メタリカ、『プレデター』の監督が3D映画を手がける
ハンガリー人監督、ニムロッド・アンタルが、「語りとコンサートを結合させた」という3D映画プロジェクトの監督をするようメタリカに指名された、と3/7にバンドが発表した。バンドのメンバー全員(ジェームス・ヘットフィールド、ラーズ・ウルリッヒ、カーク・ハメット、ロバート・トゥルージロ)が2013年半ばの公開を目指すプロジェクトに参加するという。
ロサンジェルス生まれのアンタルは2007年の『ヴェイカンシー』(ケイト・ベッキンセールとルーク・ウィルソンが共演)、2010年の『プレデター』などのヒット作品を手がけている。アーノルド・シュワルツネッガー映画の続編となる後者はエイドリアン・ブロディが主演し、世界中で1億2700万ドルの収益を上げている。
しかし、メタリカの注意を引いたのは彼の最初のハンガリー映画で、賞を獲得した『コントロール』だった。
「彼の最初のハンガリー映画『コントロール』が2004年のカンヌ映画祭に出品されてみんなをぶっ飛ばしたとき以来ニムロッド作品のファンだった」とラーズ・ウルリッヒは言う。「彼のハリウッドでのキャリアがここ2~3年に開花するのを興奮しながら見守っていたんだ。彼と会って5分のうちにオレは彼の熱心さやクリエイティブ・プロセスの進め方、物事に囚われないパーソナリティに夢中になっていた。じゃあそいつに取り組もう!って感じさ」
メタリカ3D映画は8月に撮影開始され、2013年夏に公開される。
バンドのアルバム『セイント・アンガー』のレコーディングをカメラ・クルーが追った2004年公開のドキュメンタリー『メタリカ:サム・カインド・オブ・モンスター』は限定公開により世界中で200万ドルを稼いだ。
◆ニュース提供:ビルボード
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