土屋アンナ、リアーナの吹き替えに「選んでくれてありがとう、このハスキーボイスを!」
4月13日(金)からTOHOシネマズ 日劇ほかで全国ロードショーとなる『バトルシップ』だが、リアーナがテイラー・キッチュ演じるアレックスの部下で、抜群の運動神経と度胸を誇る男勝りなレイクス役として映画初出演を果たしているのは、以前お伝えしたとおり。
◆土屋アンナ画像
そのリアーナのレイクス役に、土屋アンナが吹替を担当、アフレコ収録が行なわれた。土屋アンナ自身がリアーナのファンと公言されているだけに、アフレコ収録中は終始気合の入っており、レイクスを彷彿とさせる黒のタンクトップとレザーベスト、蝶柄のパンツ姿でレイクスになりきった状態で作業はすすめられた。
──今回、吹替をしてみていかがでしたか。
土屋さん:何度か映画の吹替えをしたことはありますが、全部違ったタイプの役でした。今回は、1番もし自分が演技するならこんな声を出すんだろうなという声をリアーナがすでに出していたので、すごくやりやすかったです!ただ戦う映画なので、声だけで動きを表現しなきゃいけなくて吹替えをしている時、どうしても身体が動いちゃうんだけど、そこのちょっとした声の違いで(吹替えを)聞いている方も「今、苦しいんだ」、「今、すごく辛いんだ」とかを感じとってもわらないといけないので、そこは難しかったですね。でも格好良いリアーナの人間性が出ていたので、やりやすかったですね。
──土屋さんご自身、リアーナの大ファンということですが、実際リアーナの声を担当してみてどうでしたか。
土屋さん:いろんなミュージシャンの方をリスペクトしていますが、その中でもリアーナはハスキーボイスですごくクールなのに、女性らしい甘い声が出ているので、自分がそれを表現出来るというのは、歌ではないですがこの映画でリアーナの良さが出ているので、それを表現できるのは嬉しいし、「(私を吹替えに)選んでくれてありがとう、このハスキーボイスを!」と思いましたね。(吹替えする声が)高くなくて良かったですよ!可愛らしい声とか絶対出ないですよ(笑)。だから高い声の役だったらちょっときつかったかもしれませんね。こうゆう低い声の人がちょっと甘い言葉とか言うと、「えっ何?」とか言われちゃいますもんね。
──今回吹替えが決まった経緯は?
土屋さん:私がリアーナが好きということと、浅野忠信さんと共演したことがあって、それでお話が来ました。そして作品が『バトルシップ』ということと、リアーナの吹替えと聞いて、是非やりたいと思いました!それからリアーナの声が自分の声に近いものがあるかなと感じていたので、リアリティでいけるかなと思いました。
──リアーナの声に近いというのは本当だったんですね。
土屋さん:声が近いと作らないでいろいろ表現できるから良いですよね。もちろん作ることは声優や歌手としては面白いところですが、リアルにいろんな表現はしやすいですね!だから(英語版)を聞いた時に、私ならこの声できるかなって思ったし、叫ぶシーンが多かったので腹筋は鍛えられました!(笑)
──今日のような衣装で吹替えをすると気合は入りますか?
土屋さん:そうですね!全然違いますね。メイクや衣装とかでスイッチが入るというか、映画などで衣装を着て演技をすると(映画の)世界観に入れるので、メイクや衣装の力は大きいです!例えば今回この役でビキニで「ウォー!」とか言っても気合入らないですよね。(笑)
──本作をどんな方に見てもらいたいですか?
土屋さん:びっくりするシーンも多いし、エイリアンも出てくるので子供たちは「わ~怖い!」とか思うかもしれないけど、良い意味でまぬけなエイリアンだったりして可愛いんですよね。だから子供も喜ぶ映画だと思うし、リアーナの初出演映画で彼女の演技力も素晴らしいと思ったので、夢あり、現実味もある映画で、家族で見て欲しいですね。あとは私の声を聞いて、「アンナ、叫んでるー!」とか(声が)合うじゃんとか思ってもらえたら嬉しいですね。
──本作で、リアーナが女優デビューしていますが、土屋さんもハリウッド映画に出演してみたですか?
土屋さん:私英語がダメなんですよね、この顔なのに!海外の方に「ハロー」って話しかけられて、「こんにちは」って返しますもんね(笑)。英語を教えてくれる人がいるなら出てみたいですけどね。日本語で出来る役ならハリウッドに行きたいですね、日本人役とかで…チャンスがあったら、人生一度くらいね!あと叫ぶだけとかの役だったらいけると思います!
映画『バトルシップ』
舞台はハワイ。アメリカをはじめとする世界各国の護衛艦が集結して大規模な軍事演習が行われるなか、沖合に正体不明の巨大な物体が出現する。それは、地球からの友好的な呼びかけに応じて飛来したエイリアンの母船だった。しかし、呼びかけを行った科学者たちの意図とは裏腹に、エイリアンは次々と未知の武器を繰り出し、激しい攻撃を仕掛かけてくる。その戦いの最前線に立たされたは、演習に参加していた米海軍の新人将校アレックス・ホッパーと、彼がライバル心を燃やす自衛艦の指揮官ナガタだった。弱点も戦略も読めないエイリアンに対し、知力と体力の限りを尽くして立ち向かう海の精鋭たち。果たしてエイリアンの攻撃の目的は何なのか?アレックスとナガタはそれを阻止することができるのか?そして、彼らは地球を壊滅の危機から救うことができるだろうか!?
監督:ピーター・バーグ『ハンコック』
製作:ブライアン・ゴールドナー、ベネット・シュニアー、サラ・オーブリー、ピーター・バーグ
VFX:ILM
出演:テイラー・キッチュ『ウルヴァリン: X-MEN ZERO』/浅野忠信『47RONIN』『マイティ・ソー』/リーアム・ニーソン『アンノウン』『シンドラーのリスト』/リアーナ(映画初出演)
配給:東宝東和
http://battleship-movie.jp/
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4月13日(金)TOHOシネマズ 日劇ほか全国ロードショー