音源一新、グランドピアノの表現力を追求したヤマハ クラビノーバ「CLP」6機種14モデル
▲最上位機種 CLP-480PE
1983年の発売以来、累計100万台以上が国内で販売されているヤマハの電子ピアノ「クラビノーバ」シリーズ。現在、ピアノレッスンを主な用途とした「CLP」シリーズと多機能型の「CVP」シリーズという2つのカテゴリーの商品がラインナップされているが、今回登場したのは「CLP」シリーズの新製品。「CLP-480PE/480R」、「CLP-470PE/470R」「CLP-440PE/440R/440C/440M」、「CLP-430PE/430R/430C/430M」、「CLP-S408PE」、「CLP-S406B」の6機種14モデルがラインナップされる。品番末尾のアルファベットはそれぞれの外装仕上げを表す。「PE」は黒鏡面艶出し(CLP-480PE)または黒色艶出し、「R」はニューダークローズウッド調、「C」はライトチェリー調、「M」はウォームマホガニー調、「B」はブラックウッド調。また、CLP-S408/S406は奥行きがスリムなタイプのモデルとなっている。
▲スリムモデルの上位機種 CLP-S408PE
音質面では、グランドピアノの表現力に限りなく近づけるべく、ヤマハのグランドピアノづくりの伝統と経験、先進のエレクトロニクス技術を駆使。サンプリングにはヤマハのコンサートグランドピアノの中でも、最も録音に適した1台を選び抜き、熟練の技術者が最高の状態に仕上げたものを使用。音の鳴りはじめから消えるまでの過程を丁寧に収録。タッチの強弱に合わせて無段階に音色が変化し、スタッカートやレガートといった奏法による減衰の違いまで再現できる「RGE音源」を新たにすべてのモデルで搭載、弾いて心地よい音を追求している。
▲操作パネル部をキーカバーで覆ったまま演奏できる「ハーフクローズ」。アコースティックピアノを弾いている気分で演奏可能
さらにはレッスン効果が高く、ピアノ演奏の楽しみを拡げる機能として、新たに全モデルで小音量時でも高音や低音が聴こえやすい「IAC(インテリジェントアコースティックコントロール)機能」、演奏をオーディオファイル(WAVファイル)でUSBフラッシュメモリーに録音できる「USBオーディオレコーダー」機能など、便利な機能が満載されている。
デザイン面では、全モデルで「前脚」を備え、ピアノ本来のたたずまいや演奏時の本体の安定性を向上。また、スリムモデル以外では操作パネル部をキーカバーで覆ったまま演奏できる「ハーフクローズ」を採用、アコースティックピアノを弾いている気分で演奏できるよう配慮されている。
2月28日に都内で開催された製品発表会にはゲストとして、ピアニスト、作・編曲家、プロデューサーとして活躍する塩谷哲氏が登場し、新クラビノーバCLPシリーズの演奏を披露、ヤマハの開発者を交えたトークセッションも行われた。塩谷哲氏は、「インスピレーションが湧く音」「クラシカルな表現、ラテン的なリズムを作る打楽器としてのピアノ、ハーモニーとグルーヴを聴かせるようなジャジーな曲など、何を弾いても気持ちについてきてくれるのが今までの電子ピアノにないところ」と絶賛。また、「タッチがいままでの楽器とぜんぜんと違う。ニュアンス・音色・ペダル・鍵盤の重さが忠実に再現されている。ピアノにはない機能を活用すれば教育的のための楽器としても使える」と、新モデルのよさをアピールした。
◆CLP-480PE
価格:451,500円
発売日:5月1日(日)
◆CLP-480R
価格:388,500円
発売日:4月1日(金)
◆CLP-470PE
価格:315,000円
発売日:5月1日(日)
◆CLP-470R
価格:283,500円
発売日:4月1日(金)
◆CLP-440PE
価格:257,250円
発売日:5月1日(日)
◆CLP-440R/440C/440M
価格:225,750円
発売日:4月1日(金)
◆CLP-430PE
価格:204,750円
発売日:5月1日(日)
◆CLP-430R/430C/430M
価格:173,250円
発売日:4月1日(金)
◆CLP-S408PE
価格:325,500円
発売日:6月1日(水)
◆CLP-S406B
価格:257,250円(245,000円)
発売日:7月1日(金)
◆クラビノーバ CLPシリーズ 製品詳細ページ
◆プレスリリース
◆ヤマハ
◆BARKS 楽器チャンネル
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