ホイットニー・ヒューストン、映画『ため息つかせて』の続編は制作続行
ホイットニー・ヒューストンの突然の死で悲しみが広がる中、FOXは1995年に彼女が主演したヒット映画『ため息つかせて』(原題:WAITING TO EXHALE)の続編の制作を続行する姿勢を明らかにした。
制作元のFOX 2000 PICTURESの代表エリザベス・ギャブラーは、「制作を中止することをホイットニーも望まないと思います。彼女の名誉のためにも、この続編は何としても制作したい」とその理由を明らかにしている。
ヒューストンは1992年に『ザ・ボディガード』に主演し女優として大成功を収め、1995年にはアンジェラ・バセット、ロレッタ・デヴァイン、グレゴリー・ハインズと共に『ため息つかせて』に出演した。この作品は、テリー・マクミランの小説を題材に俳優のフォレスト・ウィテカーが監督を務め、ヒューストンは既婚男性と恋に落ちるテレビ・プロデューサーを演じている。全世界での興行成績は8,140万ドルで、特にアフリカ系アメリカ人女性たちからの注目を大いに集めたこともあり作品として成功したと評価された。
「続編で彼女の役を誰に任せるか、まだフォレストとは話をしていません。彼はホイットニーと最近まで制作について話をしていた人間の1人ですし、とても悲しんでいると思う」とギャブラーはコメントしている。
FOXは作者のマクミランが2010年9月に小説『GETTING TO HAPPY』を出版した直後、すぐに映画の続編制作の権利を手に入れ、ウィテカーを再び監督に起用すると明言。すでに脚本家を雇って、新たなスクリプトを執筆に入っていた。
今年8月には、ヒューストンの最後の映画となる『SPARKLE』をソニー・ピクチャーズが公開する。この作品は、ザ・シュープリームスを題材にした1976年の映画のリメイクで、アメリカン・アイドル出身のジョーダン・スパークスを含む3人の姉妹シンガーの母親をヒューストンが演じている。
◆ニュース提供:ビルボード
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