アデル、喉の問題が続いて、Qアウォードにも出演せず
2月にブリット・アウォードで素晴らしいパフォーマンスを披露してファンを圧倒して以来、アデルは世界的名声と高い評価を収めてきた。しかし、10/24ロンドンで行なわれたQアウォードでパフォーマンスしなかったことは、キャンセルされたアメリカ・ツアーとも絡んで、彼女を苦しめている喉の問題にはハッキリした終わりがないということを示している。
◆アデル「サムワン・ライク・ユー」@Brit Awards 2011パフォーマンス映像
喉の問題のおかげで彼女は完全に声を休めなくてはならず、いつ復帰できるかの見込みもないという。今のところレコード会社はパフォーマンスできるようになるには、「長期の休養期間」が必要だと言っているだけだ。
ファンはシンガーの長引く休業に対し悲しみを感じていると共に、彼女の声に長引く問題があるのではないかと恐れている。
Qアウォード欠席後、あるファンは「アデル、喉が癒えずにあなたが美しい音楽を作ることができないのなら、私はどうしていいのかわからない」とツイートしている。
アデルがQアウォードにまったく姿を見せなかったのは、9月初旬にロンドンで行なわれたマーキュリー・ミュージック・アウォード出演とは対照的だ。
そのときは賞を受け取るために姿を見せたものの、喉の詰まったような声で彼女が歌うことができないことは明らかだった。彼女は観客に声を休めるよう医者に言われており、パフォーマンスできないことは「ものすごく悲しい」と語っていた。
今月初旬、イギリス・ツアーをキャンセルすることになった喉の問題のせいで今後のライブ活動が怪しくなったあと、ソールドアウトの全米10都市公演をキャンセルした。
Qアウォードで最優秀女性賞、最優秀楽曲賞を獲得したシンガーは、MTVヨーロッパ・ミュージック・アウォードでも3部門にノミネートされている。この賞は11/6にベルファストで授与されるが、シンガーが元気になってパフォーマンスを行なう見込みはない。
3週間前に全米ツアーをキャンセルすると発表したあと、彼女はブログで「みなさん、すごくショックで残念なんだけど、また声の問題が出てきちゃったの…。いわれた忠告にすべて従って、自分にできる限りの最善を尽くして言いつけや取り決めを守ってちゃんと実践してるんだけど、それだけじゃ十分じゃないみたいなのよ」
◆ニュース提供:ビルボード
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