リアーナ、PVを巡った裁判で和解

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リアーナがファッションカメラマン、デビッド・ラシャペルとの「S&M」裁判で和解した。デビッドはメリーナ・マツオウカが監督を務めた2010年のリアーナの楽曲「S&M」のビデオに自身の作品の一部が盗作されているとして、100万ドル(約7600万円)の損害賠償を求める裁判を起こしていた。「リリのことは好きだよ。個人的なことじゃなくてビジネス上だけの話さ。ミュージシャンはサンプルミュージックや他人のビートに使用料を払うのが一般的だし、アーティストのビジュアルをサンプリングしてもそれに何の違いもないはずだ」とデビッドは語る。

結局この件に関しては、リアーナ側が非公開の金額を支払うことで裁判所外で和解に応じ、デビッドの広報は彼が「この和解に満足している」とコメントした。

デビッドの提出書類には、首輪で繋がれた男が女性に連れられて歩いているものや、ラテックス製のマスクをつけた女性などリアーナのPVとデビッドの写真8作品に類似点があるとしており、その中でリアーナが新聞の見出しの前でポーズを取っているシーンは、デビッドが撮影したレディー・ガガが新聞の見出しを体をくっつけているものと類似しているとされている。

リアーナの代理人とレコード会社はこの件について未だコメントはしていない。デビッドとの問題は収束したが、論点となっているPVはパリを拠点に活動している写真家フィリップ・パウルスからも訴えられており、フィリップは「S&M」のビデオに無断で自身の作品が利用されたとしている。

BANG Japan

◆BARKS洋楽チャンネル
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