ローランドからスタンドアローンのライブ・コンサート専用48トラック・レコーダー/プレイヤー「R-1000」
ローランドは、専用機ならではの安定動作で高音質録音が可能な48トラック・レコーダー/プレイヤー「R-1000」を、9月上旬から発売する。
ライブ・コンサートで各楽器を個別に収録する「マルチトラック録音」は、DAWソフトを使ったパソコンでの録音が主流となっているが、システムの安定性がパソコンに左右されるため、より確実に、また簡単に録音できるレコーダーが求められていた。それに対するローランドの答えが、「R-1000」。独自技術「REAC(リアック)」を用いた業務用音響機器の新たなラインアップとして追加された48トラック・レコーダー/プレイヤーだ。
「R-1000」は、専用機ならではの安定動作でライブ・コンサートを収録できるレコーダー。タッチパネル・ディスプレイによる直感的な操作で、最大48トラックを高音質録音・再生が可能。録音データの記録メディアは専用のカートリッジ式ハードディスク・ドライブ。500GBの容量で最大約20時間の48トラック同時録音が可能だ。このカートリッジはUSB端子を標準装備しており、収録直後にカートリッジを取り外し、単体でパソコンにダイレクト接続、直ちに編集作業が開始できるのがポイント。従来必要だったコピー作業の手間と時間が不要となるので、大幅なワークフローの改善が実現されるというわけだ。なお、記録メディアにはハードディスクのほか、リムーバブルSSDも利用できる。収録には汎用性の高いBWFファイルを採用。ローランドのCakewalk 「SONAR」をはじめとするさまざまなDAWソフトで編集が可能だ。
また、「R-1000」をミキシング・コンソール「V-Mixer」とREACでデジタル接続すれば、収録だけでなくリハーサルでも活躍する。あらかじめ収録しておいた演奏の音声データを再生することで、ミュージシャン不在でも入念なリハーサルが行える「バーチャルリハーサル」などのアプリケーションを実現する。
6月7日に行われた「ローランド Audio & Visual 新製品発表会 2011」では、4月に発売されたV-Mixerのフラッグシップモデルであるライブ・ミキシング・コンソール「M-480」と「R-1000」を使った活用事例が紹介された。ステージ上では生バンドがライブ・デモンストレーションを披露。M-480によりミキシング、R-1000により録音が行われた。録音されたデータを用いることで、コンサート会場の音響をバンド不在の状況でもできることをアピールした。まさにバーチャルリハーサルの実演というわけだ。さらに、録音されたデータは、Roland V-STUDIO 700を中心としたDAW環境に即座に移動。カートリッジ式ハードディスクドライブをUSB接続することで、すぐにミックス作業が行えることが示された。PAから収録まで、高音質でかつスムーズなワークフローが実現できることが実感できるデモンストレーションとなった。
▲発表会では、ローランドが独自開発したイーサネットによるデジタル音声技術「REAC」を用いた業務用音響機器のラインナップを紹介(写真左)。ステージでのライブ演奏はM-480によるPAミキシングとR-1000による収録が同時に行われた(写真右)。
▲R-1000により収録されたデータを使ったバーチャルリハーサルの事例(写真左)紹介とともに、ライブ直後のDAWによるミキシングのデモンストレーションも(写真右)実演。
▲発表会の会場隣の展示会場にはR-1000とともに、ステージに近い位置でデジタル化を行いREACによる伝送を可能にするステージユニット「S-1608」(写真左)、V-Mixerのフラッグシップモデル「M-480」(写真右)などREAC関連製品が多数展示。
◆R-1000
価格:399,000円
発売日:2011年9月上旬
◆R-1000 製品詳細ページ
◆ローランド
◆ローランド チャンネル
◆BARKS 楽器チャンネル
ライブ・コンサートで各楽器を個別に収録する「マルチトラック録音」は、DAWソフトを使ったパソコンでの録音が主流となっているが、システムの安定性がパソコンに左右されるため、より確実に、また簡単に録音できるレコーダーが求められていた。それに対するローランドの答えが、「R-1000」。独自技術「REAC(リアック)」を用いた業務用音響機器の新たなラインアップとして追加された48トラック・レコーダー/プレイヤーだ。
「R-1000」は、専用機ならではの安定動作でライブ・コンサートを収録できるレコーダー。タッチパネル・ディスプレイによる直感的な操作で、最大48トラックを高音質録音・再生が可能。録音データの記録メディアは専用のカートリッジ式ハードディスク・ドライブ。500GBの容量で最大約20時間の48トラック同時録音が可能だ。このカートリッジはUSB端子を標準装備しており、収録直後にカートリッジを取り外し、単体でパソコンにダイレクト接続、直ちに編集作業が開始できるのがポイント。従来必要だったコピー作業の手間と時間が不要となるので、大幅なワークフローの改善が実現されるというわけだ。なお、記録メディアにはハードディスクのほか、リムーバブルSSDも利用できる。収録には汎用性の高いBWFファイルを採用。ローランドのCakewalk 「SONAR」をはじめとするさまざまなDAWソフトで編集が可能だ。
また、「R-1000」をミキシング・コンソール「V-Mixer」とREACでデジタル接続すれば、収録だけでなくリハーサルでも活躍する。あらかじめ収録しておいた演奏の音声データを再生することで、ミュージシャン不在でも入念なリハーサルが行える「バーチャルリハーサル」などのアプリケーションを実現する。
6月7日に行われた「ローランド Audio & Visual 新製品発表会 2011」では、4月に発売されたV-Mixerのフラッグシップモデルであるライブ・ミキシング・コンソール「M-480」と「R-1000」を使った活用事例が紹介された。ステージ上では生バンドがライブ・デモンストレーションを披露。M-480によりミキシング、R-1000により録音が行われた。録音されたデータを用いることで、コンサート会場の音響をバンド不在の状況でもできることをアピールした。まさにバーチャルリハーサルの実演というわけだ。さらに、録音されたデータは、Roland V-STUDIO 700を中心としたDAW環境に即座に移動。カートリッジ式ハードディスクドライブをUSB接続することで、すぐにミックス作業が行えることが示された。PAから収録まで、高音質でかつスムーズなワークフローが実現できることが実感できるデモンストレーションとなった。
▲発表会では、ローランドが独自開発したイーサネットによるデジタル音声技術「REAC」を用いた業務用音響機器のラインナップを紹介(写真左)。ステージでのライブ演奏はM-480によるPAミキシングとR-1000による収録が同時に行われた(写真右)。
▲R-1000により収録されたデータを使ったバーチャルリハーサルの事例(写真左)紹介とともに、ライブ直後のDAWによるミキシングのデモンストレーションも(写真右)実演。
▲発表会の会場隣の展示会場にはR-1000とともに、ステージに近い位置でデジタル化を行いREACによる伝送を可能にするステージユニット「S-1608」(写真左)、V-Mixerのフラッグシップモデル「M-480」(写真右)などREAC関連製品が多数展示。
◆R-1000
価格:399,000円
発売日:2011年9月上旬
◆R-1000 製品詳細ページ
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◆ローランド チャンネル
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