福岡で活動するシンガーソングライターももちひろこ、映画主題歌に抜擢

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今も福岡の路上でパフォーマンスを続ける、ももちひろこという21歳のシンガーソングライターがいる。そんなデビュー前の新人が映画『洋菓子店コアンドル』(主演:江口洋介、蒼井優、監督:深川栄洋)主題歌の抜擢を受けた。

◆ももちひろこ画像

福岡の出身地百道(ももち)に由来する名前を掲げる彼女は、2009年に実施された新星堂創業60周年を記念した新人オーディション<CHANCE!09>で応募総数1000組の中からグランプリに輝いたアーティストだ。

グランプリを獲得した以降も、上京せず地元を愛し地道に福岡で音楽活動を続けていた彼女だが、その歌声が主題歌を歌ってくれる女性アーティストを探していた同映画のプロデューサーの耳に止まり、デビュー前からタイアップが決まるというシンデレラストーリーが生まれたのだ。

「わたしたちが作ってきた2時間のストーリーをやさしく包み込んでくれる。そんな歌です。」──蒼井優

「あるフレーズが僕のササクレタ心に引っ掛かりました。『繰り返す毎日の中で、見失いそうになる』という言葉。それは何を指すんだろう?前に前に進もうとする若い『エネルギー』と、『その先に何があるの?』と、先に進むことを拒みたくなる現代っ子の自分。映画が終わると流れてくる主題歌は、好きではありません。夢の中で生きていたのに、目を覚ましなさいと号令がなる装置。でも、この曲は違う。もう、外の世界に出ておいで…と優しい気持ちで迎えられました。」──深川栄洋監督

「こんな素敵なお話をいただけて本当に嬉しいです。この曲は映画の中の身近な存在のおかげで少しずつ前を向いていく十村さん(江口洋介演じる主人公)に自分を重ねながら作りました。この曲を聞いて地元・福岡の皆さんや、たくさんの方に大切な人とのつながりをもう一度再確認してもらえたらしあわせです。」──ももちひろこ

現在も福岡市内のストリート、カフェ、ライブハウスでライブをしながら、自らファンクラブの会員を募ったり、福岡の地場企業にて「ももちひろこサポーターズカンパニー」を募集したりと、地元で精力的の活動を続けているももちひろこだが、デビューに先駆けて、12月にプレデビュー盤として福岡市内限定のシングル「and I...」のリリースが決定となった。

映画主題歌を担うメジャーデビューシングル「明日、キミと手をつなぐよ」は、2011年2月9日発売となる。

「明日、キミと手をつなぐよ」
2011年2月9日発売
※映画『洋菓子店コアンドル』主題歌

◆ももちひろこオフィシャルサイト
◆ももちひろこレーベルサイト
◆映画『洋菓子店コアンドル』オフィシャルサイト
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