MAY'S、約5か月ぶりとなる活動再開ライヴで元気な姿をファンに披露
ボーカル・片桐舞子の声帯結節の手術、療養治療のため活動を一時休止していたMAY'Sが、ついに復活した。<THE FACTORY presents MAY'S RETURN LIVE "39">と名付けられた、約5か月ぶりとなる活動再開の舞台となった3月9日・渋谷O-Eastライヴは、その名の通り復帰を待ってくれていた人々への感謝──“サンキュー”を伝えるための記念すべき一日となった。開演前にはWISE、MAY J.、キマグレン、木下優樹菜など多くの仲間からのビデオ・メッセージが紹介され、温かな祝福ムードに迎えられたライヴに臨む心境、休止期間の苦悩、そしてファンへのメッセージを片桐舞子とNAUGHTY BO-Zが語ってくれた。ライヴの模様とともにどうぞ。
◆MAY'S、約5か月ぶりとなる活動再開ライヴ~拡大画像~
──復帰ライヴおめでとうございます!
片桐舞子(以下、舞子):ありがとうございます! お待たせしました。無事に元気に帰ってくることができてすごく嬉しいです。動く二人を久しぶりに見てもらえるライヴで、すごく心配してくれているファンの方もたぶん多いので、たくさんステージを走り回っているところをたっぷり観てもらえたらなと思います。
NAUGHTY BO-Z:昨日までは本当に不安で、本人もすごく緊張していて……。いつもはすごく食いしん坊なんですけど、昨日はご飯も半分ぐらい残してて(笑)。がらにもなく緊張してるなと思いつつ、でも今日リハーサルで安心しましたね、すごく声が出ていて。
──療養中は普段できないこともできそうな時間もあったと思いますが、どう過ごされていましたか?
舞子:「喋ってもいいですよ」という期間から「歌っていいですよ」という期間になるまでは1か月ぐらいかかったんですけど、その時期に、短期だったんですけど海外に語学留学に行きました。何もできない期間を何もできずに過ごすよりは、経験値を上げることで自分達の音楽にも繋がることにもなると思ったので、(留学に行くことを)すぐ決めました。ロンドンに行っていたのは、12月上旬ぐらいですね。10月19日に休止の発表を出させていただいて、10月末に手術をして、入院期間と発声禁止だとか発声を制限されていた期間があったので、その制限の期間が終わって徐々に声を出して慣らしていきましょうっていう時期ぐらいにロンドンに行っていました。
──療養に入る前は喉の痛みがかなりあったんですか?
舞子:結節自体はもう5~6年くらい前から持っていて、最初は全然小さいものでそんなに気にするほどのものではなかったんです。けど、歌っていけばいくほどいうか、やっぱりどうしても無理が重なってしまうのが続くと結節が大きくなってしまって。歌声もそうなんですけど、喋る声もどうしてもハスキーになってしまうっていうのはありました。
──これだけ長く声を出せないこと、歌えないことはつらくなかったですか?
舞子:私は小さいころからずっと民謡をやってたりとか、その民謡のステージに3才ごろから立たせてもらったりしていたので、これだけステージから離れるということは人生上初めてだったので、それはすごくストレスに感じることはありましたね。
──今日はそのストレスを爆発させる、まさに復活ライヴですね。
舞子:そうですね! やっぱり最初歌い始めたときっていうのは上手く歌えなくて、本当に、今日を迎えるうえで、今までしたことない努力もまたできたし、きっとまた自分がやってきたことっていうのを信じていれば大丈夫っていう、今日この日になって今すごく感じているので、大丈夫だと思います。
──休んでいた期間には曲作りもしていたんですか?
舞子:そうですね。歌えないので、気持ち的に「よし、曲作るぞ!」っていう感じに向き合うまでには私の中では少し時間がかかったんですけど、こうやって何かを乗り越えなきゃいけなかったりっていう経験は、自分の中でしっかり歌詞にして残していきたいと思っていたので、その気持ちはすでに歌詞に書きました。今日、一番最後に歌うんですけど、その曲が私自身の歌から離れていた時間だったりへの気持ちを書いている曲なんです。
──活動休止中にファンの方への思いをあらためて感じた瞬間はありましたか?
舞子:ブログへのコメントだったりとか、色んな形で応援のメッセージをもらっていたんですけど、特にびっくりしたのは……。私が手術して入院していたときに出演を予定していたイベントにNAUGHTYさんだけ行ってもらったことがあったんですけど、そのときに、短冊状にいっぱい繋がっている鶴に“MAY'S”って書いてある大きいものをもらって。それはファンの子みんなで集まって作ってくれたり、寄せ書きのアルバムをもらったり、鶴は何羽もらったか分からないぐらいいただいて。こんなに信じてくれている子達の前に早く戻りたいなっていう気持ちにさせてもらいましたね。
──では、そんなファンの方へあらためてメッセージいだけたら幸いです。
舞子:活動休止前にやったツアーのDVDが2月にリリースになったんですけど、そのライヴ中に「私達はずっと変わらないからね」っていうことをファンの子達に向けて私達は言っていて、ファンの子達はそれをすごく信じてくれていて。「いつまでも変わらないMAY'Sでいて下さい」って……。その姿をこれからもまたどんどん見せていきたいと思います!
NAUGHTY BO-Z:新曲はもちろんなんですけど、僕らの魅力はやっぱりライヴだと思っているので、ライヴでまた舞子のトレードマークでもある笑顔をこれからもどんどん届けていきたいと思っています。
「今日しかない最高の思い出を一緒に作りましょう!」。2階席までこれ以上ないくらいの超満員となった渋谷O-Eastは、NAUGHTY BO-Zの予告どおり、舞子の晴れ晴れとした笑顔と高らかな声が光り輝く。さらに、「DESTINY~for Dear...~」ではCLIFF EDGE、「With You~君といつまでも~」ではKG、“NATURAL8”名義楽曲の「STAY TOGETHER」ではSHIKATAも加わり、MAY'Sの完全復活を祝うステージはまさにこの日だけしかない豪華なステージとなった。
そして、最高の笑顔で埋め尽くされれたO-Eastで、舞子は時折涙も見せながら……。<今はどんなに泣いても 泣いて泣いて泣いて泣き止んだら、明日は晴れる気がするよ きっと晴れるだろう──>。
開演前の取材で舞子が語っていた、歌から離れていた期間の心情を綴ったのはまさにこの「SKY」だ。ピアノとストリングスの美しい音色、そして、ファンの大合唱と共に、感動的な歌声が響き渡る。苦しみを乗り越えて復活したからこそ歌うことができたに違いないこのエモーショナルなバラードも含めて、現在制作中だという新作では、聴き手を笑顔にするMAY'Sならではの音世界がまた新たな形で表現されるはずだ。彼らのさらなる進化ぶりをぜひ期待して待っていて欲しい。
◆MAY'S オフィシャルサイト
◆MAY'S OFFICIAL BLOG 舞こりん。
◆NAUGHTY BO-Z
◆MAY'S、約5か月ぶりとなる活動再開ライヴ~拡大画像~
──復帰ライヴおめでとうございます!
片桐舞子(以下、舞子):ありがとうございます! お待たせしました。無事に元気に帰ってくることができてすごく嬉しいです。動く二人を久しぶりに見てもらえるライヴで、すごく心配してくれているファンの方もたぶん多いので、たくさんステージを走り回っているところをたっぷり観てもらえたらなと思います。
NAUGHTY BO-Z:昨日までは本当に不安で、本人もすごく緊張していて……。いつもはすごく食いしん坊なんですけど、昨日はご飯も半分ぐらい残してて(笑)。がらにもなく緊張してるなと思いつつ、でも今日リハーサルで安心しましたね、すごく声が出ていて。
──療養中は普段できないこともできそうな時間もあったと思いますが、どう過ごされていましたか?
舞子:「喋ってもいいですよ」という期間から「歌っていいですよ」という期間になるまでは1か月ぐらいかかったんですけど、その時期に、短期だったんですけど海外に語学留学に行きました。何もできない期間を何もできずに過ごすよりは、経験値を上げることで自分達の音楽にも繋がることにもなると思ったので、(留学に行くことを)すぐ決めました。ロンドンに行っていたのは、12月上旬ぐらいですね。10月19日に休止の発表を出させていただいて、10月末に手術をして、入院期間と発声禁止だとか発声を制限されていた期間があったので、その制限の期間が終わって徐々に声を出して慣らしていきましょうっていう時期ぐらいにロンドンに行っていました。
──療養に入る前は喉の痛みがかなりあったんですか?
舞子:結節自体はもう5~6年くらい前から持っていて、最初は全然小さいものでそんなに気にするほどのものではなかったんです。けど、歌っていけばいくほどいうか、やっぱりどうしても無理が重なってしまうのが続くと結節が大きくなってしまって。歌声もそうなんですけど、喋る声もどうしてもハスキーになってしまうっていうのはありました。
──これだけ長く声を出せないこと、歌えないことはつらくなかったですか?
舞子:私は小さいころからずっと民謡をやってたりとか、その民謡のステージに3才ごろから立たせてもらったりしていたので、これだけステージから離れるということは人生上初めてだったので、それはすごくストレスに感じることはありましたね。
──今日はそのストレスを爆発させる、まさに復活ライヴですね。
舞子:そうですね! やっぱり最初歌い始めたときっていうのは上手く歌えなくて、本当に、今日を迎えるうえで、今までしたことない努力もまたできたし、きっとまた自分がやってきたことっていうのを信じていれば大丈夫っていう、今日この日になって今すごく感じているので、大丈夫だと思います。
──休んでいた期間には曲作りもしていたんですか?
舞子:そうですね。歌えないので、気持ち的に「よし、曲作るぞ!」っていう感じに向き合うまでには私の中では少し時間がかかったんですけど、こうやって何かを乗り越えなきゃいけなかったりっていう経験は、自分の中でしっかり歌詞にして残していきたいと思っていたので、その気持ちはすでに歌詞に書きました。今日、一番最後に歌うんですけど、その曲が私自身の歌から離れていた時間だったりへの気持ちを書いている曲なんです。
──活動休止中にファンの方への思いをあらためて感じた瞬間はありましたか?
舞子:ブログへのコメントだったりとか、色んな形で応援のメッセージをもらっていたんですけど、特にびっくりしたのは……。私が手術して入院していたときに出演を予定していたイベントにNAUGHTYさんだけ行ってもらったことがあったんですけど、そのときに、短冊状にいっぱい繋がっている鶴に“MAY'S”って書いてある大きいものをもらって。それはファンの子みんなで集まって作ってくれたり、寄せ書きのアルバムをもらったり、鶴は何羽もらったか分からないぐらいいただいて。こんなに信じてくれている子達の前に早く戻りたいなっていう気持ちにさせてもらいましたね。
──では、そんなファンの方へあらためてメッセージいだけたら幸いです。
舞子:活動休止前にやったツアーのDVDが2月にリリースになったんですけど、そのライヴ中に「私達はずっと変わらないからね」っていうことをファンの子達に向けて私達は言っていて、ファンの子達はそれをすごく信じてくれていて。「いつまでも変わらないMAY'Sでいて下さい」って……。その姿をこれからもまたどんどん見せていきたいと思います!
NAUGHTY BO-Z:新曲はもちろんなんですけど、僕らの魅力はやっぱりライヴだと思っているので、ライヴでまた舞子のトレードマークでもある笑顔をこれからもどんどん届けていきたいと思っています。
「今日しかない最高の思い出を一緒に作りましょう!」。2階席までこれ以上ないくらいの超満員となった渋谷O-Eastは、NAUGHTY BO-Zの予告どおり、舞子の晴れ晴れとした笑顔と高らかな声が光り輝く。さらに、「DESTINY~for Dear...~」ではCLIFF EDGE、「With You~君といつまでも~」ではKG、“NATURAL8”名義楽曲の「STAY TOGETHER」ではSHIKATAも加わり、MAY'Sの完全復活を祝うステージはまさにこの日だけしかない豪華なステージとなった。
そして、最高の笑顔で埋め尽くされれたO-Eastで、舞子は時折涙も見せながら……。<今はどんなに泣いても 泣いて泣いて泣いて泣き止んだら、明日は晴れる気がするよ きっと晴れるだろう──>。
開演前の取材で舞子が語っていた、歌から離れていた期間の心情を綴ったのはまさにこの「SKY」だ。ピアノとストリングスの美しい音色、そして、ファンの大合唱と共に、感動的な歌声が響き渡る。苦しみを乗り越えて復活したからこそ歌うことができたに違いないこのエモーショナルなバラードも含めて、現在制作中だという新作では、聴き手を笑顔にするMAY'Sならではの音世界がまた新たな形で表現されるはずだ。彼らのさらなる進化ぶりをぜひ期待して待っていて欲しい。
◆MAY'S オフィシャルサイト
◆MAY'S OFFICIAL BLOG 舞こりん。
◆NAUGHTY BO-Z
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