誰でもオリジナル曲がカンタンにできるエントリーモデル「Singer Song Writer Start」

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インターネットは、音楽作成ソフト「Singer Song Writer シリーズ」のエントリーモデルとして「Singer Song Writer Start」を発売する。

「Singer Song Writer Start」は、手軽に音楽を始めてみたい、楽器の知識も少なく楽器の演奏もむずかしいといった人でも、安心して楽しく手軽に音楽作りを始められる、シンプルな機能で低価格を実現した音楽作成ソフト。

パソコンにマイクをつないで鼻歌でメロディ入力できるほか、メロディのコード進行を自動判定して、アレンジデータやオーディオループ素材&MIDIフレーズ素材を選べば、マウス操作とイメージ重視で伴奏が作成できる。また、オーディオトラックには、「VOCALOID2 がくっぽいど」などボーカル音源で作成したオーディオデータの読み込みやギターなど生演奏のレコーディングも可能だ。


デジタルオーディオプレーヤーなどでも聴けるMP3などオーディオデータに保存したり、楽譜に印刷なども可能。BGM生成機能では、ビデオ編集などのBGMもボタンひとつで作れるのもポイントだ。また、安心して始められるよう、課題曲を仕上げる過程で操作方法を解説する解説ムービーが収録されているのもうれしいところだ。

音源には、902種類の楽器音と26種類のドラムセットを備えたRoland VSCのSinger Song Writer専用版を内蔵、パソコンだけで演奏が可能だ。もちろん、外部のMIDIキーボードをつなげば演奏のレコーディングも行える。同梱するインターネット開発のオーディオドライバを使用すればASIO非対応のオーディオインターフェースでも、外部MIDIキーボードから遅延を抑えた演奏や入力が行えるのもありがたい。

「Singer Song Writer」には、最上位モデルのProfessionalをはじめ、Standard、Liteといったラインナップがあるが、今回のStartはよりエントリーユーザー向けにオーディオを中心に機能をしぼったものとなっている(オーディオトラックは4本、エフェクトなし)。MIDIに関してもエディタがスコア(譜面)のみとなるものの、アレンジ機能を使って手軽に楽曲が制作できるというシリーズのエッセンスは十分に楽しめる内容だ。約50ジャンル200種類のアレンジデータはすでにほかのDAWソフトを使っているユーザーにも魅力なはず。同社サイトには各モデルの機能比較表もあるので、そちらも参考にどのモデルを選択するか検討しよう。

◆Singer Song Writer Start
価格:オープン価格(店頭想定売価 8,925円)
発売日:2011年3月18日

◆Singer Song Writer Start 製品詳細ページ
◆インターネット
◆BARKS 楽器チャンネル
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