SPYAIRのニコ動生中継、視聴者数が2万人超え

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12月3日(金)に渋谷BOXXで東京初ワンマン・ライヴを行なったSPYAIR。同日のライヴはニコニコ動画で生中継され、視聴者数が2万人を超える反響を呼んだ。

◆SPYAIR 画像

この日のライヴはチケットが即日完売していたことから、チケットを入手できなかった多くのファンのためにニコニコ動画での生中継を実施。当日は、ライヴ開始の約1時間前となる18:10より、DJ ENZEL☆の司会で放送が始まり、開始から数分で視聴者数は1万人を突破した。ライヴまでの1時間は、音楽チャンネルMUSIC ON! TVで11月からまった初のTVレギュラー番組「5リオシ!」(毎月第4土曜日22:00-22:30 O.A.)や、舞台裏の模様もなども中継された。

そして、すし詰め状態の会場内にSEが鳴り、いよいよライヴ開演のときがきた。

彼らの真骨頂であるラウドな「ノンフィクション」で始まり、間髪入れずにインディーズ時代の代表曲「ジャパニケーション」が始まるやいなや、オーディエンスはヒートアップ。実は、メンバー自身が東京初のワンマンに先立ち、サプライズで開場前のファンの前に現われて交流していたことで、すでにオーディエンスのテンションは上昇していたのだ。続けざまにもう1曲インディーズ時代にリリースしたシングル曲「感情ディスコード」を叩き込むと、会場全体が揺れ出し、その後に繰り出される未発表曲にも観客は完璧に付いてくる。

ヴォーカルのIKEとDJ ENZEL☆が徹底的に会場を煽り続けた序盤に続き、音源化は未発表ながらもライヴで演奏し続けている「Winding Road」、さらにアコースティック・セットではインディーズ時代の代表的なバラード「TO」を披露。IKEの圧倒的なヴォーカル力を再確認させたアコースティック・パートのラストに「I’ll BE THERE」を演奏すると、既にバンド界隈では演奏力が話題となり始めているKENTAのドラム・ソロがスタート。圧倒的なスキルで前半を締めくくった時点で、ニコ動の視聴者数は2万を越えていた。

後半は、ドラム・ソロ明けにいきなりIKEの歌で始まるライヴ定番曲「OVER」からスタート。頭の歌い出しから再び、会場のテンションがブチ上がり、ラストの最新シングル「Last Moment」まで駆け抜け、本編が終了(ここでニコ動の生放送は終了)。間髪入れずに始まったアンコールでは、メジャー・デビュー・シングル「LIAR」、そして彼らのライヴのラストを飾る楽曲としてファンにはお馴染みの「SINGING」で締めくくり、記念すべき東京初ワンマンを完全燃焼で終えた。

全15曲、約90分。叩き込む様に駆け抜けたライヴは、熱狂と狂気が渦巻く異空間だった。既に各所のイベント・ライヴへの出演で、彼らの演奏力の高さは多くの人が知るところとなっているだろうが、名古屋から上京し、東京での初めてのワンマン・ライヴとなったこの日のステージは、関係者たちの度肝を抜くほどの演奏力と歌唱力、期待以上のパフォーマンスを見せた。改めて噂される「2011年に必ずブレイクするであろうアーティスト」という称号が間違いでないことを証明するかのようだった。

2011年3月21日(月・祝)には、渋谷クラブクアトロにて東京での2回目のワンマン・ライヴを行なうSPYAIR。12月21日(火)に渋谷クラブクアトロで開催するBARKSのサイト開設10周年記念イベント<BARKS LIVE[10周年感謝祭]vol.2>に出演することが決定しており、このイベントでもどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、ぜひ注目していていただきたい。

<BARKS LIVE[10周年感謝祭]vol.2>
2010年12月21日(火)渋谷CLUB QUATTRO
【出演】
キノコホテル/SPYAIR/Hundred Percent Free/MAN WITH A MISSION (50音順/出演順ではありません)
18:00開場/19:00開演
チケット:¥2800(税込み)
12月5日より一般発売開始
◆チケット詳細&購入ページ

New Single「Last Moment」
2010年12月1日発売
1.Last Moment
2.哀より愛し[re-mastering]
3.ノンフィクション
4.Just Like This
初回生産限定盤:AICL-2207~AICL-2208/¥1,500(tax in)
通常盤:AICL-2154/¥1,200(tax in)
BLEACH盤/期間限定:AICL-2210/¥1,300(tax in)

◆SPYAIR オフィシャルサイト
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