BUCK-TICK、不動のメンバーで迎える25周年の計画続々発表

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2012年でデビュー25周年を迎えるBUCK-TICKが、年末恒例の日本武道館公演<THE DAY IN QUESTION>を2011年12月29日に開催し、客席を埋め尽くした約1万人のファンを熱狂させた。

◆BUCK-TICK 画像
◆2011年12月29日セットリスト

25年の歴史を振り返るように、歴代のアルバム・ジャケットや過去のライヴ映像をコラージュした映像が巨大スクリーンに映し出されるオープニング。その映像越しに、ステージに現われたメンバーの姿が見えると一際大きな歓声が沸き、その声に応えるように今井寿がギターをかき鳴らす。

1曲目は「HURRY UP MODE」、続く「SEXUAL ×××××!」は当時のミュージック・ビデオをバックに演奏するという驚きの曲順と演出だ。実はこの日の本編のセットリストは、アルバムの発売順に各アルバムの中から1曲ずつピックアップした内容で、その後も「悪の華」「JUPITER」「die」「極東より愛を込めて」「ROMANCE」「独壇場Beauty -R.I.P.-」など全18曲を演奏。各時代の中で鮮烈な印象を残しながら、今なお輝きを失っていない楽曲群に、BUCK-TICKのオリジネイターたる姿を再認識した。

そして3回のアンコールに応えた後、ヴォーカルの櫻井敦司は「どうもありがとう。来年BUCK-TICKはデビューして25年になります。こうなったらとことんいきましょう。来年もまた、遊びましょう」と静か語りかけ、最後に「COSMOS」を演奏し大団円を迎えた。

すべての演奏が終り、メンバーがステージを去った後、25周年アニバーサリー・イヤーの活動内容がスクリーン上で発表された。

すでにリリースが発表されている3月7日発売のボックス・セット『CATALOGUE VICTOR→MERCURY 87-99』『CATALOGUE ARIOLA 00-10』を皮切りに、新レーベル“Lingua Sounda"(リンガ サウンダ)から春にニュー・シングルとライヴDVD&Blu-ray、夏にはトリビュート・アルバムとニュー・アルバムをリリース。そして6月に日比谷野外音楽堂で2DAYSライヴ、夏にはスタンディング・ツアー、秋にはホール・ツアーを、そして12月29日の日本武道館までを一挙に発表。さらにデビュー月の9月には、25周年を記念したライヴも予定しているという。

年末に行なわれた武道館ライヴは、BUCK-TICKの歴史の中でも初となるニコニコ生放送で4時間ライヴ中継を実施し、同サイトでの、ロック・バンドとしては過去最高の来場者数となる約10万人を記録した。不動のメンバーで迎えるデビュー25周年、2012年は“バクチク現象”再燃の予感がする。

写真●横井明彦

<BUCK-TICK 2012年インフォメーション>
●2012年3月7日発売
『CATALOGUE VICTOR→MERCURY 87-99』
『CATALOGUE ARIOLA 00-10』
●2012年春発売 New Single , Live Dvd & Blu-ray
●2012年夏発売 Tribute Album, New Album
●2012年6月 日比谷野外大音楽堂 2days
●2012年6月~7月 Standing Tour
●2012年9月 Debut 25 th Anniversary LIVE
●2012年10月~12月Hall Tour
●2012年12月29日 日本武道館

◆BUCK-TICK オフィシャル
◆25周年スペシャルサイト
◆TOKUMA JAPAN BUCK-TICK
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