ジョニー・マー、ザ・クリブスを脱退
ジョニー・マー(G)が、ザ・クリブスから脱退したことを明らかにした。マーは今後、ソロ活動に専念するという。
彼のオフィシャル・サイト(Johnny-marr.com)によると、マーは『Billboard』誌にこう話したそうだ。「新しいソロ・ソングを作っている。この1年かそこいらで2枚のアルバムを出すつもりだ。映画のサウンドトラックももっとやる」「ライアン、ゲイリー、ロスと一緒のツアー、レコーディングは素晴らしかった。そして、『Ignore The Ignorant』(マー加入後、ザ・クリブスがリリースしたアルバム)のことは本当に誇りに思っている。俺たちは、もともと考えていた以上のことをやり遂げた。俺は3人のいい友達を作ったよ」
一方のザ・クリブスも「3ピースに戻る」との声明を発表している。もともと、友人として一緒にプレイし始め、7インチでも出せたら楽しいだろうと思っただけのものが、シングル、EP、アルバムと発展していった――「考えていた以上のことを成し遂げた」というマーの言葉通りだったという。この1年ほどザ・クリブスとしての活動を中断していた際、「ジョニーはソロ・アルバムの制作を始め、そろそろ別々の道を歩むときが来たと感じた」そうだ。落ち込む者はおらず、「みんなにとって、エキサイティングで新しいスタートとなる」と説明している。
マーは2008年に正式にザ・クリブスに参加。4人となったバンドは2009年に4thアルバム『Ignore The Ignorant』をリリースした。
Ako Suzuki, London
◆BARKS洋楽チャンネル