ザ・ハンズインポケッツ、決死の東北ツアーを決行“想いを伝えたい”

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大手事務所には属さず、自らの力だけで全国をライヴツアーし、12月に行うZeppTokyoワンマンライブに向けて全力で走り続けるインディーズバンド“ザ・ハンズインポケッツ”。

そのZeppTokyoワンマンライブを12月14日に控えた彼らが決死の弾丸ツアーを決行。春に行う予定だった全国ツアーの振り替え公演として、秋田、福島、仙台等5ヵ所をでその勇姿を見せてくれた。

なかでも、福島県いわき市でのライヴは圧巻。ステージではなくホールに機材を組み上げてのライブ。通路には震災後の瓦礫の山で立ち上がる人々の写真が飾られており、オーディエンスと同じ目線で繰り広げられるパフォーマンスで会場は熱気に包まれた。MCも非常に短くメンバーから公演についての説明は全くなかったが、背水の陣でツアーに臨む彼等の懸命の姿は強い印象を残したようだ。無名のインディーズバンドが開催する無謀とも言えるZeppワンマンまで残すところ約1ヶ月、ライブに命を賭ける彼等の物語から目が離せない。

最後に革命の首謀者ザ・ハンズインポケッツ、フジタ興奮からのメッセージを転載する。

このメッセージに目を留めてくれてありがとう。まず何よりそれに感謝します。俺達ザ・ハンズインポケッツは、2011年12月14日、日本最大のライブハウスZeppTokyoに挑戦します。楽器を触ったこともなかった俺達がこのバンドを結成してから10年間、ただひたすらにライブだけをやり続けてきました。倒れても倒れても立ち上がろう、それだけを歌い続けて来ました。メジャーとは正反対のゲリラの様な活動です。

そんな無名のインディーズバンドが突然日本最高のステージに立つことを、みんな疑問に思っていると思います。これは命懸けのメッセージです。情報が溢れ、恰好ばかりのインチキやデタラメばかりがまかり通る世の中で、気持ちを伝えるには自分が体を張るしかない。そう思って一歩を踏み出しました。

どうか口先だけの奴にならないでください。
どうか口先だけの奴に負けないでください。
自分だけの輝ける瞬間をその手で探し出してください。

それは決して楽な道ではありません。時には挫折し、悔し涙を流す事もあるでしょう。でも君の中にある情熱が本物なら、決して他の何かで代用することはできない。なぜなら愛はひとつしかないのです。

俺は大した人間じゃありません。だから俺にできることはきっと君にもできることです。君が許せないものに怒りを覚えたとき、俺達も必ず同じ気持ちで怒っている。君が立ちはだかる壁を乗り越えようと戦うとき、俺達も同じ地上のどこかで必ず戦っている。暗い夜は燃え上がる情熱が灯りになる。俺達がいる限り、君は絶対に一人ではないのです。

12月14日、不可能をひとつ殺します。
その日を俺達の革命の日にしよう。ZeppTokyoで待っています。
(ザ・ハンズインポケッツ Vo.フジタ興奮)

ザ・ハンズインポケッツ完全無所属ワンマン
<12月14日。不可能をひとつ、殺す>
2011年12月14日ZeppTokyo
OPEN/START 17:00/18:00
ADV/DOOR \3000/3500
O.A/CHILD'S PLAY
・イープラス
http://eplus.jp/sys/T1U14P0010163P0108P002057665P0050001P006001P0030001
・チケットぴあ Pコード138-157
・ローソンチケット Lコード77056


◆ザ・ハンズインポケッツ オフィシャルサイト
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