蒼井優&ももちひろこ、「私は頑固だと思います(笑)」
2月11日に公開となる江口洋介・蒼井優初共演映画『洋菓子店コアンドル』、この作品の主題歌に、デビュー前の無名新人シンガーソングライターももちひろこの楽曲「明日、キミと手をつなぐよ」(2月9日発売)が抜擢されたことは、先にお伝えしたとおり。
◆『洋菓子店コアンドル』予告編映像
ももちひろこと蒼井優が同郷の福岡出身ということもあり、映画公開を前に、同世代・同郷の2人の対談が行なわれた。「明日、キミと手をつなぐよ」でメジャーデビューを果たすももちひろこは初めは緊張しきりだったものの、蒼井優にリードされ映画や音楽の話題はもちろん、次第に2人の地元福岡トークに。福岡出身の女性の共通点…とは?思わず本音トークも飛び出した。
──蒼井さん、主題歌を聞いてみていかがでしたか。
蒼井優:ご本人を前に感想を言うのも失礼な話かもしれないのですが、『洋菓子店コアンドル』という映画にすごくぴったりだと思いました。すーっと映画に寄り添って下さっていて、主題歌が流れはじめたときと流れる前の境が気にならないような。でもエンディングに向けて登場人物たちのその後についてわくわくさせてくれるような感じもあって、ひとつの映画としてきれいにラッピングしていただいいてよかったと思いました。
ももちひろこ:ありがとうございます。
──ももちさんは映画をご覧になってから歌詞を書き下ろしたんですよね。
ももちひろこ:江口洋介さんが演じていた役柄が、私がオーディションに落ち続けていた頃の自分と重なって、蒼井さんが演じていた“なつめ”は私の幼なじみの子と似ていたんです。ガンガン言うところとかが(笑)。オーディションに落ち続けていた頃の私にその子が「逃げてるだけでしょ。逃げるな!」って怒ってくれたのですが、そこが映画のなかで“なつめ”が「逃げないでください!」って言うところに重なって。そこからとっかかりができて、歌詞ができていきました。だから蒼井さんの感想はすごくうれしいです。
──歌詞のなかでも特に思い入れの強いところはありますか。
ももちひろこ:「きっと幸せになれる」というキャッチフレーズが映画についていたので、幸せって一体何なんだろうって考えてみたときに、自分を思ってくれる大事な人を自分もちゃんと思いながら、手をつないで歩いていくことかなと思ったんです。そこから<指先にしあわせを込めて 明日、キミと手をつなぐよ>という歌詞が浮かびました。
──最近、幸せを感じた瞬間は?
蒼井優:私、しょっちゅう幸せを感じてるんです(笑)。本当にここ2~3年すごくいい出会いばかりで、そういう人たちと時間があるときはごはんを食べたり、友だちのお店に遊びに行ったり、旅行に行ったり、毎日楽しいですね。みんなと一緒にものを作っていることも、話をすることも楽しいので、本当に恵まれているなぁと思います。ももちさんはどうですか?
ももちひろこ:私は今までひとりでストリートで活動していたので、みんなで作品を作るということに幸せを感じています。気持ちを共有できる空間にいられることが幸せです。
蒼井優:いいねいいねって言い合うだけではなくて、お互いに厳しい面も持ちながらものを作っていける関係は理想的ですよね。強い意志を持っている人が周りにいると、自分もより強くなれるし、人と人が一緒にいる意味がちゃんとあるなって、最近すごく思います。…って、最近行ったお寿司屋さんのトイレに書いてありました(笑)。そういうことを友だちと話しているときにトイレに行ったらちょうどよくあったんです(笑)。店主の方が書いたらしいです。
話は次第に2人の出身地である福岡トークに。東京に出てきた頃は戸惑うことも多かったが、自分の意識を変えたら東京も福岡と同じように温かい人がたくさんいることに気づけたという蒼井優。ももちひろこは福岡との違いとして「歩くスピードが速くてみんな忙しそう」との感想を抱いた様子。同郷・同世代の女性としての本音トークが繰り広げられた。
──福岡の女性の気質に共通点はありますか。
ももちひろこ:強い女性が多いと思います。
蒼井優:福岡の女性って三歩下がって男の人をたてる、というイメージもあると思うのですが、実は後ろに下がるというよりも…
ももちひろこ:ガッツがあって自分を持っている人が多いですよね。
蒼井優:そうそう!私の周りも折れない人が多いです(笑)。これ!っていうものに対して突き進む力がある人が多いですよね、九州の女性には。人の意見を聞かないわけではないけど、「でも私はこう思う」っていうディスカッションが九州出身者同士だとできるような気がします。
ももちひろこ:私も自分のことを頑固だと思います(笑)。
蒼井優:私も頑固だと思います。そう見えなさそうだけど頑固、っていう人が多いですよね。
蒼井優も絶賛した主題歌「明日、キミと手をつなぐよ」は2月9日(水)発売、映画『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金・祝)全国ロードショーとなる。
『洋菓子店コアンドル』
甘くない人生に、ときどきスイーツ。きっと幸せになれる。伝説のパティシエと呼ばれながら、ある“悲しい過去”によりスイーツ界から身を引いた十村。彼は、昔馴染みの依子が経営する洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で、恋人を追って上京したケーキ屋の娘なつめと偶然出会う。「コアンドル」で一生懸命に働き始めるなつめの姿に、十村の心は動かされていくのだが…。
主演:江口洋介、蒼井優
出演:江口のりこ、尾上寛之、粟田麗、山口朋華、ネイサン・バーグ、嶋田久作、加賀まりこ、鈴木瑞穂、佐々木すみ江、戸田恵子
監督:深川栄洋
脚本:いながききよたか・深川栄洋・前田こうこ
音楽:平井真美子
主題歌:「明日、キミと手をつなぐよ」ももちひろこ
製菓総合監修:上霜考二(アグネスホテル東京ル・コワンヴェール)
特別協力:辻調グループ校
製作:「洋菓子店コアンドル」製作委員会
企画・制作:アルケミー・プロダクションズ
制作プロダクション:ウィルコ
配給:アスミック・エース
2010 日本/カラー/115 分/ビスタサイズ/DTS ステレオ
(C)2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会
公式サイト:www.coin-de-rue-movie.com
2月11日(金・祝)新宿バルト9 ほか全国ロードショー
◆ももちひろこオフィシャルサイト
◆ももちひろこレーベルサイト
◆映画『洋菓子店コアンドル』オフィシャルサイト
◆『洋菓子店コアンドル』予告編映像
ももちひろこと蒼井優が同郷の福岡出身ということもあり、映画公開を前に、同世代・同郷の2人の対談が行なわれた。「明日、キミと手をつなぐよ」でメジャーデビューを果たすももちひろこは初めは緊張しきりだったものの、蒼井優にリードされ映画や音楽の話題はもちろん、次第に2人の地元福岡トークに。福岡出身の女性の共通点…とは?思わず本音トークも飛び出した。
──蒼井さん、主題歌を聞いてみていかがでしたか。
蒼井優:ご本人を前に感想を言うのも失礼な話かもしれないのですが、『洋菓子店コアンドル』という映画にすごくぴったりだと思いました。すーっと映画に寄り添って下さっていて、主題歌が流れはじめたときと流れる前の境が気にならないような。でもエンディングに向けて登場人物たちのその後についてわくわくさせてくれるような感じもあって、ひとつの映画としてきれいにラッピングしていただいいてよかったと思いました。
ももちひろこ:ありがとうございます。
──ももちさんは映画をご覧になってから歌詞を書き下ろしたんですよね。
ももちひろこ:江口洋介さんが演じていた役柄が、私がオーディションに落ち続けていた頃の自分と重なって、蒼井さんが演じていた“なつめ”は私の幼なじみの子と似ていたんです。ガンガン言うところとかが(笑)。オーディションに落ち続けていた頃の私にその子が「逃げてるだけでしょ。逃げるな!」って怒ってくれたのですが、そこが映画のなかで“なつめ”が「逃げないでください!」って言うところに重なって。そこからとっかかりができて、歌詞ができていきました。だから蒼井さんの感想はすごくうれしいです。
──歌詞のなかでも特に思い入れの強いところはありますか。
ももちひろこ:「きっと幸せになれる」というキャッチフレーズが映画についていたので、幸せって一体何なんだろうって考えてみたときに、自分を思ってくれる大事な人を自分もちゃんと思いながら、手をつないで歩いていくことかなと思ったんです。そこから<指先にしあわせを込めて 明日、キミと手をつなぐよ>という歌詞が浮かびました。
──最近、幸せを感じた瞬間は?
蒼井優:私、しょっちゅう幸せを感じてるんです(笑)。本当にここ2~3年すごくいい出会いばかりで、そういう人たちと時間があるときはごはんを食べたり、友だちのお店に遊びに行ったり、旅行に行ったり、毎日楽しいですね。みんなと一緒にものを作っていることも、話をすることも楽しいので、本当に恵まれているなぁと思います。ももちさんはどうですか?
ももちひろこ:私は今までひとりでストリートで活動していたので、みんなで作品を作るということに幸せを感じています。気持ちを共有できる空間にいられることが幸せです。
蒼井優:いいねいいねって言い合うだけではなくて、お互いに厳しい面も持ちながらものを作っていける関係は理想的ですよね。強い意志を持っている人が周りにいると、自分もより強くなれるし、人と人が一緒にいる意味がちゃんとあるなって、最近すごく思います。…って、最近行ったお寿司屋さんのトイレに書いてありました(笑)。そういうことを友だちと話しているときにトイレに行ったらちょうどよくあったんです(笑)。店主の方が書いたらしいです。
話は次第に2人の出身地である福岡トークに。東京に出てきた頃は戸惑うことも多かったが、自分の意識を変えたら東京も福岡と同じように温かい人がたくさんいることに気づけたという蒼井優。ももちひろこは福岡との違いとして「歩くスピードが速くてみんな忙しそう」との感想を抱いた様子。同郷・同世代の女性としての本音トークが繰り広げられた。
──福岡の女性の気質に共通点はありますか。
ももちひろこ:強い女性が多いと思います。
蒼井優:福岡の女性って三歩下がって男の人をたてる、というイメージもあると思うのですが、実は後ろに下がるというよりも…
ももちひろこ:ガッツがあって自分を持っている人が多いですよね。
蒼井優:そうそう!私の周りも折れない人が多いです(笑)。これ!っていうものに対して突き進む力がある人が多いですよね、九州の女性には。人の意見を聞かないわけではないけど、「でも私はこう思う」っていうディスカッションが九州出身者同士だとできるような気がします。
ももちひろこ:私も自分のことを頑固だと思います(笑)。
蒼井優:私も頑固だと思います。そう見えなさそうだけど頑固、っていう人が多いですよね。
蒼井優も絶賛した主題歌「明日、キミと手をつなぐよ」は2月9日(水)発売、映画『洋菓子店コアンドル』は2月11日(金・祝)全国ロードショーとなる。
『洋菓子店コアンドル』
甘くない人生に、ときどきスイーツ。きっと幸せになれる。伝説のパティシエと呼ばれながら、ある“悲しい過去”によりスイーツ界から身を引いた十村。彼は、昔馴染みの依子が経営する洋菓子店「パティスリー・コアンドル」で、恋人を追って上京したケーキ屋の娘なつめと偶然出会う。「コアンドル」で一生懸命に働き始めるなつめの姿に、十村の心は動かされていくのだが…。
主演:江口洋介、蒼井優
出演:江口のりこ、尾上寛之、粟田麗、山口朋華、ネイサン・バーグ、嶋田久作、加賀まりこ、鈴木瑞穂、佐々木すみ江、戸田恵子
監督:深川栄洋
脚本:いながききよたか・深川栄洋・前田こうこ
音楽:平井真美子
主題歌:「明日、キミと手をつなぐよ」ももちひろこ
製菓総合監修:上霜考二(アグネスホテル東京ル・コワンヴェール)
特別協力:辻調グループ校
製作:「洋菓子店コアンドル」製作委員会
企画・制作:アルケミー・プロダクションズ
制作プロダクション:ウィルコ
配給:アスミック・エース
2010 日本/カラー/115 分/ビスタサイズ/DTS ステレオ
(C)2010『洋菓子店コアンドル』製作委員会
公式サイト:www.coin-de-rue-movie.com
2月11日(金・祝)新宿バルト9 ほか全国ロードショー
◆ももちひろこオフィシャルサイト
◆ももちひろこレーベルサイト
◆映画『洋菓子店コアンドル』オフィシャルサイト