吉田拓郎、2年ぶりの新曲が配信開始

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吉田拓郎の新曲が6月8日より配信開始となった。

2年ぶりとなる吉田拓郎の新曲は、4月からスタートしているNHK BS時代劇『新選組血風録』の主題歌「慕情」と、ニッポン放送『ショウアップナイター』のテーマ曲「that's it やったね」。どちらも吉田拓郎書き下ろし新曲だ。

NHK BS時代劇『新選組血風録』は司馬遼太郎が原作。1962年に長編『燃えよ剣』を発表した司馬遼太郎が、同年5月から12月に「小説中央公論」で、新選組を題材に15編の短編を連載した。これが短編集『新選組血風録』としてまとめられている。物語は、各話ごとに異なる実在と架空の隊士が主人公となり、おもに土方歳三と沖田総司がストーリーの主要登場人物となり構成されている。

そんなNHK BS時代劇『新選組血風録』の主題歌「慕情」は、NHKプロデューサーから吉田拓郎へのオファーにより実現した。また、今作はNHKドラマの主題歌としては金曜時代劇『大江戸風雲伝』(1994年)以来、17年ぶりとなる武部聡志アレンジ。大きな愛を語った壮大なバラードナンバーになっている。

もう一曲の「that's it やったね」は、ニッポン放送『ショウアップナイター』のテーマ曲。吉田拓郎自身、現在2番組のレギュラーを持つニッポン放送。同局の野球ナイター中継のために2010年に吉田拓郎が書き下ろし、2010年、2011年と2年連続でテーマ曲として起用されているのが、この楽曲だ。勢いのあるロックナンバーは、野球の興奮を音楽で盛り上げている。

◆吉田拓郎 オフィシャルサイト
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