千住真理子、ストラディヴァリウスの音色を公開中

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約300年間ものあいだ誰にも弾かれずに眠っていた幻の名器、1716年製のストラディヴァリウス「デュランティ」と共に、年間100本を越えるコンサート活動を行ない毎年新作アルバムをリリースしている千住真理子。2010年でプロ・デビュー35周年を迎えるにあたり、35周年を記念したアルバム『心に残る3つのソナタ~フランク、フォーレ&モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ集~』が1月27日に発売される。

アルバム収録曲は、「フランク:ヴァイオリン・ソナタ イ短調」「モーツァルト:ヴァイオリン・ソナタ第28番ホ短調」、「フォーレ:ヴァイオリン・ソナタ第1番イ長調作品13」の3曲。彼女の中で特に思い出深い3つのソナタが収録されている。

幼少の頃からその演奏力でクラシック界に旋風を巻き起こし、12歳でNHK交響楽団と共演、プロ・デビューを果たした千住真理子。しかし、その後の35年の歩みは決して平坦ではなく、大きな挫折を経験するなど様々な紆余曲折があった。この3曲はそんな彼女の35年のキャリアの中で、常に彼女の心の中で鳴り続けた曲、そして支えてくれた彼女にとってかけがえのない楽曲という。

また、アルバムにはボーナストラックとして「サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー」が収録されている。野村不動産PROUDのテレビCM曲に決定した曲で、オンエアも開始となった。

CMの映像はデンマークにあるフレデリクスボー城で撮影。周囲を囲む湖やバロック式の庭園ともに美しい風景が描き出されているが、この映像のバックに千住真理子が奏でるこの曲を起用した理由について、野村不動産PROUDの担当者は「ロケ地であるデンマーク、北欧の持つイメージと、彼女の持つ優雅さ、気品、そして印象的に奏でるヴァイオリンの旋律がPROUDの目指しているイメージとマッチし、今回演奏をお願いした」と語っている。歴史を刻むごとに美しく輝き人々に感動をあたえる佇まいと、千住真理子の演奏が、野村不動産PROUDの考える「世界一の時間」というコンセプトを表現している美しいCMだ。

なお、このCM映像は野村不動産PROUDのオフィシャル・サイト(http://www.proud-web.jp/proudclub/#/cm/01/)にて公開中。また、この曲に対する想いや「住まい」に対する想いを語る千住真理子の動画映像も公開されている。

◆千住真理子・動画映像

2010年1月に35周年記念アルバム、そして2月13日には東京オペラシティコンサートホールで記念コンサートも予定している千住真理子だが、一足先に、彼女が奏でるストラディヴァリウス・デュランティの音色をこのCMの美しい映像と共に味わっていただきたい。

『心に残る3つのソナタ~フランク、フォーレ&モーツァルト・ヴァイオリン・ソナタ集~』
2010年1月27日発売
TOCE-56267(CD+DVD) ¥3,500(税込)
1.ヴァイオリン・ソナタ イ長調(フランク)
2.ヴァイオリン・ソナタ 第28番 ホ短調 K.304(300c)(モーツァルト)
3.ヴァイオリン・ソナタ 第1番 イ長調 作品13(フォーレ)
ボーナス・トラック サムワン・トゥ・ウォッチ・オーヴァー・ミー(野村不動産PROUD CM曲)
【特典DVD】
G線上のアリア(J.S.バッハ)、愛の挨拶(エルガー)+スペシャル・インタビュー

<千住真理子デビュー35周年記念コンサート>
2010年2月13日(土)
@東京オペラシティコンサートホール
[問]ジャパン・アーツぴあ(03-5237-7711)
◆千住真理子オフィシャルサイト
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