あまりに突然のゲイリー・ムーア急逝に、衝撃走る

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2月7日朝、BARKSよりゲイリー・ムーア急逝の訃報を発信、あまりに突然の知らせに、全国の洋楽ファン、ギタリストに衝撃が走っている。

◆速報「ゲイリー・ムーア、死去」

ゲイリー・ムーアは、休暇先のスペイン、コスタ・デル・ソルのエステポナにある高級ホテル「Kempinski Resort Hotel」の一室で、現地時間2月6日(日)早朝に死亡したとの訃報が飛び込んできた。マネジメントにも確認がとれ、日本の所属レーベルであるビクターエンタテインメントからも、正式なアナウンスが報じられた。享年58歳。

同日夜、ゲイリーの遺体はスペイン国内のマラガという都市に移され、検死が行なわれ、死因の特定を急いでいるという。やはり眠っている間に亡くなっていたとのことだ。

元シン・リジィのブライアン・ダウニー(Dr)は、「本当にショックだ。ゲイリーとは、彼がPLATFORM THREEに在籍していた1967年以来の知り合いで、それからはずっと素晴らしい友人だった。シン・リジィを離れてから、2006年にもう一度彼と共演できて、とても嬉しかった。ゲイリーはいつも私やファンの心の中にいるだろう。彼が逝ってしまったなんて信じられないよ」と、メッセージしている。

2008年10月にリリースされたオリジナルアルバム『BAD FOR YOU BABY』がゲイリー・ムーアの遺作となってしまった。豪腕と繊細さを併せ持ち、天才的なひらめきと超人的なテクニックで、ストラトもレスポールも極上の音色で泣かせ続けた至宝のギタリストが、次なるステージに旅立ってしまった。合掌。

『バッド・フォー・ユー・ベイビー』
2008年10月22日発売
VICP-64527

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