[クロスビート編集部員リレー・コラム] 中嶋編「Punk Goes Series」
プレイン・ホワイト・ティーズやエヴリ・アヴェニュー、アレサナといった人気バンドを輩出してきたインディ・レーベル、フィアレス。同レーベルがリリースしてきたコンセプト・カヴァー・アルバム・シリーズ『Punk Goes』が2010年に10周年を迎えた。それに合わせ近作『パンク・ゴーズ・ポップ3』と『パンク・ゴーズ・クラシック・ロック』がフィアレスのバンドを多く日本でリリースしているトリプルヴィジョンから発売されたので、改めてその魅力を紹介したい。
2000年にスタートしたこの企画は、フィアレス以外も含むパンク/エモ/スクリーモ界隈のアーティストたちが、毎回一つのジャンルの有名曲をカヴァーした音源をコンパイルしたもの。記念すべき1作目『Punk Goes Metal』ではアタリスがスキッド・ロウの「I Remember You」を、AFIがガンズの「マイ・ミッシェル」をカヴァーしている。
今回日本盤化された『パンク・ゴーズ・ポップ3』はタイトル通りメインストリーム・ポップがお題で、アーティスト・ヴァーサス・ポエットによるレディー・ガガ「バッド・ロマンス」、ザ・ワード・アライヴによるカニエ・ウェスト「ハートレス」あたりが聴きどころ。ちなみに過去2作ではイエローカードが歌うミシェル・ブランチ、ザ・スターティング・ラインが歌うジェニファー・ロペスなんてのもあった。選曲から好きなバンドの意外な一面も垣間見れて 楽しい。
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