ローランドから、奥行き30cm！スリム＆スタイリッシュ、スーパーナチュラル・ピアノ音源搭載のデジタルピアノ「F-120」

ローランドは、デジタルピアノ「F-120」を11月下旬より発売する。

「F-120」は、コンパクトなボディに、スーパーナチュラル・ピアノ音源を搭載し、本格演奏をスタイリッシュに楽しめる、ワンランク上のスマート・ピアノ。カラーバリエーションとして、ホワイト仕上げの「F-120-WH」、サテンブラック仕上げの「F-120-SB」をラインナップする。

注目はインテリアにとけ込むおしゃれなデザインとコンパクトさ。その奥行きわずか約30cm、シンプルモダンなデザインは、どんなインテリアにもしっくりとマッチ。開けると譜面たてにもなるスライド式鍵盤は、閉めると上部がフラットですっきりしたフォルムになるのもポイント。音色ボタンなど、必要最小限のボタンをシンプルに配置した操作パネルが演奏をスムーズにサポート。消し忘れを防ぐオート・オフ機能も備え、使いやすさはもちろん、エコにもこだわっている。

音源には、ピアノとしての表現力を極めたスーパーナチュラル・ピアノ音源を採用。88鍵ステレオ・マルチサンプリング音源の基本性能をベースに、ローランドの最先端ピアノV-Pianoのテクノロジーを融合することで生まれた音源だ。フルコンサート・グランドピアノの特性を徹底追及し、鍵盤ひとつひとつの音色や響きの違いを表現するとともに、ピアニシシモからフォルテシシモまで境目のない音色変化、美しく伸びて消えていく音の減衰もみごとに再現する。アコースティック・グランドピアノさながらの、なめらかで表情豊かな演奏が楽しめるというわけだ。

鍵盤にはアイボリー・フィールG鍵盤を搭載。ローランド最上位ピアノの鍵盤の見た目や手触り、そして豊かな表現力を受け継いでいる。白鍵は象牙の見た目と手触りを再現し、白鍵、黒鍵ともに吸湿性のある素材を採用。連打性にも優れ、グランドピアノ特有のクリック感を再現したエスケープメント機構も搭載。演奏者の繊細なタッチの違いを忠実に再現し、高い表現力を備えている。

ペダルも繊細な表現に応える「連続検出ペダル」採用と、抜かりはない。ダンパー・ペダルとソフト・ペダルは、微妙な踏み加減を連続検出可能。ダンパー・ペダルを徐々に踏み込んだときの音の伸び具合の変化、一瞬だけペダルを戻すといった踏み直しなど、ペダルを使った繊細な演奏表現が楽しめる。

レッスンに役立つ機能も満載だ。自分の演奏を録音できるレコーダーや、テンポや拍子を自由に変えられるメトロノームを用意。マンツーマン・レッスンに便利な、鍵盤を同じ音域の左右2つの領域に分割できる「ツインピアノ」機能も備える。

内蔵曲には、クラシック名曲をはじめ、バイエルやブルグミュラーなどレッスンにすぐに使える曲を豊富に搭載。お手本として聴くのはもちろん、右手／左手の各パートごとに再生／ミュート（消音）が切り替えられるので、たとえば左手は自動演奏に任せ、右手パートだけを集中して練習するなど、効果的なトレーニングも行える。ヘッドホンをつなげば時間を選ばずに演奏が楽しめるのはもちろん、音楽プレーヤーを接続していっしょに演奏が楽しめる外部入力端子（ステレオ・ミニ）も備えている。

外形寸法は1361（幅）×345（奥行）×910（高さ）mm（蓋を開けた状態：転倒防止金具を含む）、重量は34kg（専用スタンド込み）。別売りのアクセサリーとして、高さ固定式のピアノ椅子BNC-11（ホワイト、ブラック、ライトチェリー調）が用意される。

◆F-120
価格：オープン
発売日：2011年11月下旬予定

◆F-120 製品詳細ページ
◆ローランド
◆ローランド チャンネル
◆BARKS 楽器チャンネル