ザ・ディセンバリスツ、ツアー終了後は長期間の活動停止状態に
THE DECEMBERISTSは、最新アルバム『THE KING IS DEAD』をプロモートするツアーを終えたら無期限の「とても長い休暇」に入る計画だ。しかし、グループはファンが心配しているような致命的分裂状態になるつもりはないようだ。
「そんな噂はアッサリ消えたよ」とベーシストのNATE QUERYは8/13にサンフランシスコで行なわれるアウトサイド・ランズ・ミュージック&アーツ・フェスティバル出演を前に語った。「活動停止がものすごいことみたいに思われていたようだけど、長いにせよなんにせよ、たんなる休暇だよ。バンドがレコードの間に2,3年間を置くのは普通だろ。ことに、10年以上も活動してるバンドなら。今年はすごく忙しく活動してるから、そんな大ごとだとは思わなかったよ。このレコードが出た今年だからこ頑張って働こうとしてきたんだ」
地元ポートランドに近いマクメナミニス・エッジフィールド・ワイナリーでの8/25,26のコンサートを最後に2,3年はライブも行なわないつもりだというが、「やってみないとわからないけどね。計画としてはTHE DECEMBERISTSをちょっとの間後回しにしておこうと思ってるんだ」
彼らはぎりぎりまで忙しくしているつもりのようだ。THE DECEMBNERISTSは8曲入りの『ITUNES SESSION』をリリースしたばかり。これにはLEONARD COHENの「HEY, THAT’S NO WAY TO SAY GOODBYE」やFRUIT BATSの「WHEN U LOVE SOMEBODY」のカバーが含まれている。
一方、QUERYとバンド仲間のCHRIS FUNKはサイド・プロジェクトのBLACK PRAIRIEに力を入れつつある。「9月にはまたエンジン全開だよ」というQUERY、二人は「新しいレコードの曲に取り組んでおり、この冬にはレコーディングしてみるつもり」だとのこと。また、『STORMINN’ THE BARN』という絵本の劇場版のスコアを書いてもいるそうだ。THE DECEMBERTISTSが休業中に他のシンガー・ソングライターといくつかのEPコラボレーションをする計画もあるという。
◆ニュース提供:ビルボード
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