ケルティック・ウーマン、映画『プリンセス トヨトミ』エンディング曲を書き下ろし

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ケルティック・ウーマンが5月28日全国東宝系ロードショーとなる映画『プリンセス トヨトミ』のエンディング・テーマに起用されることになった。2005年のデビュー以来、全世界で350万枚以上のアルバムを売り上げ、コンサートに合計100万人以上を動員しているケルティック・ウーマンだが、意外にも映画のために歌うのは今回がはじめてだ。

◆ケルティック・ウーマン画像

『プリンセス トヨトミ』は万城目学のベストセラー小説を原作として、堤真一、綾瀬はるか、岡田将生、中井貴一他豪華なキャストも話題の映画。日本からのオファーを受けたケルティック・ウーマンは、映画のイメージに共感し快諾。映画製作チームと共に1から楽曲制作を開始し、映画の内容に沿った完璧な楽曲「Princess Toyotomi~永遠の絆(きずな)」を生み出したという。

映画プロデューサー土屋健氏は、ケルティック・ウーマンの起用について説明する。「映画『プリンセス トヨトミ』は、400年続く壮大な歴史を背景に物語が描かれています。その映画の世界観を集約するエンディングは、美しく、優しい女性ボーカルで包みたいと思っていました。ケルティック・ウーマンのアイルランド古城で行なった野外ライヴDVDを観たときに、彼女たちの楽曲の世界観と今回映画の音楽を担当する佐橋俊彦氏の世界観、さらに彼女達の母国への思いと、この映画のテーマとなる“人々の歴史”に相通ずるものを感じ、この映画のエンディング・テーマをお願いしました。そして届いたケルティック・ウーマンの歌声はイメージ通りの素晴らしいものでした」。まさしく同じ世界観をもつ者同士が偶然出会い、海を越えてのコラボレーションが成立したというわけだ。

今回のコラボレーションの実現をメンバーのクロエはこう語る。「ケルティック・ウーマンとして映画音楽に携わるのはこれが初めてのことなので、とてもワクワクしています。はじめてこの曲を聴いた時からスタジオで録音するまで、全てが初めての経験だったので、何もかもが新鮮でドキドキしました。映画館でエンドロールを見ながら自分の歌声が流れてくるのが昔からの夢だったんですもの!」

「Princess Toyotomi~永遠の絆(きずな)」は5月25日発売のケルティック・ウーマンのニュー・アルバム『ビリーヴ~永遠の絆(きずな)』に収録される。アルバムは「人と人との絆」をコンセプトにしており、2006年にフィギュア・スケートの荒川静香選手のエキシビション使用曲として話題になった「ユー・レイズ・ミー・アップ」他、ケルティック・ウーマンのこれまでの人気曲と「星に願いを」「ブラームスの子守歌」他、耳なじみのある癒しの新曲を織り交ぜた内容になる。

◆ケルティック・ウーマン・オフィシャルサイト
◆洋楽チャンネル
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