ヤマハから亀田誠治のシグネチャーモデルが本数限定で登場、エレキベース「BB2024SK」

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ヤマハは、エレキベースの新製品として、亀田誠治のシグネチャーモデル「BB2024SK」を3月中旬より本数限定で発売する。

「BB2024SK」は、ベースプレーヤーとしても数多くのセッション、ツアーに参加する亀田誠治監修のもと、2年の歳月をかけてできあがったシグネチャーモデル。2009年11月から発売している「BB2024」をベースに、亀田氏が追い求める音を妥協なく実現している。販売予定数は30本。

最大の特徴は、次世代のビンテージになり得る新しいスタンダードのベースを追求していた亀田誠治氏の理想を実現したエレキベースであるということ。ボディの鳴りを徹底的に追求して開発した「BB2024」をベースに、生音の鳴り、ピックアップの鳴り、演奏性など2年の歳月をかけて調整し完成させた待望のシグネチャーモデルとなっている。

鳴りの良さを追究したボディは、さまざまな工夫により実現している。「BB2024」と同様に、独自の接合手法「スプライン・ジョイント」による3ピース構造のボディと、ボディ裏側から弦を通し弦振動を効率的にボディに伝える「ストリング・スルー・ボディ」(弦裏通し)構造を採用。ボディ底部を斜めにカットし45度の角度をつけて弦を通すことにより、サドル部での弦のストレスを軽減し、裏通し効果をより効率的に得ており、タイトなボディ構造と相まって生音の鳴りを追求している。

さらに、ボディ材にはヤマハが独自に研究・開発した木材改質技術「A.R.E.」を施し、楽器としての完成後には、適切な振動を与えることで楽器の振動を促進させる「I.R.A.」処理を施すことで、理想的なボディ鳴りを引き出している。

度重なる意見交換に基づいて完成したオリジナル仕様にも注目だ。亀田氏との意見交換に基づき、ピックアップには出力をあえてやや抑えた専用のピックアップ(フロント:アルニコV、リア:アルニコV)を採用。また、ブリッジにはビンテージ・プラスを搭載。通常の半円型サドルを逆さにマウントするだけではなく、溝の太さまで幾度も調整を繰り返し、輪郭のはっきりしたディープな重低音を実現している。

ボリューム、トーンには、ライブでの視認性を高めるポイントマークを追加しており、ヘッドには“BB2024 SEIJI KAMEDA EDITION”の文字が印字されている。

ヤマハのサイトには、BB2024SK独自の仕様の詳細とともに、亀田誠治のスペシャルインタビューが掲載されている。ベース遍歴から本モデル開発時のエピソードなど、ファンならずとも要チェックの濃い内容となっている。

<おもな仕様>
ボディ:アルダー3 ピース(A.R.E.)
ネック:メイプル+マホガニー 5ピース(ボルトオン)
指板:ローズウッド21F(250R)
ブリッジ:ビンテージ・プラス(ブラスサドル、スチールプレート)
弦長:863.6mm
ピックアップ:スプリット・シングルコイル(アルニコ)×1、バータイプ・シングルコイル(アルニコ)×1
色/仕上げ:VW(ビンテージホワイト)
付属品:ハードケース、オリジナルクロス、オリジナルピック

<亀田誠治プロフィール>
1964 年、アメリカ・ニューヨーク生まれ。辰年。1989 年、アレンジャー、プロデューサー、ベースプレーヤーとして活動を始める。椎名林檎、平井堅、スピッツをはじめ、Do As Infinity、SOPHIAYUKI、スガ シカオ、Chara、アンジェラ・アキ、秦 基博、エレファントカシマシ、JUJU、チャットモンチー、雅-MIYAVI-、フジファブリック、植村花菜、FUZZY CONTROL、NICO Touches the Walls、のあのわ、WEAVER、杏、ハナエ、OverTheDogs などのプロデュース&アレンジを手がけている。2004年夏から椎名林檎らと東京事変を結成。

◆BB2024SK
価格:オープン
発売日:2012年3月中旬

◆BB2024SK 製品詳細ページ
◆Seiji Kameda BBを語る スペシャルインタビュー
◆ヤマハ
◆亀田誠治 公式ホームページ
◆亀田誠治 公式ツイッター
◆BARKS 楽器チャンネル
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