PAC611HFMTPP)、ルートビアー(PAC611HFMRTB)。
●Pacificaロゴも新たに
なお、今回投入される新モデルでは、Pacificaのロゴにも変更がなされている。従来のスクリプト体ロゴからスマートな印象を与えるゴシック系ロゴ表記となり、同シリーズ誕生当時の開発拠点名であり、シリアスなギターブランドである事を市場に訴求する意志を込めた「Yamaha Guitar Development」を追記したデザインとなっている。この新ロゴは今回の3モデルよりスタートし、2012年初前後を目処に段階的に既存ラインナップにも展開される予定だ。
▲左がこれまでのロゴ、右が「Yamaha Guitar Development」が追記された新しいロゴ。
このほか、ヤマハはエレキベース弦H4060の生産完了をアナウンス。在庫がなくなり次第廃番となる。
◆PACIFICA311H
価格:49,350円
◆PACIFICA510V
価格:61,950円
◆PACIFICA611HFM
価格:74,550円
発売日:2012年3月17日
◆PACIFICA311H 製品詳細ページ
◆PACIFICA510V 製品詳細ページ
◆PACIFICA611HFM 製品詳細ページ
◆Pacificaシリーズ
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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