Al Familia波紋、警察取調中にツイート

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あるバンドの異常な行動に続き、メンバーの1人がさらなる余波を呼んでいる。

今月6日に、渋谷スクランブル交差点にて「売名」と自ら称しクラシック風の音楽に乗せ、札束を撒き散らかしながら過激なライブを行い、物議を呼んだバンドAL familia(あるふぁみりあ)。

その後、警察に出頭したメンバー兼事務所代表の濱ハニ(サンプラー)の言動が記者達の間で話題となった。

多くのフラッシュを浴びつつ、元首相の仮面を被り囚人服を模した布を纏った風貌は冬の渋谷で異様な雰囲気を放っていたが、それ以上に本人の意外なキャラクターが注目された。

まず、出頭後に交番から渋谷署にパトカーで護送中にも関わらず、twitter上で「交番から警察署に移動中なう。警察官いい男多すぎ…」、「タクシー…ではなくパトカーで、両手に華でエスコート..護送中。ここはもはやホストクラブ?いや、すいません..」などと呟く。

しかし、そういった発言もそこで止まらず、警察署到着後も、
「取り調べ中なう@渋谷警察署。婦警さんもキレイだぞ」
と矢継ぎ早に投稿。最終的には、
「私、身元引受人がいない乙」と自虐的に呟く。

処分保留で釈放された後も、警察署で書いたという上申書をブログを公開したり、そもそも捕まる前日には、こうなることを予想してか、囚人服を着て自らのバンドのCDをしたたかに宣伝していた。

本人は取調べを担当した交通課の捜査官をいたく気に入ったようで熱烈なアプローチを現在ブログで繰り広げている。

AL familia(あるふぁみりあ)は、2009年に結成され、ピアノを中心とした鋭利なサウンドで話題のロックバンド。さらにここ最近では、金バラ撒きライブなど攻撃的なイベントで、10代の若者を中心に急激な人気を集めている。また、彼らのクラシック風な独自のサウンドと、自由奔放なキャラクターは、ロックの本場アメリカにも知れ渡り、2011年5月にはシカゴの「The VIC」を皮切りにした5ヶ所のツアーも決まるなど、今後この規格外バンドの身辺が何かと騒がしくなりそうだ。

◆AL familia スペシャルサイト
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