RMEのUSB&FireWire対応オーディオインターフェイス「Fireface UCX」発売、初回出荷にはRemote Control付属

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シンタックスジャパンは、RMEのFirefaceシリーズの新機種「RME Fireface UCX」を3月23日より発売する。製品の発売を記念して、初回出荷(限定数200台)には、Fireface UCXのモニタリング機能を手元で操作できる「Remote Control」を同梱する。

「楽器のグラミー賞」とも讃えられるMIPA Award 2011に輝いた、時代を代表する「RME Fireface UFX」の遺伝子を受け継ぎながらも、さらなる革新的なテクノロジーを搭載し、最高のパフォーマンスを誇るオーディオインターフェイス、それが「Fireface UCX」だ。

最大の特徴は、Hammerfall X-CoreによるUSB 2.0&FireWire 400への対応だ。RMEの最新鋭バス・テクノロジーの集大成となるHammerfall X-Coreは、USB 2.0&FireWire 400の両ポートを備え、WindowsとMac OS Xの両環境下でPCIインターフェイスと同等の低レイテンシーと安定性を提供する。RMEはサードパーティ製のUSBおよびFireWireテクノロジーに依存せず、自社開発のオーディオ伝送に最適化されたテクノロジーを採用することで傑出したパフォーマンスと妥協のないプロ・クオリティを実現している。

フレキシブルなモニタリングとシステム構築を可能とし、無制限にミキシング、ルーティングが可能な「TotalMix FX」も注目だ。入出力チャンネルには、ラージ・サイズのデジタル・コンソールに匹敵する豪華な機能(3 BandのEQ、可変ローカット、オートレベル機能、コンプレッサー、エキスパンダーなど)が備わっており、さらにマイクと楽器入力チャンネルにはオーバー・ロードを自動で防ぐインテリジェントなAuto Set機能を搭載。世界中で高い評価を得たFireface UFX のユニークな機能の数々を受け継いでいるというわけだ。

さらなるポイントは、iPadでも使用可能な点。プロフェッショナル・オーディオ・インターフェイスとしては初のクラス・コンプライアントに対応。これにより、Apple iPad/iPad 2と接続(Camera Connection Kit経由)すればFireface UCX のハイ・クオリティな入出力をiPadでも使用可能。iPadにインストールしたAppや楽曲を高音質(iPad 使用時でもRMEが誇るSteady Clockにより、アシンクロナス・モードで動作)で楽しめるのだ。

他にも同クラス最高峰のデジタル制御・マイク・プリアンプの搭載、単体AD/DA コンバーターとして使用可能なスタンド・アローン・オペレーションの対応など、プロフェッショナルからの要求に応える製品として仕上がっている。

製品の発売を記念して、初回出荷(限定数200台)には、「Remote Control」(MI7 オンラインストア価格14,700円)が同梱される。Remote Controlは、頑丈なメタル製のボディにエンコーダー・ダイヤルと2 つのプッシュ・ボタンを備え、コンパクトながらも抜群の利便性を提供。ライブ・レコーディングやフィールド・レコーディングの現場などで、Remote Controlが最高のパートナーとして活躍してくれる。なお、Remote Control同梱は数量限定のため、完売次第Fireface UCXのみの通常出荷となる。Remote Controlは別途オプション品として購入可能だ。

<おもな仕様>
●アナログ入出力
・8入力:バランスTRS Phone×4、マイク/ インストゥルメント入力対応プリアンプ搭載XLR×2、ライン/ インストゥルメント入力×2
・8出力:バランスTRS Phone×6、ヘッドフォン・インピーダンス対応TRS ステレオPhone×1系統(チャンネル7/8)
●デジタル入出力
・S/PDIF:コアキシャル入出力×1系統(AES/EBU対応)
・ADAT:オプティカル入出力×1系統(もしくはオプティカルS/PDIFへ切替可能)
 すべての出力はASIOダイレクト・モニタリングが使用可能
●その他入出力
・MIDI:入出力×2系統(ブレイク・アウト・ケーブル使用)
・ワード・クロック:入出力×1系統

◆Fireface UCX
価格:オープン
発売日:2012年3月23日

Fireface UCX 製品詳細ページ
◆シンタックスジャパン
◆BARKS 楽器チャンネル
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