<YG Family Concert in Japan>に小室哲哉登場。Gummyと「DEPARTURES」コラボ

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BIGBANG、2NE1などYG ENTERTAINMENT所属アーティストが一堂に会する<YG Family Concert in Japan>最終公演が1月22日、さいたまスーパーアリーナにて開催され、スペシャルゲストとして小室哲哉がお祝いに駆けつけた。

◆Gummy、小室哲哉 画像@<YG Family Concert in Japan>

2NE1の「FIRE」からスタートした、このビッグイベント。その後もBIGBANG、SE7EN、PSY、Jinusean、TabloといったYGファミリーのアーティストたちによるパフォーマンスで会場が盛り上がる。この日のみのスペシャルコラボが実現したのは、先日、日本デビューミニアルバム『Loveless』をリリースしたGummy(コミ)のライヴステージだった。

2NE1と一緒に、彼女たちの楽曲「UGLY」のコラボパフォーマンスを終えて、「私は、2NE1(トゥエニィワン)じゃなくて、31(サーティーワン)だから……大変ですね。18歳のMINZY(ミンジ)ちゃんとジャンプするのが……大変です。靴も高くて(笑)」と、息を切らしたGummy(そもそも彼女は“韓国バラード界の女王”と呼ばれているとおり、2NE1のようなダンスチューンはあまり歌わない)。そんな彼女が、「このステージのために特別に準備した曲で、昔、勉強のために日本に短期間住んでいた際に耳にして、いつかカヴァーしたいと思っていた、日本で大ヒットした曲」「今日は、スペシャルなゲストの方と一緒にパフォーマンスします。『DEPARTURES』。」と、次に歌う曲を紹介する。

日本でヒットした「DEPARTURES」といえば、思いつくのは、1996年の元旦にリリースされ、220万枚以上を売り上げた、globeの4枚目のシングル「DEPARTURES」。「誰? 誰?」と客席が騒然となる中、ステージ上のグランドピアノが音色を奏で始め、そしてサングラス姿の小室哲哉が登場。その姿を確認したオーディンスからは驚きの声が一斉に上がった。

今回の小室の出演は、Gummyの話のとおり「とても素敵な曲」と、ずっとお気に入りだったこの曲への想いから小室に最終日での出演を打診したところ、小室もそんなGummyの依頼を快諾し、実現した。

緊張しながらも、丁寧に小室哲哉が紡いだメロディーを歌い上げたGummy。そんな彼女に小室は、「頑張ったね。呼んでくれてありがとう。YG Entertainment、15周年おめでとうございます。お祝いにきました。」と、笑顔を見せる。さらに「すごく『DEPARTURES』よかったと思います。(観客に)よかったよね? あとは、最後までリラックスして頑張ってください。どうもありがとう。」と、手を差し出して握手を交わす。そんなふたりのコラボレーションで、3万5000人の歓声が、再びさいたまスーパーアリーナを包み込んだ。

「今まで小室哲哉さんとは面識はなく、当日のリハーサルで初めてお会いします。とても有名な方なのでお会いできると思ってもいなかったです。歌詞がとても難しくて理解するまで時間がかかりましたが、日本のファンの皆さんのために一生懸命練習しました。小室さんと憧れの『DEPARTURES』をセッションすることができて本当に光栄に思います。」── Gummy(当日、本番前のコメントより)

<YG Family Concert>は、2003年より韓国にて開催されているYG Entertainmentの恒例行事。YG社設立15周年およびエイベックスと共同で新レーベルYGEX(ワイジーエックス)を発足したことから、約5年半ぶりに日本でも開催が決定。日本公演は、京セラドーム大阪およびさいたまスーパーアリーナの2会場4公演で、16万人を動員した。

text by ytsuji a.k.a.編集部(つ)

◆Gummy オフィシャルサイト
◆BARKS アジアンアーティスト チャンネル
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