音とタッチを大幅にグレードアップ　ローランドピアノ・デジタルのエントリー・モデル「RP301」

ローランドは、ローランドピアノ・デジタルのエントリーモデル「RP301」を10月下旬より発売する。

「RP301」は、本格的グランドピアノの豊かなサウンドとタッチを実現した、ローランドピアノ・デジタルのエントリーモデル。

注目は、美しいピアノ音と高い表現力で定評のある「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を、エントリーモデルで初めて搭載したこと。鍵盤はグランドピアノ弾き心地をコンパクトにかなえたアイボリー・フィールG鍵盤採用、ピアノ・レッスンに最適な機能も多数内蔵。これからピアノ・レッスンを始めたい人、手軽に本格的なピアノ演奏を楽しみたい人などにオススメのデジタルピアノだ。外装は、好評のローズウッド調仕上げ。

音源として採用された「スーパーナチュラル・ピアノ音源」は、88鍵ステレオ・マルチサンプリング音源の基本性能をベースに、ローランドの最先端ピアノV-Pianoのテクノロジーを融合することで生まれた音源。フルコンサート・グランドピアノの特性を徹底追及し、鍵盤ひとつひとつの音色や響きの違いを表現するとともに、ピアニシシモからフォルテシシモまで境目のない音色変化、美しく伸びて消えていく音の減衰もみごとに再現。アコースティック・グランドピアノさながらの、なめらかで表情豊かな演奏を楽しめるようになっている。

アイボリー・フィールG鍵盤鍵盤は、ローランド最上位ピアノの鍵盤の見た目や手触り、そして豊かな表現力を受け継いだもの。白鍵は象牙の見た目と手触りを再現し、白鍵、黒鍵ともに吸湿性のある素材を採用。連打性にも優れ、グランドピアノ特有のクリック感を再現したエスケープメント機構も搭載。演奏者の繊細なタッチの違いを忠実に再現し、高い表現力を備えている。

シンプルながらピアノ演奏、練習にフォーカスした操作パネルにも注目。操作ボタン類はフロント・パネル上に配置。ピアノ・レッスンに最適な必要最低限のボタンを配置しているので、わかりやすくシンプルな操作を実現する。また、ボタン類の表記はすべて日本語なので、入門者や子どもでも安心して使えるようになっている。

レッスンに最適な機能の満載もうれしいところ。まず、テンポや拍子を自由に変更できるメトロノームを内蔵。そして、演奏をすぐに録音することができるレコーダー機能を装備しているので、自分の演奏を客観的に聴くことが可能。演奏力の向上に役立てることができる。

さらに、練習などに役立つ内蔵曲は200曲収録。クラシックの名曲をはじめ、バイエルやブルグミュラーなどレッスンにすぐに使える曲が満載だ。内蔵曲は右手／左手の各パートごとに再生／ミュート（消音）が切り替えられるので、左手は自動演奏に任せ、右手パートだけを集中して練習するなど、効果的なトレーニングも行える。これらに加えて、鍵盤の領域を左右で分割し、それぞれ同じ音域を持つ2つのピアノとして演奏できるツインピアノ機能も装備。お手本の演奏を隣で見ながら演奏することができるので、練習もスムーズに行える。

このほか、12Wの低消費電力設計や自動で電源を切れる「オート・オフ機能」も搭載。また、iPodなどを接続して内蔵スピーカーで再生できる外部入力の搭載や、高さが変更でき、最適なポジションで演奏できる高低自在椅子BNC-05を同梱するのも見逃せない。外形寸法は、1378（幅）×424（奥行）×992（高さ）mm（譜面立てを付けた場合）、重量は39kg（専用スタンド込み）。

◆RP301
価格：オープン
発売日：2011年10月下旬予定

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