aiko、ツアー終了「じゃ、またね!」

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12月18日(日)、10月からスタートしたaikoのライブハウスツアー<Love Like Rock vol.5>がZepp Tokyo公演でファイナルを迎えた。

◆aiko画像

オープニングの「恋愛ジャンキー」からロック色を強めたアレンジのナンバーを立て続けに披露し、最初の4曲が終わった時点で満員の観客もaiko本人も既に汗だく。終始クライマックスのようなテンションと盛り上がりでライブは熱く激しく続いていった。

紅白出場の話題などで笑顔を咲かせたMCや、客席中央まで延びる花道の先に用意されたサブステージでの近距離のコミュニケーションにより、会場は圧倒的な一体感に包まれる。新アレンジで聴かせたミディアムナンバー「寒いね...」、アコースティックスタイルでの「悪口」「ぬけがら」などライブならではのシーンを挟みつつ、後半では「be master of life」や「二人」といったキラーチューンで再び怒涛の疾走。そして、「みんなにどうしても聴いて欲しい1曲です」という言葉とともに歌われた新曲「ずっと」で本編を終えた。

アンコールでは「小鳥公園」「愛の病」「ボーイフレンド」の3曲を熱唱。その途中でaikoは全18公演のツアーを終えるにあたっての心境を真っ直ぐ言葉にした。震災から9カ月たった今の気持ち。ライブができることの喜び。ファンのみんなと笑いあえることの尊さ…、そんな彼女の熱い想いに大きな拍手が巻き起こった。その後はファイナルにふさわしいダブルアンコールとして「カブトムシ」も披露され、約3時間に渡るライブは幕を閉じた。

デビュー13周年を迎えた2011年は初めてのベストアルバム『まとめI』『まとめII』のリリースで始まり、4月からのホールツアー<Love Like Pop vol.14>と今回の<Love Like Rock vol.5>という2本のツアーで休みなく全国を駆け巡ったaiko。12月23日(金)には「MUSIC STATION SUPER LIVE2011」、そして12月31日(土)は「第62回 NHK紅白歌合戦」への出演を控えている。だが、驚くことに今後の予定はまったくの白紙だという。ゆったりと余裕を得て、2012年も更なる飛躍を遂げてくれることだろう。aikoがライブの最後で発した「じゃ、またね!」の言葉のままに。

<Love Like Rock vol.5>
2011年12月18日(日)
@ZeppTokyo公演
1.恋愛ジャンキー
2.鏡
3.心日和
4.milk
5.ヒカリ
6.密かなさよならの仕方
7.桃色
8.寒いね...
9.ふれていたい
10.悪口
11.ぬけがら
12.陽と陰
13.キスする前に
14.be master of life
15.二人
16.ライン
17.ずっと
~ENCORE
EN1.小鳥公園
EN2.愛の病
EN3.ボーイフレンド
~DOUBLE ENCORE
EN4.カブトムシ

◆aikoオフィシャルサイト
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